そして、こちらが塩見岳 (写真 真ん中右)。 塩見岳の右には 烏帽子岳、前小河内岳、小河内岳が続く。
さらには、荒川東岳 (悪沢岳) が続き (写真 真ん中右)、 その右に荒川中岳、前岳、小赤石岳が連なっている。
上の写真とダブる部分が多いが、荒川三山、小赤石岳、 赤石岳 (写真 真中) 、 馬ノ背、百間平、大沢岳そして聖岳。 大沢岳、聖岳は雲がかなり邪魔をしている。
そしてこちらは、光岳、 加加森山、池口岳方面。 池口岳の双耳峰が良く確認できる。
13時40分、誰も居なくなった小八郎岳を出発する。 後はユックリ下るだけ。左膝を庇いつつ、鳩打峠には 14時12分に戻り着いたのだった。 なお、登山全体図の所には杖と手袋がちゃんと朝のまま置かれていたので、件の方も喜ぶことであろう。
冒頭で述べたように、この日は安易な山選び、下調べの不十分さ、 常識の欠如から、とんだ目に遭ってしまった。 そして代替の山となった烏帽子ヶ岳には、 あまり情熱が湧かないまま登ってしまい、大変失礼をした気がする。 その気持ちが山に伝わったのか、山の機嫌を損ねてしまい、頂上で展望を得ることが出来なかったのだった。 やはり、登る山への思いが強くなければ楽しめないということを身を以て知った 1日であった。
なお、 写真は鳩打峠駐車場より眺めた北岳、 間ノ岳、 西農鳥岳、農鳥岳方面。 もはや、その頂上は皆雲の中であった。