鎌倉散策 ( 朝比奈切通、十二所果樹園展望台 約 149m ) 2019.4.5 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 3】

しかし、少し下りが続くようになったことから、熊野神社分岐へと戻る際にここを登り返すのが少々煩わしいと考え、 下るのを止めて戻ることにする (この辺が、足にやや不安を抱えているためのネガティブ発想)

なお、帰宅後調べると、この先には また左右の岩壁が迫っている、如何にも切通らしき場所があるとのこと。
それならばもう少し進むべきであった。反省。

熊野神社分岐には 12時13分に戻り着く。
写真では、左に進めば熊野神社、鎌倉は右であり、先に述べた石の道標に刻まれている方向指示は、こちら側から見た場合のものになる。

左に道をとって熊野神社へと向かう。

少し登ればすぐに道は平らになる。
周囲にはスギの他、スダジイなどが見られるようになって、今までの切通とは全く雰囲気の違う歩きやすい道が続く。

やがて道は 2つに分かれるが、その分岐には 『 右 熊野神社 』 と彫られた立派な導標が立っている。
右へと進み、神社の境内の一角という雰囲気を醸し出している杉林の中を左に緩やかにカーブしながら進んでいくと、やがて前方に金属製の手すりらしきものが見えてくる。

また、右上を見れば、斜面の先に立派な社殿が見えている。

手すりの所から道は右に曲がるとともに、そこからはコンクリート造りの熊野神社参道となって、その先に鳥居、階段、そして社殿が見えている。

この熊野神社は、源頼朝が朝比奈切通の開削に際し、鎌倉の鬼門に当たるこの地に守護神として熊野三社大明神を勧請したものとのことであり、 元禄年間 (1688年 〜 1704年) に再建され、安永及び嘉永年間にも修築が行われているとのことである。

なお、今の本殿の竣工は昭和54年とのことであるから、今の状態は 40年前にできたもので、まだ全体的に新しい。

鳥居を潜り、石段を昇る。
昇り着いたところには背の低い鳥居が立っており、その後方に立派な社殿が見えている (写真)
この社殿が本殿かと思ったら、驚いたことにこの建物は拝殿で、本殿は拝殿のさらに後方へと続く斜面途中にあるようである。
時刻は 12時19分。

もっと質素で小さな神社を想像していたことから、参道、鳥居、社殿の立派さ、そして神社全体の規模には少々ビックリする。
この立派さ故であろうか、さらには無人の神社であるにも拘わらず良く手入れが為されているからであろうか、社殿は結構新しいものであるものの、静寂の中、厳かな雰囲気を漂わせている。

拝殿に参拝した後、右手にある石段を昇って、本殿へと向かう。
本殿は結構な高さの場所にあり、拝殿の屋根を見下ろすことになる (拝殿後方から本殿まで直通の石段があるが通ることはできない)

本殿 (写真) に参拝した後、さらに山の斜面を登る。
時刻は 12時23分。
ここからは完全に山道となり、本殿の左右どちらからでも登っていくことができるが、ここは右手の道をとる。

一登りして本殿の裏手に立つと、そこからは追浜付近、そして東京湾、さらには房総半島を見ることができる。
スギが良い雰囲気で植わっている斜面を登り、本殿の裏手を横切って、常緑樹が目立つ林の中へと入っていく。

樹林帯に入ると傾斜は緩やかになり、ほぼ平らになったかと思うとすぐに下りに入って、 写真のような丁字路に突き当たる。
時刻は 12時25分。

この丁字路には何の標識も無いので迷ってしまうが、方角的には左へと進むのが正しいと思われる。
ただ、右手の木の幹に矢印が書いてあったので、まさかと思いながらも右へと進んでみることにする。
どう考えても、方角的には朝比奈切通の方へと戻っているのだが、山の道は何があるのか分からないので、一応納得するところまで進んでみることにした次第である。

最初はほぼ平らな道が続く。



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