長野県と山梨県にまたがる日本百名山の1峰である「金峰山・きんぷさん、きんぽうさん」、そして300名山の一つ「国師ヶ岳・こくしがたけ」、更に奥秩父最高点の「北奥千丈岳」登山
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先月下旬に、長野県と山梨県にまたがる日本百名山の1峰である「金峰山・きんぷさん、きんぽうさん」、そして300名山の一つ「国師ヶ岳・こくしがたけ」、更に奥秩父最高点の「北奥千丈岳」に山仲間と登ってきました。
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第一 登山行程の概略
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1 瑞牆山荘(みずがきさんそう)
標高1510メートル - 2 富士見平小屋
標高1810メートル
途中巨大な「大日岩」がありました。 - 3 金峰山(きんぷさん・きんぽうさん)
日本百名山
標高2599メートル
山頂には特異な形状の巨大な「五丈石」がありました。 - 4 鉄山
標高2531メートル - 5 朝日岳
標高2579メートル - 6 大弛峠(おおだるみとうげ)
車が通れる峠で標高日本一
標高2365メートル - 7 国師ヶ岳(こくしがたけ)
300名山
標高2591・9メートル - 8 北奥千丈岳
奥秩父最高点
標高2601メートル - 9 大弛峠(おおだるみとうげ)
標高2365メートル
以上上り高低差1091メートル、下り高低差236メートルの1泊2日の夏山登山でした。
今回の登山では、滑落の危険があるような箇所はありませんでした。
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1 瑞牆山荘(みずがきさんそう)
- 第二 登山装備
- ・ペツル製ヘルメット
- ・モンベル製メッシュの日除け付きキャップ
- ・モンベル製サングラス
- ・バーグハウス製オレンジ色のTシャツ
- ・アークテリクス製小豆色ウインドブレーカー
- ・ファイントラック製ポリゴン防寒具
- ・マーモット製長トレッキングパンツ
- ・ノースフェイス製レインウエア上下
- ・ノースフェイス製トレッキングスパッツ(コンプレッションタイツ)
- ・厚手のウール製靴下
- ・スポルティバ製トランゴキューブ登山靴
- ・ブラックダイヤモンド製トレッキングポール2本
- ・オスプレイ製ケストレル48リットルザック
- ・プリムス製エクスプレス・スパイダーストーブ
- ・コールマン製ガスカートリッジ
(今回は、食事の為にインスタントラーメン「ラ王味噌味」を持参してコッヘルに水を入れバーナーで湯を沸かしてラーメン「ラ王味噌味」を食べました。)
(その他に、行動食として、キエコパンのレーズンパンを持参して食べました。)
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第三 登山の具体的日程
- 第1 1日目
- 第2 2日目
- 第3 3日目
- 第4 4日目
午前5時にI氏が私の自宅にI氏の愛車プリウスワゴンタイプで迎えにきてくれました。
国道13号線バイパスから東北中央自動車道山形上山ICから高速道路に乗り福島まで開通した東北中央自動車道を南下し、福島で東北自動車道に入りました。
朝食は、東北自動車道那須高原サービスエリアで「かきあげうどん」(600円)を食べました。
東北自動車道から北関東自動車道、そして中央自動車道、更に上信越自動車道に入り、長野県の佐久市、川上村を通り山梨県に入り、午後1時頃瑞牆山荘に到着しました。
瑞牆山荘近くの大きな無料駐車場に車を停めて、車の脇の空いている駐車場のスペースでスパイダーバーナーを使用して大きなコッヘルに湯を沸かし、I氏と二人で昼食として「ラ王味噌味」を食べました。
このときは、持参したアウトドア用のライターで問題なく火がつきました。
