富山県黒部市の宇奈月温泉の「有磯きときと庵」の「白えび天ぷら」と,「富山吟撰堂」の「白っえびせん」(しろえびせんべい)

2015(平成27)年5月27日

 今年のゴールデンウイークに,富山県黒部市の宇奈月温泉にある黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)宇奈月駅付近で,「岩魚(いわな)の炭火塩焼」を酒の肴にして「宇奈月ビール」を楽しんだことは,2015(平成27)年5月26日富山県黒部市にある宇奈月温泉の黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の宇奈月駅付近で,のぼり旗を立てた自転車の荷台積んで行商している天然岩魚(いわな)の炭火塩焼でご紹介しました。

 今回は,そのとき天然岩魚の炭火塩焼とともに「宇奈月ビール」の酒の肴に加わった「有磯きときと庵」の「白えび天ぷら」と「富山吟撰堂」の「白っえびせん」をご紹介します。

 いずれも富山県でしか獲れない富山県特産の「白えび」を原料にしています。

 「白えび」のことは,2013(平成25)年10月12日立山の室堂ターミナル2階の「レストラン立山」の「白海老唐揚げ丼とさらさら汁セット」(富山県)と,2013(平成25)年10月15日富山の「富山湾きときと白えびせんべい」と,2013(平成25)年10月16日黒部市の「黒部名水カレー」の「しろえびカレー」(富山県)でご紹介しています。

 「白えび」は,「ほたるいか」と同様に富山湾の深海に生息しているようです。

 富山湾は,標高3000メートル前後の急峻な剱岳や雄山・大汝山などの立山連峰が海に迫っていることから,海岸からいきなり断崖のように一気に落ち込み1000メートル以上の深海になっているとのことです。

 「白えび」は,体長5~8センチメートルの富山湾でしか獲れない深海えびで,ピンク色がかった透明な美しい姿から「富山湾の宝石」と呼ばれて重宝されているようです。

 「白えび」を別の機会にお造りでも食べましたが,旨味が濃厚で甘みもありとても美味しいえびです。

 「有磯きときと庵」は,富山峡谷鉄道(トロッコ電車)の宇奈月駅のすぐ近くにあり,店先から沢山の観光客が乗車してプラットホームに停車しているトロッコ電車を間近に見ることができます。

 「有磯きときと庵」の店に向かって左側にファーストフードコーナーがあり,そのコーナーで「白えび天ぷら」を揚げています。

 このコーナーの「白えび天ぷら」が絶品です。

 いきの良い「白えび」に衣をつけてサッと揚げた白えびの天ぷらに塩などで味付けしてプラスチックパックにタップリ溢(あふ)れるほど盛りつけて輪ゴムでとめて渡してくれます。

 「白えび天ぷら」の揚げたての衣はサクサクしていて,大ぶりな白えびの旨みがたっぷり味わえます。

 「宇奈月ビール」にとてもよく合います。

 「白えび天ぷら」1パックで500円です。

 「有磯きときと庵」の電話番号は,0765-62-2008です。

 因(ちな)みに,「きときと」は富山県の方言で「新鮮な」という意味だそうです。

 また,「白えび」をスナック菓子のせんべいに加工したのが「白っえびせん」です。

 「白っえびせん」は,「白えび」の風味を活かすために,米粉は富山県産100%,デンプンは国内産100%,「白えび」は富山産100%と原料にこだわり,更に富山湾の海洋深層水と合わせてせんべいにしているとのことです。

 「白っえびせん」は,細長いステイックの形状のせんべいで「白えび」の形に似ています。

 「白えび」の旨みと風味が楽しめるスナック菓子です。

 食べ始めると美味しいのでなかなか止まらなくなりますし,「宇奈月ビール」がとてもはかどりました。

 「白っえびせん」は1袋400円です。

 購入した場所は,富山峡谷鉄道(トロッコ電車)の宇奈月駅構内の売店です。

 販売者は,「富山吟撰堂」(株式会社シンエツ)の電話番号は,0765-65-1381です。

 なお,「白えび」と同じ富山湾の深海に生息する「ほたるいか」に関しては,2013(平成25)年10月18日富山の「ほたるいかカレー」と,2014(平成26)年10月3日富山県富山市の「えびよね」の富山県の珍味「イカの黒作り(くろづくり)」(イカスミ),及び「ほたるいかの黒作り」でご紹介しています。

 また,「宇奈月温泉」のお菓子に関しては,2013(平成25)年10月14日黒部市宇奈月温泉の「福多屋菓子舗」の銘菓「越路の旅まくら」(求肥餅(ぎゅうひもち))(しそ巻)(富山県)でご紹介しています。


  • 前のページへ戻る