ワータネン彗星 その2

テイラーシステムで、Cos[s=s、π/4代入、π/2テイラー]の条件を調べた。L1(1)を求めた。
L1(2)、L1(4)、L1(6)を求めた。現代数学で不明とされるL1(3)を導出。
テイラーシステム Cos[s=s,π/4代入,π/2テイラー]
L1(1)を求める
L1(2)、L1(4)、L1(6)を求める
L1(3)を求める



2008/2/23        < テイラーシステム Cos[s=s,π/4代入,π/2テイラー] >

 しばらくテイラーシステムの変形例などを調べていたが、本道にもどる。
母関数
 f(x)=(cosx)/1^s + (cos2x)/2^s + (cos3x)/3^s + (cos4x)/4^s ・・・
または
 f(x)=(sinx)/1^s + (sin2x)/2^s + (sin3x)/3^s + (sin4x)/4^s ・・・
の形に戻って、まだやっていない条件をいろいろ調べることにする。
ここでは、cos級数のほうを使い、条件Cos[ s=s, π/4代入, π/2テイラー]を調べてみたい。
 この条件では、ゼータ関数L1(s)が出てくる。このL1(s)をζ(s)やL(s)で表現する形になるのだが、これまで何度か出て
きたL1(s)ゼータがどんなものかを再び示しておく。
L1(s)は次で定義されるゼータ関数である。
  L1(s)=(1 - 1/3^s - 1/5^s + 1/7^s ) + (1/9^s - 1/11^s - 1/13^s + 1/15^s ) + ・・・  ----@

これはディリクレのL関数L(χ,s)
  L(χ,s)=χ(1)/1^s + χ(2)/2^s + χ(3)/3^s + χ(4)/4^s + χ(5)/5^s + χ(6)/6^s + ・・・・
の一種のゼータである。
L1(s)はmod 8に対応したディリクレ指標χ(a)をもち、
「a≡1 or 7 mod 8-->χ(a)=1、 a≡3 or 5 mod 8 -->χ(a)=-1、 それ以外のaではχ(a)=0」というχ(a)に対応
したL(χ,s)となる。mod 8なので、このχ(a)の導手は8である。

@をさらに長く書くと、
L1(s)=(1 - 1/3^s - 1/5^s + 1/7^s ) + (1/9^s - 1/11^s - 1/13^s + 1/15^s )
           + (1/17^s - 1/19^s - 1/21^s + 1/23^s) + (1/25^s - 1/27^s - 1/29^s + 1/31^s) + ・・・----A
となることはいうまでもない。

ディリクレ指標χ(a)の定義を書いておく。
χ(a)は、ある自然数Nについて、次の3条件を満たすものである。
(1)a≡b mod N ならχ(a)=χ(b)
(2)χ(ab)=χ(a)χ(b)
(3)aとNが共通因数を持つときに限り、χ(a)=0

@のディリクレ指標「a≡1 or 7 mod 8-->χ(a)=1、 a≡3 or 5 mod 8 -->χ(a)=-1、 それ以外のaではχ(a)=0」が、
この3条件を満たしていることは容易にわかる。
最小単位の導手8でもってL1(s)は特徴づけられていることが@やAからわかるであろう。

 L1(s)ゼータは「金星 その4」や「火星 その8」や「ロニオス彗星 その6」でもいろいろと調べた。
L1(s)は実2次体Q(√2)に対応するゼータ関数である。

 では早速L1(1)から求めてみよう。



2008/2/23        <L1(1)を求める > Cos[s=s、π/4代入、π/2テイラー]

L1(1)を求める。

[L1(1)導出] Cos型[ s=1, π/4代入,π/2テイラー]
 f(x)=(cosx)/1 + (cos2x)/2 + (cos3x)/3 + (cos4x)/4 +・・・     ------@
という母関数を考える。