瑞牆山荘は、夕食付き朝食なしのビール1本付きで8700円の料金でした。
沸かし湯の風呂もありました。
夕食は豪華で、自家製ローストビーフや焼き鮭など美味しいごちそうがでました。
部屋では持参したイタリアのバルバレスコの赤ワインを飲み、酒のつまみに途中のサービスエリアで購入したベーコンの切り落としを食べました。
午後8時頃早めに就寝しました。
午前3時に起きて、身支度を整えて午前4時に瑞牆山荘近くの駐車場をI氏と出発しました。
午前5時に富士見平小屋に到着しました。
腰の調子が今一つのI氏は、今回は金峰山に登らないで、日本百名山の1つの瑞牆山に登ることになりました。
I氏は、腰の調子が良かったので瑞牆山の頂上まで登りました。
私は、富士見平小屋でI氏と分かれて、一人で金峰山に向かいました。
私は、大日小屋や大日岩を通り、午前9時30分に金峰山山頂(標高2599メートル)に到着しました。
私が瑞牆山荘の駐車場から金峰山の山頂まで到着する間に金峰山方面から下りて来てすれ違った登山者は数人しかいませんでした。
瑞牆山荘から金峰山に登るルートは、1100メートル近く登らなければならないこと、そして標準タイムでも休憩時間抜きで6時間くらいかかることからあまり人気がないようです。
金峰山山頂には沢山の人がいました。
金峰山山頂には特異な形をした大きな「五丈石」がありました。
金峰山山頂で15分くらい休憩した後、大弛峠にむけて出発しました。
金峰山山頂から大弛峠までは休憩時間をのぞいて約2時間の行程です。
途中「鉄山」や「朝日岳」を通過しました。
私は、午前11時50分に大弛峠に到着しました。
この日の行動時間は、7時間50分でした。
地元の山梨県から参加したS氏は、その日の午前6時ジャストに瑞牆山荘を出発して私と同じルートで金峰山に登り午後0時30分に大弛小屋に到着しました。
S氏は、午前4時に瑞牆山荘を出発した私の登山時間より2時間近くも少ない驚異的な速さで登ってきたことになります。
大弛峠は、標高2365メートルで、車が通れる峠としては、標高が日本一とのことです。
大弛峠の峠の両側には相当の台数の車が停められる無料の駐車場があり、東京から車で日帰りで金峰山登山にきていた人たちが複数名いました。
そのように車の便が良いことから大弛峠のすぐ脇にある大弛小屋は利用客が少ないのだと思います。
大弛小屋はその日は管理人がおらず無人小屋で、なおかつ私と山梨県からきたS氏だけが大弛小屋の利用者で貸し切りでした。
なお、大弛小屋の建物の脇に鉄パイプで骨組みをしてブルーシートで屋根をかけたテラスの木製の長テーブルのところで、私は持参したプリムス・スパイダーのバーナーに点火しようとしましたが、念のために3つも持参したすべてのライターの火がつかず、バーナーが使えなくなりました。
せっかく重い思いをして背負ってきたスパイダーのバーナーが役にたたず、とても情けなくなりました。
これは、私が持参したライターがいずれも圧電式ライターだったため、標高が高く気圧が低くて点火しにくくなったからのようです。
このことは、下山して山形に戻った後でカスカワスポーツ店の店長さんから教えてもらいました。
結局隣の長テーブルで別のバーナーに点火していたソロテント泊の人から指で金属のヤスリ部分を回転させ、回転したヤスリと石が擦れて火花が散るフリント式ライターを借りて点火できました。
このフリント式ライターも火が点かなかったのですが、ヤスリと石が擦れてできた火花で何とかスパイダーのガスバーナーに点火できました。
そのようなことで、ようやくスパイダーのバーナーでお湯を沸かしてインスタントラーメンの「ラ王味噌味」を食べ、「ドリップコーヒー」をマグカップにセットして、山の上でのコーヒーを楽しむことができました。
午後から時間があったことから、私とS氏は、大弛小屋からすぐのところにあり、高山植物のマットの上に巨石と灌木が自然に巧みに配置された「夢の庭園」にいき巧みな自然の造形を堪能しました。
午前3時に起床して、午前4時にS氏と大弛小屋を出発しました。
朝食は、キエコパンのレーズンパンとスポーツヨウカンを食べました。
