大菩薩嶺 ( 大菩薩嶺:2,056.9m ) 2015.2.3 登山


【PHOTO & 記録 大菩薩嶺 4】

道の方は、前方樹林越しに大きな高みが見え、あれが 大菩薩嶺かと思って進んで行くと、 道はその高みの北側斜面を巻いて、さらに先にまた高みが見えるといったパターンが続き、結構長い。

また、徐々に空腹感を覚え始める。
そして、時間が経つに連れて空腹感は益々募ってくるようになり、足の進みが鈍くなる。休憩して何か口にしようかと思ったのだが、 どうせなら日当たりと展望の良い場所で休みたいところである。
空腹を我慢し、少しヘロヘロになりながら先へと進む。

先に述べたように、 左手樹林越しに奥秩父の山々が見えている。
木の枝が邪魔をしてなかなか見通すことができないのだが、それでも、断片的ではあるが、 羽を広げたような北奥千丈岳・国師ヶ岳、 その後方の金峰山、 そして木賊山、破風山、雁坂嶺飛竜山雲取山などを確認することができる。

特に目を引くのが、飛竜山と雲取山
飛竜山の方は、2週間前に 雲取山から見た姿とは全く異なり、 おむすびのような形をしている (写真)

こちらは、木賊山方面。
写真 左から 1/3程のところにある大きな山が木賊山。その左後方に水師が見えている。
また、写真を拡大しないと分からないが、木賊山の頂上 左後方に、 甲武信ヶ岳 の頂上が僅かに見えているのが確認でき、頂上 右後方には三宝山が少しだけ顔を出している。
木賊山の右に見える台形の山は破風山で、 台形の上底 左側が西破風山、右側が東破風山ということになる。
そして、木賊山と破風山との鞍部後方に見えているのは、三宝山から十文字峠へと至る尾根上にある 武信白岩山と思われるが どうであろう。

さらに進んで行くと、 北奥千丈岳・国師ヶ岳 から南に延びる尾根の後方に、 金峰山と並んで 八ヶ岳も少し顔を見せるようになる (写真)
左に下るなだらかな斜面を持つ高みが 編笠山
そして、編笠山の右には三ツ頭、 権現岳、 旭岳が続いている。

そして、何よりも驚いたのは、その 八ヶ岳の左斜面後方に、 乗鞍岳が見えたことである。
目視では白い山というだけであるが、写真を拡大すると、大日岳、剣ヶ峰、摩利支天岳などを確認することができる。

そして、こちらは 雲取山
先日登ったばかりの山であるだけに、見えたことが殊の外嬉しい。
ただ、雲取山はその山容よりも、防火帯となっている石尾根の方に目が惹き付けられてしまう。
防火帯に積もっている雪の白が目立ち、黒い山容に真っ白なストライプが入っているかのようである。



大菩薩 1、  大菩薩 2、  大菩薩 3、   大菩薩 4、  大菩薩 5、  大菩薩 6、   大菩薩 7、  大菩薩 8   もご覧下さい。

めざせ百名山のページに戻る   ホームページに戻る