@でx=π/4を代入すると
f(π/4)=(1/√2){(1/1 - 1/3 - 1/5 + 1/7) + (1/9 - 1/11 - 1/13 + 1/15) + ・・・}
          - 1/4・(1 - 1/2 + 1/3 - 1/4 + ・・)
     =L1(1)/√2 - (log2)/4                         ----------A
となりL1(1)が現れた。

 次に、@の右辺をx=π/2の周りテイラー展開すると、簡単な計算により次となる。
  f(x)=-1/2・log2 - L(0)(x-π/2)^1 /1! + 2^1・(1-2^2)ζ(-1)(x-π/2)^2 /2!
               + L(-2)(x-π/2)^3 /3!- 2^3・(1-2^4)ζ(-3)(x-π/2)^4 /4!
                 - L(-4)(x-π/2)^5 /5!+ 2^5・(1-2^6)ζ(-5)(x-π/2)^6 /6!  -------B
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで、L(s)は
L(s)=1 - 1/3^s + 1/5^s - 1/7^s + ・・
である。ζ(s)はリーマン・ゼータζ(s)である。
さて、L(s)の関数等式
  L(1-s)=π^(-s)・2^s・Γ(s)・sin(πs/2)・L(s)
とζ(s)の関数等式
  ζ(1-s)=cos(πs/2)・Γ(s)・2^(1-s)・π^(-s)・ζ(s)
を利用すると、Bは次のように書き換えられる。

 f(x)=-1/2・log2 - 2^1・(L(1)/π^1)(x-π/2)^1 /1 + (2^2-1)(ζ(2)/π^2)・(x-π/2)^2 /2
              - 2^3・(L(3)/π^3)(x-π/2)^3 /3  + (2^4-1)(ζ(4)/π^4)・(x-π/2)^4 /4
                 - 2^5・(L(5)/π^5)(x-π/2)^5 /5  + (2^6-1)(ζ(6)/π^6)・(x-π/2)^6 /6
                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

xにπ/4を代入して、次を得る。
 f(π/4)=-1/2・log2 + L(1)/(1・2^1) + (1-1/2^2)・ζ(2)/(2・2^2)
                + L(3)/(3・2^3) + (1-1/2^4)・ζ(4)/(4・2^4)
                   + L(5)/(5・2^5) + (1-1/2^6)・ζ(6)/(6・2^6)      ------C
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 AとCは等しいから、
L1(1)/√2 - (log2)/4 =-(log2)/2 + L(1)/(1・2^1) + (1-1/2^2)・ζ(2)/(2・2^2)
                        + L(3)/(3・2^3) + (1-1/2^4)・ζ(4)/(4・2^4)
                          + L(5)/(5・2^5) + (1-1/2^6)・ζ(6)/(6・2^6)    ------D
                             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 L1(1)が、L(s)とζ(s)の無限和で表現できた。
念のため、検証しておこう。L1(1)は類数公式よりL1(1)=(log(√2+1))/√2であるから、左辺=0.2673999・・  ------E
となる。これが目標である。
 右辺では、
Dの右辺5項まで=0.256565・・・
Dの右辺7項まで=0.265399・・・
Dの右辺9項まで=0.267003・・・
 このように速い速度でEに収束していく。

 Dで左辺をL1(1)だけにした形に整えておく。

L1(1)/√2 -(log2)/4 + L(1)/(1・2^1) + (1-1/2^2)・ζ(2)/(2・2^2)
                  + L(3)/(3・2^3) + (1-1/2^4)・ζ(4)/(4・2^4)
                      + L(5)/(5・2^5) + (1-1/2^6)・ζ(6)/(6・2^6)    ------E
                            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 なんともシンプルで美しい形である。

以上。

まとめておく。
テイラーシステムで求めた 条件Cos[ s=s, π/4代入, π/2テイラー]

