青森県弘前市にある「大阪屋」の、1773(安永2)年創製の代々長子(長男)への口伝(くでん)で受け継がれてきたソバ粉を主原料として麺棒一本で仕上げる純粋な手造りの素朴にして雅(みやび)なそば菓子「竹流し(たけながし)」(そば)(安全安心)(煎餅・せんべい)

2017(平成29)年5月26日

 今回は、青森県弘前市にある「大阪屋」が製造している、1773(安永2)年創製で代々長子(長男)への口伝(くでん)で受け継がれてきた、ソバ粉を主原料として麺棒一本で仕上げる純粋な手造りの素朴にして雅(みやび)なそば菓子「竹流し(たけながし)」(そば)をご紹介します。

 

 「竹流し」は、「大阪屋」の四代目の人が、当時金を発掘していた中津軽郡目屋村の尾太鉱山で金を流すために用いられていた割った青竹の上の磨く前の金の鈍い色にヒントを得て1773(安永2)年に創製したとのことです。

 「竹流し」は、代々長子(長男)に口伝で伝えられてきたようです。

 製造する道具は、麺棒一本とのことです。

 

 「竹流し」の原材料は、

 小麦粉、砂糖、そば粉だけです。

 極めてシンプルな原材料です。

 

 「竹流し」は、そば粉を主原料とする素朴にして雅(みやび)が漂(ただよ)う秀逸な薄焼き煎餅(せんべい)です。

 短い短冊形に成型された薄焼きそば煎餅で、そばの風味がする典雅なお菓子です。

 パリッパリッの食感も小気味よいです。

 代々受け継がれてきた無添加製法を堅持しているとのことで、香料も使用しない安全安心なお菓子です。

 「竹流し」は、しけないように金属製の箱にこれでもかというほどギッシリ詰め込まれています。

 しかも、1枚として割れていません。

 この詰め方も名人芸だと思います。

 

 今回「竹流し」を、青森県でも活躍されているS氏に青森土産としていただきました。

 大変美味しいそば菓子です。

 ありがとうございました。

 

 製造者の青森県弘前市にある「大阪屋」の電話番号は、0172ー32ー6191です。

 

 なお、「そば」に関しては、

2017(平成29)年1月25日山形県真室川町にある庄司製麺工場が製造している、国産玄そばを丸ごと挽(ひ)いた「山形真室川黒挽きそば」と、真室川町の伝承野菜「甚五右衛門芋(いも)」を山形県産小麦粉「ゆきちから」に練り込んだ「親子芋うどん甚五右衛門」(里芋)。同じく山形県真室川町にある「農事組合法人りぞねっと」が製造している山形県産安全安心米「はえぬき」を麺にしたベトナムの米粉麺「フォー」のような「りぞねっと米粉めん」と、

2016(平成28)年12月9日山形県大石田町にある「手打ち大石田そば きよ(きよそば)」の、ツルツルした食感でのど越しがよくコシのあるそば粉100%で打った十割そばが板に盛られて提供される「大盛り板そば」

でご紹介しています。

 

 また、「竹ながし」と形状が似ている「そばさし」に関しては、

2016(平成28)年9月24日山形県山辺町の日本棚田百選に選ばれた「大蕨(おおわらび)の棚田」の正面にある、月に2日しか営業しない完全予約制の日本そば専門店「六右衛門庵」の、蕎麦(そば)の「挽きたて」、「打ちたて」、「ゆでたて」の三たてで香り豊かな「そば刺し」、「細切りそば」、「そば揚げ」を堪能できる「そばのフルコース」

でご紹介しています。

 

 因(ちな)みに、そばを原料にした「ガレット」に関しては、

2012(平成24)年7月1日伊東市の伊豆高原のガレットカフェ&雑貨ショップ「HAPPAYA」(静岡県)

でご紹介しています。

 

 また、「沖縄そば」に関しては、

2017(平成29)年2月6日JR東京駅構内八重洲北口地下1階の飲食ゾーン「黒塀横丁」内にある沖縄料理店「龍潭(りゅうたん)」東京駅店の、ビタミンたっぷりでヘルシーな沖縄料理の識名(しきな)コース(ジーマーミ豆腐・ゴーヤチャンプルー・薬草かきあげ・軟骨ソーキの煮付け・ミーバイの豆腐よう焼き・沖縄そば・デザート)、海ぶどう、島らっきょう、とうふよう

でご紹介しています。

 

 そして、「竹ながし」と同様の薄い「煎餅(せんべい)」に関しては、

2017(平成29)年3月31日静岡県伊東市で購入した、愛知県北名古屋市にある「米倉製菓」が製造している、サッパリしたサクサクの食感のそら豆と卯の花(おから)が入った、そして国産(愛知県産)の小麦粉と砂糖(北海道産てんさい糖・ビート糖)を使用したこだわりのそら豆煎餅(せんべい)の「そら豆せん」(安全安心)

でご紹介しています。

 

 更に、「青森県」に関しては、

2016(平成28)年12月26日青森県八戸市にある「ディメール」の、八戸前沖でとれた脂ののったトロのようなブランド鯖(さば)の「八戸前沖鯖」を上品な醸造酢でしめた「しめさば」の棒寿司を八戸市を中心とする青森県南部地方名産の食用干し菊「阿房宮」で美しく飾った美味しくて豪華な「鯖寿司のはちのへ巻」

でご紹介しています。


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