Sadaoのイタリア紀行

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ミ  ラ  ノ

成田~パリ(シャルルドゴール空港)間は12時間25分の空の旅です。
ほとんど眠れません。パリで乗り換えのため2時間の待ち時間です。
パリ~ミラノ間は1時間45分の旅です。ホテルに到着したのは夜中でした。

ドゥオーモ

←ドゥオーモ

  時差ぼけの目に入ってきた巨大な建造物は ミラノのドゥオーモです。改修中で正面は白布で覆われており、その美しい姿はみられませんでした。14世紀後半に着工し、完成したのは19世紀ナポレオンの時代だそうです。写真は大聖堂の背後から撮影したものです。

ドゥオーモ→

  5ユーロ支払うとエレベータで屋上に上がれます。 多数の尖塔が目の前で見られます。尖塔の先端には人物像が置かれております。 イタリア最大のゴシック様式の建造物でありながら繊細にして精緻な造りに驚嘆させられます。

ドゥオーモ

←ドゥオーモの内部

 最初にドゥオ-モの中に入った時は、日曜日 でミサが行われおり、撮影をひかえました。この写真はミサが終了してから撮影しました。

↑ドゥオーモの回廊

人物との対比で支柱の巨大さ、石積みの精巧さが分かります。

←サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会

  天才レオナルド ダ ビンチの「最後の晩餐」がここにあります。鑑賞するためには予約が必要です。25人1組で15分間(記憶が確かでない)だったと思います。天才逝きても観光資源をのこし、稼ぎ続けると考えるのは下衆の考えかも知れません。 写真撮影は出来ません。 キリストの「汝らの一人、我を売らん」は有名。

スフォルツァ城→

   スフォルツァ家の居城であった。内部は現在美術館になっている。ミケランジェロの「未完のピエタ」がある。ピエタとは聖母子像のなかで聖母マリアがキリストの亡き骸を抱いて悲嘆にくれている像を指します。 壁面には赤十字と蛇を組み合わせたアルファロメオのエンブレムの原画となったという壁画ががあります。天井にもやたらに蛇が描かれており、蛇はよほど縁起のよい生き物だったようです。

←スフォルツァ城のピエタ

   修復が終了したばかりでした。フラッシュをたかなければ撮影可能です。前述のようにミケランジェロの作でしたが未完に終わったようです。「ロンダニーニのピエタ」とも呼ばれております。