大菩薩嶺 ( 大菩薩嶺:2,056.9m ) 2015.2.3 登山


【PHOTO & 記録 大菩薩嶺 2】

高度を上げるに連れ、 富士山の姿も徐々に迫り上がり始め、 またその輪郭も次第にクッキリとし始める。

この辺は日当たりが良く、雪がほとんど無い状態が続く。

反対側の奥秩父方面では、 国師ヶ岳・北奥千丈岳 が大きな姿を見せてくれるようになる (写真)
そして、その北奥千丈岳、国師ヶ岳から南に延びる尾根の後方に見えている 金峰山も先程より迫り上がり、 頂上の五丈岩も確認できるようになる。

やがて、落石の恐れがあるとのことで、新たに作り直された道を登ることになる。
そして、再び元の登山道に戻ると、その少し先から道はほぼ平坦になるとともに、足下の雪の量がグッと増すようになる。
この辺の標高は 1,650m前後であろうか、この高さから上は完全に雪の世界である。

道はほぼ平坦、雪の中に溝状に作られた道を進む。
灌木帯を抜けると、周囲はグッと開け、左右に植生保護のためのロープが張られた中を進むようになる。
丸川峠はもうすぐである。

そして、8時59分、 丸川峠にある丸川荘前に到着。
辿ってきた方角を振り返れば、 富士山の姿が青空に映えている。

ここではノドを潤すだけにして、食物を口にしなかったのだが、これが失敗であった。
結局、大菩薩嶺頂上まで雪の道が続き、 休むのに適した場所がなかったので、途中、何も食べることができず、そのため、結構バテてしまったからである。 読みが甘かった。

今後のことを考え、小屋前にて軽アイゼンを装着した後、小屋の裏手に回って、いつものように木彫りの地蔵尊を写真に収める。
前回地蔵尊を見た時は (3年前)、地蔵尊のみ よだれかけをしていたのだが、今回は地蔵尊の足下にいる旅の僧 ? にも よだれかけ (というか、大きすぎて袈裟のようだが) がかけられている。

9時9分、丸川荘前を出発し、 大菩薩嶺へと向かう。

雪の斜面を登る。
雪の量は結構多いが、足下は良く踏まれているため、全く問題ない。

道の左右は、植生保護地域となっていて、ロープが張られている。
従って、全く人の入った跡のない雪の斜面が美しい。



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