 L1(1)/√2 -(log2)/4 + L(1)/(1・2^1) + (1-1/2^2)・ζ(2)/(2・2^2)
                  + L(3)/(3・2^3) + (1-1/2^4)・ζ(4)/(4・2^4)
                    + L(5)/(5・2^5) + (1-1/2^6)・ζ(6)/(6・2^6)
                         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここでL1(s)は次のゼータ関数である。
  L1(s)=(1 - 1/3^s - 1/5^s + 1/7^s ) + (1/9^s - 1/11^s - 1/13^s + 1/15^s ) + ・・・





2008/2/29        <L1(2)、L1(4)、L1(6)を求める > Cos[s=2, 4, 6、π/4代入、π/2テイラー]

L1(2)、L1(4)、L1(6)を求める。

[L1(2)導出] Cos型[ s=1, π/4代入,π/2テイラー]
 f(x)=(cosx)/1^2 + (cos2x)/2^2 + (cos3x)/3^2 + (cos4x)/4^2 +・・・     ------@
という母関数を考える。

@でx=π/4を代入すると
f(π/4)=(1/√2){(1/1^2 - 1/3^2 - 1/5^2 + 1/7^2) + (1/9^2 - 1/11^2 - 1/13^2 + 1/15^2) + ・・・}
          - 1/4^2・(1/1^2 - 1/2^2 + 1/3^2 - 1/4^2 + ・・)
     =L1(2)/√2 - 1/4^2・(1-1/2)・ζ(2)                         ----------A
となりL1(2)が現れた。

 次に@の右辺をx=π/2の周りでテイラー展開すると、簡単な計算により次となる。
  f(x)=-1/2^2・(1-1/2)ζ(2) - L(1)(x-π/2)^1 /1!
        + 2^0・(1-2^1)ζ(0)(x-π/2)^2 /2!+ L(-1)(x-π/2)^3 /3!
           - 2^2・(1-2^3)ζ(-2)(x-π/2)^4 /4!- L(-3)(x-π/2)^5 /5!
                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ここでζ(-2)、ζ(-4)、・・とL(-1)、L(-3)、・・は0であるから、結局、次のようになる。

  f(x)=-1/2^2・(1-1/2)ζ(2) - L(1)(x-π/2)^1 /1!+ 2^0・(1-2^1)ζ(0)(x-π/2)^2 /2!    ------B

 xにπ/4を代入して、
f(π/4)=-1/2^2・(1-1/2)ζ(2) + L(1)(π/4)^1 /1!+ 2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^2 /2!   ------C

AとCは等しいから、
L1(2)/√2 - 1/4^2・(1-1/2)・ζ(2) -1/2^2・(1-1/2)ζ(2) + L(1)(π/4)^1 /1!+ 2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^2 /2!

左辺のζ(2)を右辺に移して、
L1(2)/√2=(1/4^2-1/2^2)・(1-1/2^1)ζ(2)
          + L(1)(π/4)^1 /1!+ 2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^2 /2!

 L1(2)が、L(1)とζ(2)、ζ(0)で表現できた。ζ(2)=π^2/6、L(1)=π/4であるから、L1(2)=A・π^2となることがわかる。
数値的に計算してももちろんこの等式は成り立っている。

以上。

 同様にしてL1(4)、L1(6)、・・を求めることができる。L1(4)、L1(6)だけ書いておく。

L1(4)/√2 =(1/4^4-1/2^4)・(1-1/2^3)ζ(2)
          + L(3)(π/4)^1 /1!+ 1/2^2・(1-1/2^1)ζ(2)(π/4)^2 /2!
            - L(1)(π/4)^3 /3!+ 1/2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^4 /4!

L1(6)/√2 =(1/4^6-1/2^6)・(1-1/2^5)ζ(6)
          + L(5)(π/4)^1 /1!+ 1/2^4・(1-1/2^3)ζ(4)(π/4)^2 /2!
            - L(3)(π/4)^3 /3!+ 1/2^2・(1-1/2)ζ(2)(π/4)^4 /4!
              - L(1)(π/4)^5 /5!+ 1/2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^6 /6!


