爺ヶ岳 ( 爺ヶ岳 (中峰)2,669.6m ) 2016.7.20 登山



【PHOTO & 記録 爺ヶ岳 9】

往路を忠実に戻る。
徐々に周囲のガスは多くなってきており、前方の南峰を時折隠す。

今回は南峰には寄らず、そのまま種池山荘を目差す。

南峰の直下を通り過ぎ、下りに入る頃にはガスの量が増え、周囲を隠し始める。
となると、ライチョウの出現が期待されるのだが、先程も述べたようにこの日は全く見ることはできなかったのだった。

種池山荘には 10時46分に戻り着く。
少し休んで 10時52分に下山開始。この頃になるとガスがさらに多くなり、周囲の山々はほとんど見えない状態である。

今朝ほど見えた岩小屋沢岳から 蓮華岳へと続く稜線もガス (あるいは雲) に覆われ全く見えない。
こうなったら黙々と下るのみである。

途中、100人程の中学生の団体と擦れ違う。
聞けば本日は種池山荘に泊まるとのこと。
種池山荘は 200人の収容人員ということなので、十分収容可能なのだろうが、一般の登山宿泊者は少々ビックリすることであろう。

11時14分にガラ場を通過する (写真)

一枚岩を 11時44分に通過し、12時8分にケルンに到着する。ここで暫し休憩。

蓮華岳、針ノ木岳から岩小屋沢岳、 種池山荘へと続く稜線は完全に雲の中であるが (写真)、下方の扇沢駅方面はよく見えている。

12時13分にケルンを出発。
その後も黙々と下り続け、12時28分に八ツ見ベンチを通過。

そして、柏原新道入口には 12時57分に戻り着く。

そこから車道を登り、駐車場到着は 13時2分であった。

北アルプス入門の山だけあってかなり早く戻ってくることができたが、 一方で久々の登山であり、身体の方は結構 疲れを覚えた次第である。
しかし、短時間でアルペンムードを味わうことができ、さらには 立山剱岳鹿島槍ヶ岳といった山々を眺めることができて なかなか満足感のある山行であった。



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