長野県上田市と須坂市、そして群馬県嬬恋村にまたがる「日本百名山」の1峰である「四阿山(あずまやさん)」(群馬県側では「吾妻山」と呼ぶ地域があります。)、長野県上田市にある「花の百名山」の1峰である「根子岳(ねこだけ)」、そして長野県千曲市と長野県筑北村にまたがる姨捨伝説で有名な「冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)」登山
(四阿山)(日本百名山)(長野県)(上田市)(千曲市)(須坂市)(筑北村)(群馬県)(嬬恋村)(根子岳・ねこだけ)(冠着山・かむりきやま)(姨捨山)(登山)(りんどうラーメン)(那須高原サービスエリア)(戸倉上山田温泉)(福寿草旅館)(別所温泉)(中松屋旅館)(菅平高原)(刀屋)(日本そば)(池波正太郎)(くるみそば)(長谷川豆腐店)(しだれ桑)(厄除饅頭)(くるみかじり)(温泉)(栄村)(津南町)(妻有(つまり)ポーク・ブランド豚肉)(新潟県)
2020(令和2)年8月26日改訂
今回は、先月下旬にこの時期には珍しく梅雨の明けない長野県に車で行き、長野県上田市と須坂市、そして群馬県嬬恋村にまたがる「日本百名山」の1峰である「四阿山(あずまやさん)」(群馬県側では「吾妻山」と呼ぶ地域があります。)、長野県上田市にある「花の百名山」の1峰である「根子岳(ねこだけ)」、そして長野県千曲市と長野県筑北村にまたがる姨捨伝説で有名な「冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)」に登ってきましたので、それを書きます。
- 第一 登山行程の概略
- 第1 「冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)」登山
- 1 坊城平いこいの森登山口 出発
標高950または975メートル
- 2 冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)山頂
到着
標高1252メートル
- 3 坊城平いこいの森登山口
標高950または975メートル
高低差 約277メートル
所要時間 1時間20分
- 第2 「根子岳(ねこだけ)」と「四阿山(あずまやさん)」登山
- 1 菅平牧場管理事務所 出発
標高1590メートル
- 2 根子岳山頂 到着
標高2207メートル
- 3 四阿山(あずまやさん)山頂(群馬県側では「吾妻山」と呼ぶ地域があります。) 到着
標高2354メートル
- 4 菅平牧場管理事務所 到着
標高1590メートル
高低差 764メートル
所要時間7時間10分 - 第二 登山装備
- ・ペツル製ヘルメット
- ・フェニクス製日除け付きハット
- ・モンベル製サングラス
- ・ファイントラック製黒色メッシュスキン長袖Tシャツ
- ・ノースフェイス製黒色Tシャツ
- ・自衛隊仕様のカモフラージュ柄Tシャツ
- ・アークテリクス製小豆色ウインドブレーカー
- ・ファイントラック製ポリゴン防寒具(白色)
- ・マーモット製茶色長トレッキングパンツ
- ・ノースフェイス製トレッキングスパッツ(コンプレッションタイツ)
- ・マウンテンハードウエア製レインウエア(上着)ドライQ
- ・マムート製レインウエア(ズボン)ゴアテックスプロ
- ・厚手のウール製靴下
- ・ラ・スポルティバ製トランゴキューブ登山靴
- ・ブラックダイヤモンド製トレッキングポール2本
- ・オスプレイ製ケストレル48リットルザック
- ・プリムス製スパイダーバーナー
- ・プリムス製ガスカートリッジ
- 第三 登山の具体的日程
- 第1 1日目
- 1 午前5時にI氏が私の自宅にI氏の愛車プリウスワゴンタイプで迎えにきてくれました。
国道13号線バイパスから東北中央自動車道南陽・高畠ICから高速道路に乗り福島まで開通した東北中央自動車道を南下し、福島で東北自動車道に入りました。
朝食は、東北自動車道那須高原サービスエリアで「りんどうラーメン」(800円)を食べました。 - 2 更に、東北自動車道から北関東自動車道、そして関越自動車道、更に上信越自動車道に入り、午前12時前後に長野県上田市に着きました。
- 3 お昼は、小説家池波正太郎が大作「真田太平記」の下調べ、ないし執筆中に訪れたという、長野県上田市の日本そばの名店「刀屋」に行き、名物の「くるみそば」を食べました。
