鎌倉散策 ( 朝比奈切通、十二所果樹園展望台 約 149m ) 2019.4.5 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 4】

『 節点 久木−4 神奈川県内広域水道企業団 』 と彫られた金属が埋め込まれた標石を過ぎると、下りが続くようになる。
やはり丁字路を左へ進むべきだったと思いつつも、意地が邪魔をして引き返す切っ掛けが掴めず、ドンドン下ってしまう。

やがて、送電線の鉄塔の横を通過したところで道はほぼ平らとなるものの、その先でまた下りが現れる。
ここを下ってしまうと戻るのがやっかいだなと思いつつフト見上げると、斜面に並ぶ鎌倉霊園の墓石群がかなり近くに見えるではないか。

こうなればもう観念せざるを得ず、間違いを認めて来た道を戻ることにする。時刻は 12時33分。

丁字路には 12時38分に戻り着く。
ロスした時間はわずか 13分ほどではあるが、ドンドン下ってしまった道の登り返しが辛く、しかも花粉症の薬を飲んでいるためか、ノドの粘膜がやたらと乾き、苦しい。
冒頭で述べたように飲み物を買い忘れたことが痛い。

丁字路から先は、こちらもほぼ平らな道が続く。
すぐに右手の展望が開けて、ボンヤリではあるものの箱根の山々が見えてくる。
写真 中央最奥やや右寄りに大きな山が見えているが、これは左から駒ヶ岳、神山と冠ヶ岳と続く稜線が一つの山に見えているのである。

右下へと下る斜面を横切っている、ほぼ平らな道を進む。
歩きやすいので順調に足が進むが、一つ心配なのは全く標識などがないことである。

と思ったら、緩やかな下りが続いた先に 『 ← 朝比奈切通・熊野神社 / 東朝比奈・三信住宅 → 』 と書かれた標識が現れる。
時刻は 12時43分。

標識に書かれている行き先は 1つなのだが、実はここは三叉路になっているため、また迷ってしまう。
ただ、東朝比奈への道は大きく左に曲がって東の方へと延びているため、ここは何も書かれていない右の道 (南へと進む) を選ぶ。
先ほどの二の舞にならないよう、ここは方角を重視した次第である。

少し足下が抉れた赤土の斜面を登る。
すぐに道は平らになるが、足下が少し荒れ気味なのが気になるところである。

左手の少し高いところに鉄塔を見た後、少し進むと、前方に単管パイプで作られた手すりが見えてくる (写真)
道はここで手すりに沿って右に登っていく道と、まっすぐ左に進む道に分かれる。時刻は 12時46分。

ここにも標識はないが、高いところを目指しているはずなので、右へと進み階段状の道を登る。

すぐに道は平らになった後、緩やかに下って行く。
道は左へと下る斜面を横切って進む。
すぐに左下から道 (一応、単管パイプで入れないようにしてある) が合流するが、この道は先ほどの分岐における左の道と思われる。

この合流点では、木々の間から下方にズラリと並ぶ住宅の屋根を見ることができる。
恐らく先ほどの分岐に書かれていた 『 三信住宅 』 であろう。

そして、その屋根が連なるずっと先には、海が見えるとともに、海の手前に赤いクレーンが見えている。
日産追浜工場や住友重機の横須賀製造所と思われる。

アズマネザサ ? (あるいは女竹) が左右に生える中を進む。
道は小さなアップダウンがあるものの、ほぼ平らと言って良く、歩きやすい。

ただ、目指す十二所果樹園への道を間違いなく進んでいるのかが気掛かりである。
事前にこのルートを通った人の記録を読んで、簡単に目的地まで到達できる感じを受けていたため、このように道の選択肢がたくさん出てきて、意外に距離があるルートに若干戸惑う。



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