東京情報2005年

 おもに道内作家の、道外での展覧会の情報を掲載しています。道内関連には、展覧会名の背景に水色がついています。

 目次に戻る  2001−04年の情報 

展覧会名 会期 会場 備考
●植島美智子(鉄・平面)+加藤祐子(繊維)展 「森羅−増やしていくコト育てていくコト」  10月11日(火)〜23日(日)=月曜休み 12:00−19:00(最終日−16:00) ギャラリーデン
(大阪市西区京町堀1の13の2 藤原ビル2階)
小樽のファイバーアート作家と大阪の友人による2人展
■札幌の美術2004 ■個展(02年11月) ■ファイバーワーク展(01年5月。画像あり)
●堂七一徳展 9月20日(火)〜25日(日) 11:00−18:30(最終日−17:00) 藤屋画廊
(中央区銀座2の6の5 藤屋ビル2階)
渡島管内八雲町に1942年生まれた画家、どうしちさんの個展。幻想味を帯びた森や自然の描写が持ち味。一線展会員
●柳澤紀子展
Fragment かけら
9月12日(月)〜10月15日(土)=日曜祝日休み 9:00−17:00 中京大学アートギャラリー C・スクエア
(名古屋市昭和区八事本町101−2、中京大学センタービル)
地下鉄舞鶴線やごと下車1番出口徒歩3分
武蔵野美大教授。静岡県掛川市を拠点に版画やミクストメディア作品も手がけ、2003年の妻有トリエンナーレに出品するなど国内外で活躍している作家の企画展
●Sylt-festival "KUNST IM HUES" 7月29日(金)〜8月14日(日) 17:00−22:00(土、日曜14:00−23:00) Kurverwaltung Sylt-Ost / Bahnhofstrasse, D-25980, Sylt-Ost, Morsum, Germany Syltというドイツの北の方にある島(デンマークとの国境からすぐ近く、家並みもなんだか似た感があったなぁ〜。)で行われています。ここは、日本でいうなら軽井沢みたいな(?)ドイツ人的避暑地らしく、小さな島ですが夏のホリデーを過ごしに来る観光客で賑わっています。この島で開催される「Sylt Festival」の入口になる建物を展覧会場に、オーガナイザーによる今年からの新しい試みで、今回は3人のハンブルグ在住のアーティスト白戸麻衣, Rita Luizink, SAMが参加しました
●時のうつろい 上野憲男展 7月7日(木)〜8月7日(日)=月曜休み、7月18日は開館 10:00−18:00 何必館・京都現代美術館
(京都市東山区祇園町北側271)
留萌管内天塩町の出身で、難波田龍起に注目されて脚光を浴びた抽象画家。オイルチョークなどを使って作られた画面は独自の詩情をたたえています。2000年からの新作約100点を展示。一般1000円、学生800円。記念出版「上野憲男作品集」のサイン会を7月9日午後2時から開く
●内田あぐり展 −continue− 6月27日(月)〜7月30日(土)=日曜・祝日休み 9:00−17:00 中京大学アートギャラリー C・スクエア
(名古屋市昭和区八事本町101−2、中京大学センタービル)
地下鉄舞鶴線やごと下車1番出口徒歩3分
現代日本画の旗手として、独自の世界をつくる画家。在外研究員として2003−04年に渡米した以降の新作を紹介する。7月2日午後3時からオープニングレセプション
●kunst altonale 7 6月3日 - 6月19日 Claus Kroger / Grose Bergstr.241, D-22767, Hamburg, Germany ハンブルグにあるAltonaという地区で、毎年行われているアートプロジェクト。街のメイン通りに立ち並ぶショップが、ショウウィンドウを展示スペースとしてアーティスト約90名に提供し、作品が展示されました。開催期間中はイベントや、パフォーマンスライブなどが行われています。このプロジェクトは、プライズ形式で大賞は2,000euro!事前に、参加アーティストの中から10人のアーティストが選ばれました。実はこの内の一人に選ばれていたのですが、残念ながら賞金はゲットならず!!でも、作品に興味を持ってくださったギャラリストや、他の街や国で開催されるアートプロジェクトのオーガナイザーさん達などが何人かいて、次の話がまとまりそうです。転んでもただでは起きない白戸麻衣です。kunst altonaleの期間は19日で終了ですが、私の作品は今月末まで展示予定です
□http://www.altonale.de
(以上、メールから転載)
●KUNSTMEILE ST.GEORG 2005 6月24日 - 8月3日 SIGRID FISCHER - Masanfertigung / Koppel.66, D-20099, Hamburg, Germany ハンブルグ中央駅のすぐ近くにあるST.GEORG地区で開催されるアートプロジェクト。今年は2回目で、エリア内にあるショップやギャラリースペースが場所をアーティストに提供し、作品が展示されます。約50名のアーティストが参加。昨年に比べて、企画に協力するスペースの提供者、参加アーティストも増えて、規模が拡大したそうです