午前4時40分に前国師に到着しました。
午前4時56分に国師ヶ岳(標高2591・9メートル)に到着しました。
午前5時10分に北奥千丈岳(標高2601メートル)に到着しました。
朝焼けの雲海と360度の視界に見える沢山の山々が素敵な姿をしていました。
なお、高山植物に関しては、2日目も3日目も登山道の至る所に白いゴージャスな花に少しピンク色が入った「ハクサンシャクナゲ」が咲き誇っていました。
その他の高山植物の花はあまり見かけませんでした。
午前5時53分に大弛小屋に到着し、すぐに大弛峠に出ました。
この日の行動時間は約2時間でした。
2日間の合計行動時間は、9時間50分でした。
午前6時ジャストに昨日別行動で瑞牆山に登り、下界に泊まったI氏がプリウスで大弛峠の駐車場に迎えに来てくれました。
そこで、私とI氏は車で下山し、S氏は昨日歩いた登山道を登り返して金峰山に登り、更に瑞牆山に登り、瑞牆山荘の駐車場に下山したとのことです。
S氏は、本当にタフで、かつ足が速いです。
私とI氏は、車で甲府市におり、早朝から開いていて日帰り入浴ができる「ホテル湯王」の温泉に入り(入浴料400円)、大量の汗を流し、寝湯でゆったり時間を過ごしました。
私とI氏は、山梨県甲府市から長野県上田市に向かい、JR上田駅近くの有名トンカツ店「力亭」で、ロースカツ定食(1500円)を食べました。
この「力亭」のトンカツのことは別に後でブログに書きます。
特製ソースをかけて食べるローストンカツは絶品でした。
私とI氏は、長野県から上信越自動車道で西進して新潟県に入り、新潟県妙高市のゴルフ場内にある天然温泉の露店風呂と大浴場、そして広いサウナがあるアパリゾート上越妙高にチェックインしました。
ここの夕食バイキングも豪華でした。
アパリゾート上越妙高では、夕方から夜9時くらいまで様々な色のLEDライトで広い山の斜面を飾り尽くす色鮮やかで華やかな「アパリュージョン」が開催されていました。
朝温泉に入り、朝食バイキングをしっかり食べて、アパリゾート上越妙高を出発し、新潟県三条市の岡の上にあるアウトドアブランド「スノーピーク」のテント場もある本店に行きました。
私は、「スノーピーク」本店で、分離型バーナーの下に敷く断熱シートと450ミリリットルのチタン製のマグカップを買いました。
昼は、新潟県村上市の「うどん一(はじめ)」で、「冷やつゆかけうどん」を食べて、山形県小国町か飯豊町にある国道113号線沿いの「峠の茶屋」でボリューム満点の「鳥の唐揚げ」を購入し、午後4時過ぎに山形市内の自宅に戻りました。
なお、「登山」、「日本百名山」、「長野県」、及び「山梨県」に関しては、
でご紹介しています。
因(ちな)みに、、「山梨県」、及び「長野県」に関しては、
でご紹介しています。
また、「登山」に関しては、
2018(平成30)年10月16日山形県山形市の蔵王温泉から蔵王ロープウエイに乗って見た蔵王の紅葉(紅葉)(熊野岳)(登山)(蔵王ロープウエイ)(横倉ゲレンデ)(山形市)(山形県)
でご紹介しています。
そして、「北杜市」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「甲府市」に関しては、
でご紹介しています。
また、「トンカツ」、「ソース」、「ロースカツ」、「豚肉」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「妙高市」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「新潟県」に関しては、
でご紹介しています。
なお、「ガスバーナー」に関しては、
2011(平成23)年10月25日サバイバルGEARとしてのガスバーナー2種(アウトドア)(防災用品)
でご紹介しています。
また、「キエコパン」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「温泉」に関しては、
でご紹介しています。