長野県上田市にある「信州百名山」の一峰「独鈷山・とっこさん、どっこさん」登山と、群馬県草津町にある「日本百名山」の一峰「草津白根山」の火山活動による入山禁止のための登山断念、そして長野県上田市の菅平高原を経て群馬県嬬恋村の万座温泉、そして万座ハイウエーから長野県山ノ内町にある志賀高原へのドライブ
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2020(令和2)年12月31日
今回は、今年10月にI氏と登った長野県上田市にある「信州百名山」の一峰「独鈷山・とっこさん、どっこさん」登山と、その日に泊まった長野県青木村田沢温泉の島崎藤村ゆかりの「ますや旅館」、翌日の群馬県草津町にある「日本百名山」の一峰「草津白根山」の火山活動による入山禁止のための登山断念、長野県上田市の菅平高原を経て群馬県嬬恋村の嬬恋パノラマラインから万座ハイウエーそして長野県山ノ内町にある志賀高原へのドライブ、並びにその日に泊まった長野県山ノ内町渋温泉の「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている「歴史の宿 金具屋」をご紹介します。
- 第一 長野県上田市にある「信州百名山」の一つ「独鈷山・とっこさん、どっこさん」登山
- 1 「信州百名山」の一峰「独鈷山・とっこさん、どっこさん」は、長野県上田市にある標高1266・4メートルの切り立った峰が連続する山頂部をもつ山です。
仏敵を倒すための独鈷(とっこ・どっこ)という武器が山の形に似ていることから山名がつけられたとのことです。 - 2 その日山形県山形市の私の家を朝5時に出発して、長野県上田市の「独鈷山・とっこさん、どっこさん」登山口の一つ「宮沢登山口」(標高634メートル)から登山に出発したのは午後1時40分でした。
鹿や猪などの害獣防止のための金網が張ってある鉄のゲートを開いての登山開始でした。 - 3 沢沿いを登っていきますが、登山道が狭くて崩れているところもありました。
沢を右に左に途中何度か渡ります。
沢の両側は松茸が沢山採れる山のようでビニールロープなどで留山になっていました。
山の上部は急傾斜でとても滑りやすいです。
登山道に沿って登山口から頂上まで「子(ね)」から始まり「亥(い)」までの十二支の干支の小さな像がそれぞれ小さな祠(ほこら)に祀(まつ)られていますので登山の目安になります。 - 4 「独鈷山・とっこさん、どっこさん」山頂には午後3時20分に到着しました。
四方に有名な山々(今年7月に登った「四阿山(あずまやさん)」や、蓮華岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳、八ヶ岳、槍ヶ岳、穂高岳等の山々)が望める山頂のはずでしたが、あいにくの曇天で見晴らしは全くだめでした。
雨が降らないだけマシであると気持ちを切り替えて、記念撮影をして10分間山頂にいてすぐに下山を開始しました。 - 5 山頂直下はすごい急傾斜で、更に最近の雨で土が滑りやすくなっており、そして滑りやすい土の上に落ち葉が積もっていることからとても危険でした。
足を滑らすと遙か下にある沢まで一気に滑落する危険なところで事故もあったようです。 - 6 滑りやすい急斜面の下りで滑らないように慎重に足を運んで急斜面を下りきりました。
それで、両方の足の大腿筋が筋肉痛になりました。 - 7 「宮沢登山口」には、午後4時38分に到着しました。
- 8 合計行動時間は、2時間58分でした。
標高差は、約600メートルでした。 - 9 そこから、長野県上田市近郊にある青木村の田沢温泉の「ますや旅館」に直行しました。
- 第二 長野県青木村の田沢温泉にある島崎藤村ゆかりの「ますや旅館」
- 1 長野県上田市近郊の青木村にある田沢温泉の「ますや旅館」は、島崎藤村ゆかりの宿であるとともに、単純硫黄泉で源泉が40度くらいのぬる湯で源泉掛け流しのあったまり湯で「子宝の湯」として有名です。
長湯向きのぬる湯で肌にやわらかです。
因(ちな)みに、「ますや旅館」には島崎藤村ゆかりの部屋の「藤村の間」もあります。 - 2 「ますや旅館」の木造三階建ての高楼は、いずれも登録有形文化財です。
- 3 「ますや旅館」は、1998年に公開された松坂慶子主演の映画「卓球温泉」のロケがあった建物です。
私たちが案内された大きな二間続きの部屋は、そのロケの最中女優の松坂慶子が泊まった部屋とのことでした。 - 4 「ますや旅館」の夕食は、彩り美しく繊細に盛りつけられたとても手がこんだとても美味しい料理の数々でした。
松茸がたっぷり入った炊きたての松茸ご飯も提供されましたが、お腹一杯で少しだけ食べて部屋食としておにぎりにしてもらいました。