- 4 「刀屋」で「くるみそば」を食べた後、車をとばして長野県千曲市の戸倉上山田温泉に行き、そこから山道に入りウネウネと山道を上ったり下ったりしながら、冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)の登山口の坊城平いこいの森登山口に着きました。
- 5 冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)登山
天気は曇でした。 - ① 坊城平いこいの森登山口の駐車場で登山靴に履き替えて、トレッキングポールを1本だけ持ち、ザックは持たないで標高950メートルまたは975メートルにある坊城平いこいの森登山口を午後2時に出発しました。
- ② 落葉と砂利が入り交じった細いジグザグの山道をゆっくり登っていきました。
駐車場で出会った老夫婦と私とI氏と4人でゆっくり登りました。
他の登山者はほとんどいませんでした。 - ③ 午後2時40分に冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)山頂(標高1252メートル)に到着しました。
頂上は、平らな広場になっていて、奥に社(やしろ)があり、眺望がよかったです。
ただ、曇りだったので、見える範囲での展望を少しく楽しんだあと、下山しました。 - 3 坊城平いこいの森登山口(標高950または975メートル)には、午後3時20分に到着しました。
- 6 冠着山(かむりきやま)・別名(姨捨山)登山を楽しんだ後、長野県千曲市にある戸倉上山田温泉の「福寿草旅館」に直行しました。
新型コロナウイルス対策で、マスクをして、更に旅館の入り口で額付近を非接触で検査する機器で検温してから入館し、消毒液で手を消毒してからチェックインしました。 - 7 「福寿草旅館」の温泉は、渡り廊下を歩いていく別棟にあり、大浴場や露天風呂、そして高温サウナがあり、贅沢な時間を楽しめました。
- 8 夕食でビールを飲んだ後、私が持参したスペイン産のテンプラニーリョのオーガニック赤ワイン(750ミリリットル)を半分くらい飲みました。
夜食に塩おむすびを2個ずつ握ってもらいましたが、結局その夜は食べずに、翌日の登山の行動食になりました。 - 第2 2日目
- 1 午前3時に起きて、身支度を整えて午前3時30分頃に戸倉上山田温泉の「福寿草旅館」の駐車場をI氏と車で出発しました。
- 2 「四阿山(あずまやさん)」の登山口の菅平高原に行く山道が土砂崩れで閉鎖されていたことから、菅平高原に行くメインルートを探して幅広い道路のメインルートで菅平高原の「四阿山(あずまやさん)」登山口である「菅平牧場管理事務所」に午前5時40分頃着きました。
辺り一面濃霧(ガス)で覆われていて見通しがほとんどありませんでした。
菅平牧場管理事務所の駐車場に車を停めて、車の脇で登山靴に履き替え、この日は使わないのでザックからスパイダーバーナーとガスカートリッジを出して、ザックを軽くしました。
更に、昨晩夜食に握ってもらった「塩おむすび」1個を出発前に朝食として食べました。 - 3 「四阿山(あずまやさん)」、「根子岳(ねこだけ)」登山
- ①辺り一面ガスが立ちこめている中午前6時20分に「菅平牧場管理事務所」を出発し、両側が牛の放牧場の牧柵で囲まれた急勾配の登山道をひたすら登りはじめました。
- ②約30分急坂を登ると、展望台に東屋があり展望が開けました。
ガスが晴れてとても広い牧場が一望できました。
東屋からは北アルプスの展望が良いとのことですが、天気が曇りだったので北アルプスは見えませんでした。 - ③展望台からダケカンバの樹林帯を過ぎ1時間40分くらい登り、午前8時20分に「花の百名山」で有名な「根子岳(ねこだけ)」(標高2207メートル)の頂上に着きました。
「根子岳(ねこだけ)」の頂上は大展望が開けているとのことですが、あいにく曇りで展望がききませんでした。
- ④「根子岳(ねこだけ)」頂上で小休止した後に、午前8時30分に「根子岳(ねこだけ)」頂上を出発し、爆裂火口壁の急斜面を一気に降りて、笹原に出てから、また急坂の登りになりました。
- ⑤「四阿山(あずまやさん)」手前には、急勾配の階段状の木道があり、それを登りきって少し登ると「四阿山(あずまやさん)」(標高2354メートル)の頂上です。
私たちは、午前10時20分に「四阿山(あずまやさん)」山頂に着きました。
「四阿山(あずまやさん)」の名前は、鳥居峠付近から見た山容が東屋(あずまや)に似ていることによるとの説が有力とのことです。
