2018年3月31日
空前絶後のスリーマン!!! IN 難波ベアーズ
(文:鮫肌文殊 写真:関尾博行)

我がホリョシューのホーム、難波ベアーズにて半年ぶりのライヴ。
今回、対バンのバンドも含めて3バンドとも全部バンド名が漢字。
Twitter上でも「なんじゃこのインパクト抜群のバンド名は!?」と
話題になってるのを見かけた(苦笑)
今回、中島らもの名曲「いいんだぜ」のカバーを披露することに。新曲披露は超久しぶり。
ようやくアレンジも決まり一生懸命練習したのだが、他の曲と違い、
寝てても出来るほどまだカラダに染み込んではいない。ちょい不安を抱えつつ当日を迎えた。

3バンドしか出ないのでリハーサル時間たっぷり。
早速「いいんだぜ」中心に練習も兼ねて最終調整的にリハ。よしよし、なかなか良いぞ。

いつも行ってる京都王将が店舗工事中で休み。
仕方なく、鮫肌の泊まってるホテルの近くで見つけた大阪王将へ。(結局、店を代えても王将^^;)

今回、ライヴのお誘いメールを送った方々からことごとく「その日、行けないんです」って返信が。
年度末だし、オトナは忙しいのだ。
動員が心配。物販でCDや本を並べるも、買ってくれる人いるのか!?
(蓋を開けてみたら、ホリョシュー参加のコンピCDがきっちり売れて結果オーライでした)

心配は的中。なかなかシビレる動員の中、いよいよライヴスタート。
まずは一番手「ソープ嬢変死」。楽屋でメンバーの方と話したのだが、ほぼ同年代。
活動も休み休みで今まで30年以上やってると。そこもうちとおんなじや!
違っていたのは、曲への姿勢。昔の曲はやらない主義らしい。新曲中心。
うちなんかもう何十年もセットリスト変わってないもんな(笑)。いろんな考え方のバンドがあるもんだ。
変拍子系の曲なんで、曲が終わるたびにボーカルの方が右手を上げる。
それを見て客が「あ、今、曲が終わったんだ」と拍手、の繰り返し。まことにベアーズらしいライヴの光景。

二番手は「秘密結社★昆虫王子」。
お手製?の仮面ライダーマスクを被って、チン毛やなんやら下ネタがテーマのショートチューンを連打。
他人とは思えない。こちらもまことにベアーズらしいバンド。

いよいよ出番。「いいんだぜ」、ちゃんと出来るのか?楽屋で記念撮影してる場合ではない!

正直、観客動員ちょい寂しかったんで、MCを極力短くしてバンバン飛ばしていくスタイルで行こう!
と本場前にメンバー間で決めていた。
そしたら、ドラムのノロが飛ばす飛ばす!!

ホリョシューのライヴ史上、1、2を争う高速BPM。まるでラモーンズの「ロコライヴ」みたい。
映像を貼ってある「生理中の彼女が握ったオニギリが喰えない」なんかド迫力!
さすがの社畜ドラマー。日常の不満を全部バスドラにドスドス叩きつける(笑)

ライヴ中盤の山は、初披露の「いいんだぜ」カバー。原曲はバラードで、
延々同じ調子でアドリブ的に続くブルースフィーリング溢れた曲。
そこを、キャロルルイジアンナ」をパクった前奏でスタート。パンキッシュR&Rで飛ばして、
最後はOiの定番フットボールチャント風にシメる構成にしてみた。
結果、この本番がミスも最小で一番出来が良かったミラクル!うちら、本番に強いタイプですねん。

後半は例によって例の如く、鮫肌のネイキッドパフォーマンス炸裂!
場内も熱気の渦。チンコマンココールがベアーズをグラグラ揺らす。

最後は、ソープ嬢変死&昆虫王子の方々も加わってOiOiスキンヘッドで幕。
客で見に来てた、鮫肌の甥っ子(Oiっ子!?)も感動してました。

次のライヴはちょっと空いて、6月24日梅田にて、
盟友・猟奇ハンター主宰のイベントにお呼ばれ。今から楽しみ!
関東地方の方からのライヴ依頼も募集中です。よろしくお願いしまーす!

※映像:いいんだぜ(中島らも)

※映像:生理中の彼女が握ったオニギリが喰えない