一緒にいただいた長野県産の赤ワインもしっかりしたボディーでとても美味しかったです。 - 第三 群馬県草津町にある「日本百名山」の一つ「草津白根山」の火山活動による入山禁止のための登山断念と菅平高原から万座ハイウエーを経由して志賀高原までのドライブ
- 1 「ますや旅館」で1泊し、「ますや旅館」で朝食をいただいた後I氏の車で「草津白根山」登山に向けて出発しました。
- 2 長野県上田市の「菅平高原」から群馬県嬬恋村の「嬬恋パノラマライン」に入り快適な高原ドライブを楽しみました。
- 3 「嬬恋パノラマライン」から一般道に入り、更に嬬恋村にある「万座温泉」を通り有料道路の「万座ハイウエー」に入りました。
「万座温泉」にはあちこちに噴気孔があって亜硫酸ガスが噴出していて車内に硫黄の臭いがたちこめました。 - 4 今回は、「草津白根山」登山を目指してきたのですが、「草津白根山」(標高2160メートル・なお近くの「本白根山」の標高は2171メートルです。)の火山活動が活発になって噴火警戒レベルが引き上げられたことから入山禁止の措置がとられていました。
それで、今回は「草津白根山」登山は断念しました。 - 5 登山を断念し、「万座ハイウエー」から国道292号線に入り、渋峠そして志賀高原に向かいました。
途中、標高2172メートルの「国道最高地点」を通り記念撮影をしました。 - 6 渋峠から横手山を見ながら下り「志賀高原」に入りました。
「志賀高原」の中央付近の「志賀レークホテル」の近くの「蓮池」の畔でスパイダーバーナーで湯を沸かしてマグカップにドリップコーヒーを煎れて飲み、昨夜「ますや旅館」で部屋食に作ってもらった松茸ご飯のおにぎりを食べて昼食にしました。 - 7 志賀高原から下って渋温泉の「歴史の宿 金具屋」に午後3時頃に到着しました。
- 第四 長野県山ノ内町にある渋温泉の「歴史の宿 金具屋」
- 1 「歴史の宿 金具屋」には、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルになったと言われている豪華でノスタルジックな雰囲気のする風情ある建物があります。
江戸時代から続く老舗旅館「歴史の宿 金具屋」の建物は、登録有形文化財となっています。
1つは、昭和11年に完成した木造4階建ての「斉月楼」で、もう1つが食事会場として使用されている、167畳の広さと美しい二重合天井が特徴の「大広間」です。 - 2 「歴史の宿 金具屋」の客室は、全部で29室ありますが、すべて部屋の造りが異なっていてそれぞれ違った雰囲気を楽しむことができます。
- 3 「歴史の宿 金具屋」の温泉は、4つの源泉と8つのお風呂があります。
屋上にある「龍瑞露天風呂」やひょうたん型の「鎌倉風呂」やステンドグラスがはめこまれた窓がある「浪漫風呂」の大浴場があり、それぞれ別々の源泉から引かれた掛け流しの温泉を楽しめます。
源泉の泉質は、大まかな分類では塩化物硫酸塩温泉になるようです。 - 4 「歴史の宿 金具屋」の食事も、会席料理にこだわった豪華で美味しい料理です。
安曇野のわさび漬けやみすず豆腐の炊き合わせ、昆布じめ信州サーモン、しぶのじぶ煮、地場の白舞茸などのきのこの揚げ出し椀、信州とろろそば、木島平の野沢菜、長野県産米、なめこと原種エノキの汁など地元の食材が豊富に使われて美味しい会席風郷土料理でした。 - 5 翌日、「歴史の宿 金具屋」の朝食をいただいた豪華で広い造りの「大広間」の廊下から外を見たら、数匹の猿が別棟の屋根の上に座ったり移動していました。
- 6 朝食後「歴史の宿 金具屋」を出発し、長野県小布施町に行き新栗のお菓子を食べてから上信越自動車道から上越ジャンクションを経て北陸自動車道、そして日本海東北道を通り、国道113号線で小国町を経由して山形市に戻りました。
なお、「志賀高原」の「横手山」、及び「横手山頂ヒュッテ」に関しては、
でご紹介しています。
また、「志賀高原」にある「志賀レークホテル」、及び「渋峠スキー場」に関しては、
2017(平成29)年3月9日長野県にある志賀高原スキー場でのスキー
でご紹介しています。
そして、「金具屋」がある「渋温泉」近くの「湯田中温泉」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「登山」、「日本百名山」、「菅平高原」、「嬬恋村」、及び「群馬県」に関しては、
でご紹介しています。
また、「ますや旅館」がある「田沢温泉」を有する「青木村」の近くの「上田市」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「長野県」に関しては、
でご紹介しています。