□http://www.galerie-wrede.de
●堀内温子とFAF工房 作陶展 6月3日(金)〜8日(水) 10:30−18:30(最終日−17:00) GALLERY 6
(渋谷区松濤1‐28-4 松濤六番館)
彫刻家堀内正和さんの娘さんで横浜在住の堀内さんと、後志管内倶知安町の廃校跡で、走泥社のオブジェに通じるユニークな陶芸に携わってきた林雅治さんの2人展
■第9回NAC展(画像あり) ■第8回NAC展(画像あり) ■第7回NAC展 ■03年8月の林雅治個展(画像あり) ■02年12月の個展“After the fall” ■01年4月の個展(画像あり)
●光画術‐微光の描写‐ 日本針穴写真協会発足企画 6月7日(火)〜12日(日) 10:00-18:00(最終日−17:00) GALLERY RAKU
(京都市左京区北白川瓜坐山2-116 京都造形芸術大学)
長時間露光を主体に作品制作をしてきた札幌の写真家、浅野久男さん。新たな展開として撮影を進めてきた「デジタルピンホールカメラ」による作品5点展示する
□浅野さんのサイト
●第5回米原眞司展 5月20日(金)〜28日(土) 11:00-18:30 ギャラリーシエーレ
(宇都宮市中央1の10の9 シエーレビル12階)
直径30センチ余り、重さ10キロもある球体に、吹きガラスの技法で、さまざまな模様を吹きつけて制作する、エネルギーに満ちた作品は、国内外で高く評価されています。江別在住.。個展では、銀彩の花器や使いやすいうつわなど新作180点を展示紹介
●原田和男展「鉄の響/シデロ・イホス」 5月23日(月)〜6月18日(土)=日曜休み 9:00-17:00 中京大学アートギャラリー C・スクエア
(名古屋市昭和区八事本町101−2、中京大学センタービル)
地下鉄舞鶴線やごと下車1番出口徒歩3分
1951年生まれ、鉄の楽器を作り続けていいる原田さんは、立体造形として鑑賞されることを否定しない。ほかに、電力、水力、風力を利用した自動演奏装置も披露
●下沢トシヤ 陶展 -reverse 風化は再生へススム− 5月11日(水)〜15日(日) 10:00−17:30(最終日−16:30) 伊丹市立工芸センター
(兵庫県伊丹市宮ノ前2の5の28)
住んでいる札幌では、もっぱらうつわの展覧会が中心ですが、関西では毎年意欲的に、大型作品の展示に取り組んでいる作家です。桜井市は13、19日、大阪は16、21日在廊
□作者のサイト
■04年6月の個展(画像あり) ■北海道立体表現展(03年。画像あり) ■下澤敏也・多田昌代二人展 (03年4月) ■下澤敏也・多田昌代二人展(02年5月) ■下澤敏也・多田昌代二人展(01年5月)
●下沢トシヤ 陶展 5月13日(金)〜19日(木) 11:00−18:00(最終日−17:00) ATELIER るぷぶん
(奈良県桜井市桜井1124)
近鉄大阪線桜井駅下車徒歩13分、国道165号沿い
●下沢トシヤ 陶展 5月16日(月)〜21日(土) 11:00−19:00(最終日−17:00) アクサンギャラリー
(大阪市北区中之島5の3の101)
●第7回日本旅行写真家協会写真展 「旅・時の流れに…」 4月29日(金)〜5月5日(木) 10:00-20:00(最終日−14:00) 富士フォトサロン・東京/スペース1
(中央区銀座5-1 銀座ファイブ2階=旧スキヤ橋センター)
旅」を通して「生きる」「いのち」をテーマとし、それらの根源である「水」を媒体として、生命の尊厳や自然を守り育むことが如何に大切であるかといったことをコンセプトに構成した写真展です。札幌の浅野久男さんが出品
□浅野久男さんのサイト
●元気なうつわ展 北国篇 4月19日(火)〜28日(木)=日曜、月曜休み 11:00-17:00 うつわのみせDEN
(横浜市青葉区新石川1-38-4)
東急田園都市線あざみ野駅下車徒歩12分
工藤和彦(旭川)・田村健(札幌)・樽見浩(山形)・西村和(札幌)の4人展です。イキのいい道内作家がそろいましたね
●生まれ来る者へのメッセージ 5月27日(金)〜6月5日(日) ギャラリーオキュルスbis
(港区高輪3-10-7)
中野みどり(紬織)、松原成樹(陶=北広島)、濱口恵(金属造形・ジュエリー)・中川晃(ガラス=空知管内栗山町)によるグループ展
●中川晃個展 「HITO・ひと・ガラス展W」 7月11日(月)〜8月12日(金) ギャラリーひろば
(千代田区飯田橋3-6-5 財)東京顕微鏡院こころとからだの元氣プラザ内)
空知管内栗山町に工房を持つ中川さん。ことしは道内外での発表が活発です