「四阿山(あずまやさん)」山頂で、持参した福寿草旅館でこしらえてもらったもう1個の塩おむすびを食べ、更にナッツバーとチョコ羊羹を食べて栄養補給をしました。
「四阿山(あずまやさん)」の山頂から北アルプスの展望が素晴らしいと山の案内本にありましたが、あいにくの曇り空で展望はなかったです。
- ⑥午前10時50分に「四阿山(あずまやさん)」の山頂を出発し、途中から「根子岳(ねこだけ)」から来た道と分かれて、中四阿、小四阿を通り、出発点の菅平牧場管理事務所に午後1時30分に到着しました。
行動時間は、合計7時間10分でした。 菅平牧場名物のソフトクリームは、残念ながら休店で食べられませんでした。 - ⑦ 菅平牧場管理事務所の駐車場で汗びっしょりの登山ウエアを脱いで別のTシャツと半ズボンに着替えて上田市に向かいました。
途中のスーパーのセイユーでビールの一番搾り500ミリリットルを沢山買いました。
上田市の別所温泉の「中松屋旅館」に着く手前で山梨県から来たS氏の車を見つけ、S氏と一緒に3人で「中松屋旅館」にチェックインしました。
「中松屋旅館」は、廊下すべてが畳敷きで畳のクッションが効いていて歩きやすかったです。
旅館に着いて浴衣に着替えて、すぐに温泉に入り登山の汗を流しました。
大浴場と露天風呂が最上階の7階にあり、大浴場や露天風呂から上田市の市街地が遠望できました。
アルカリ性の肌がスベスベする泉質の体が温まる温泉でした。
入浴後「中松屋旅館」の部屋で、私が持ってきたスペイン産のテンプラニーリョのオーガニック赤ワインとフランス産オーガニック赤ワイン、そして旅館に来る途中で購入しました一番搾りビールを、S氏が持ってきてくれた千葉県八街市産のピーナッツを肴にして沢山飲みました。 - 第3 3日目
(今回の四阿山登山では、バーナーを使う時間はとれないことから、スパイダーバーナーとガスカートリッジは背負って行きませんでした。)
(行動食は、戸倉上山田温泉の福寿草旅館で作ってもらった塩おむすび2個とカスカワスポーツで購入しましたチョコレート羊羹、そしてモンベルで購入しましたナッツバーを持参して食べました。)
なお、「りんどうラーメン」に関しては、別に書きます。
因(ちな)みに、那須高原サービスエリアに関しては、
でご紹介しています。
「刀屋」の「くるみそば」は、別に書きます。
高低差 約277メートルで、所要時間は、1時間20分でした。
朝目をさますとすぐに7階の大浴場と露天風呂の温泉を堪能し、入浴後別所温泉の温泉街を散策しました。
郷土色豊かな滋味深い朝食をいただいた後、フロントでお土産に「厄除饅頭」とクルミが入ったクッキーの「くるみかじり」を買いました。
「厄除饅頭」と「くるみかじり」クッキーについては別にブログを書きます。
チェックアウトした後に、「中松屋旅館」近くにある「長谷川豆腐店」に3人で歩いていき、「長谷川豆腐店」自慢の出来立ての「豆乳」を飲みました。
この「長谷川豆腐店」の「豆乳」等に関しては別に書きます。
その後、S氏と中松屋旅館の駐車場で別れました。
中松屋旅館の駐車場脇に珍しい「しだれ桑」の木がありました。
そして、私とI氏は、プリウスワゴンタイプ車で、千曲川沿いに走る長野市から新潟県小千谷市をつなぐ国道117号線を新潟県小千谷市に向かい、途中長野県栄村の「道の駅 さかえ」で、猪肉と熊肉の缶詰と「野沢菜の油炒」を買い、新潟県に入り新潟県津南町でブランド豚肉の「妻有(つまり)ポーク」の豚肉を使用したトンカツの「ロースカツ定食」を食べ、越後川口インターチェンジから関越自動車道に入り、更に北陸自動車道・日本海東北自動車道に入り、そして荒川胎内インターチェンジで下りて国道113号線で小国町を経由して山形市に帰りました。
なお、「登山」に関しては、
でご紹介しています。
また、「日本百名山」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「温泉」、「長野県」、及び「新潟県」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「上田市」に関しては、
でご紹介しています。
また、「千曲市」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「群馬県」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「池波正太郎」に関しては、
でご紹介しています。