●「日本のガラス展05」 日本ガラス工芸協会展 9月1日(木)〜7日(水) 東急百貨店本店7階
(渋谷区)
主催は日本ガラス工芸協会。空知管内栗山町に工房を持つ中川さんが出品します
●阿部敏子展 −PENIPENI− 5月30日(月)〜6月4日(土) 12:00−19:00(最終日−17:00) ヴァニラ画廊
(中央区銀座6丁目10の10 第2蒲田ビル4階)
恵庭在住の造形作家。「性」をテーマにしたエロティックな作品を、矢継ぎ早に発表しています。作家は毎日午後1時から在廊
■02年6月の個展(画像あり)
第67回企画 大月雄二郎展「世界の意味」 4月11日(月)〜5月14日(土)=日曜、祝日、4月29日〜5月5日休み 9:00−17:00 中京大学アートギャラリー C・スクエア
(名古屋市昭和区八事本町101−2、中京大学センタービル)
地下鉄舞鶴線やごと下車1番出口徒歩3分
1948年神戸生まれ、パリ在住。銅版画、写真、油彩など多彩な技法で、稲垣足穂の影響を漂わせるノスタルジックな世界を展開しています
筑波大学退任記念 齋藤康博と日本画研究室展  3月31日(木)〜4月10日(日) 9:30−17:00(最終日−16:00) 茨城県つくば美術館
(つくば市吾妻2)
1941年埼玉生まれ、院展特待の日本画家。甘い抒情に満ちた作品は院展調ですが、しじゅう北海道をスケッチに訪れており「想−春国岱」「冷」「野付想」など、北方の情緒を漂わせる佳作を発表しています
●米原眞司展 4月16日(土)〜7月10日(日)=月曜休み(祝日の場合は開館し、翌日休み) 9:30−16 猿田彦神社 小坡美術館
(三重県伊勢市宇治浦田2丁目4−65)
近鉄・JR伊勢市駅からバス外宮内宮循環、猿田彦神社前下車
直径30センチ余り、重さ10キロもある球体に、吹きガラスの技法で、さまざまな模様を吹きつけて制作する、エネルギーに満ちた作品は、国内外で高く評価されています。江別在住。一般300円、高校・大学生200円、小中学生100円
■豊田町新造形創造館(画像あり)
●加藤安佐子展 −重力の影− 3月7日(月)〜19日(土)=日曜休み 11−19(最終日−17) ギャラリー山口
(中央区京橋3の5の3、京栄ビル)
1938年北海道生まれ、翌年金沢に移り、金沢美術工芸大の油絵科を卒業した抽象画家。波がたゆたうような、豊かな線と色を持つ絵だと思います。埼玉在住
●絵画の場合 〜うつりゆく日々の中で〜 2月15日(火)〜3月6日(日)=月曜休み 11−19(最終日−16) ギャラリーヴェルジェ
(神奈川県相模原市古淵2の3の7 T&T第2ビル)=JR横浜線古淵駅
2004年に発足した中堅作家によるグループ展「絵画の場合」から、林亨さんと安藤文絵さんが登場。19日(土)午後4−6時半、オープニングパーティ。午後5時半からサウンドパフォーマンスがあります
●白戸麻衣展 2月12日(土)〜 17日(木) 12- 20 "GALERIE VORWERK STIFT" Vorwerkstrasse 21,D-20357 Hamburg Germany [U-Bahn*
Feldstrasse]
着せ替えプロジェクト、コーヒー道など、風変わりな実践で知られる札幌出身の26歳の「まいちゃん」は、欧州に滞在中です
■マイちゃんのオランダ日記
●concern 2005 2月2日(水)〜12日(土) 9−18(土、日、祝日10−17:30) 京都造形芸術大学/東北芸術工科大学東京サテライトキャンパス
(中央区日本橋堀留1の8の13 太陽堀留ビル)
両大学の在学生・卒業生(有志)による交流展。道内出身の吉田直樹さんらが出品
●SQUEEKS the 3rd 2月7日(月)〜12日(土) 11−19(最終日−16) 銀座東和ギャラリー
(中央区銀座3の10の7)
同世代による立体と平面による作品のグループ展。札幌からは伴翼さんとダムダンライさんが出品。ほかに、吉田直樹さんも道内出身だと思います
□ダム・ダン・ライさんのサイト
●第36回行動美術新人選抜展 2月3日(木)〜8日(火) 10−18:30(最終日−18) 紀伊國屋画廊
(新宿区新宿3の17の7 紀伊国屋書店新宿本店4階)
毎年、同展に出品する新鋭を選んでいます。ことしは絵画8人のなかに、北村葉子さん(全道展会友)が選ばれています。初日午後5時からオープニングパーティ
●艾沢詳子 新作版画展 2005年1月11日(火)〜22日(土)=日曜休み 11−19(最終日−17:30) シロタ画廊
(中央区銀座7の10の8)
札幌を拠点に、国際的に活躍する版画家。最近はドローイングやインスタレーションの発表も活溌です。芸術の森・旧有島武郎邸での「夏のオライオン」展や9月の颱風で得た思いや心のざわめきをしずかにこめたような、コラグラフの新作
■札幌の美術2003(画像あり)
■02年5月の個展「密猟者の森」(東京)
■01年11月の個展