まとめておく。
テイラーシステムで求めた 条件Cos[ s=s, π/4代入, π/2テイラー]

L1(2)/√2=(1/4^2-1/2^2)・(1-1/2^1)ζ(2)
          + L(1)(π/4)^1 /1!+ 2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^2 /2!


L1(4)/√2 =(1/4^4-1/2^4)・(1-1/2^3)ζ(4)
          + L(3)(π/4)^1 /1!+ 1/2^2・(1-1/2^1)ζ(2)(π/4)^2 /2!
             - L(1)(π/4)^3 /3!- 1/2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^4 /4!


L1(6)/√2 =(1/4^6-1/2^6)・(1-1/2^5)ζ(6)
          + L(5)(π/4)^1 /1!+ 1/2^4・(1-1/2^3)ζ(4)(π/4)^2 /2!
            - L(3)(π/4)^3 /3!- 1/2^2・(1-1/2^1)ζ(2)(π/4)^4 /4!
               + L(1)(π/4)^5 /5!+ 1/2^0・(1-2^1)ζ(0)(π/4)^6 /6!


 ここでL1(s)は次のゼータ関数である。
  L1(s)=(1 - 1/3^s - 1/5^s + 1/7^s ) + (1/9^s - 1/11^s - 1/13^s + 1/15^s ) + ・・・


参考までに、「ロニオス彗星 その6」での結果も載せておく。
[L1(2)、L1(4)、L1(6)、L1(8)導出] Sin-L(s)型[ s=2, 4, 6, 8, 3π/4代入,πテイラー]

L1(2)/√2=L(1)(π/4)^1 /1!

L1(4)/√2=L(3)(π/4)^1 /1!- L(1)(π/4)^3 /3!

L1(6)/√2=L(5)(π/4)^1 /1! - L(3)(π/4)^3 /3!+ L(1)(π/4)^5 /5!

L1(8)/√2=L(7)(π/4)^1 /1! - L(5)(π/4)^3 /3!+ L(3)(π/4)^5 /5!- L(1)(π/4)^7 /7!



 今回の結果と「ロニオス彗星」の結果の対比の妙を味わっていただきたい。




2008/3/2            <L1(3)を求める > Cos[s=3、π/4代入、π/2テイラー]

次に現代数学で不明とされるL1(3)求める。L1(5)、L1(7)、・・は略す。

[L1(3)導出] Cos型[ s=3, π/4代入,π/2テイラー]
 f(x)=(cosx)/1^3 + (cos2x)/2^3 + (cos3x)/3^3 + (cos4x)/4^3 +・・・     ------@
という母関数を考える。

@でx=π/4を代入すると
f(π/4)=(1/√2){(1/1^3 - 1/3^3 - 1/5^3 + 1/7^3) + (1/9^3 - 1/11^3 - 1/13^3 + 1/15^3) + ・・・}
          - 1/4^3・(1/1^3 - 1/2^3 + 1/3^3 - 1/4^3 + ・・)
     =L1(3)/√2 - 1/4^3・(1-1/2^2)・ζ(3)                         ----------A
となりL1(3)とζ(3)が現れた。

 次に@の右辺をx=π/2の周りでテイラー展開すると、簡単な計算により次となる。
  f(x)=-1/2^3・(1-1/2^2)ζ(3) - L(2)(x-π/2)^1 /1!
        + (log2 /2)・(x-π/2)^2 /2!+ L(0)(x-π/2)^3 /3!
           - 2^1・(1-2^2)ζ(-1)(x-π/2)^4 /4!- L(-2)(x-π/2)^5 /5!
              + 2^3・(1-2^4)ζ(-3)(x-π/2)^6 /6!+ L(-4)(x-π/2)^7 /7!     ------B
                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで、L(s)は
L(s)=1 - 1/3^s + 1/5^s - 1/7^s + ・・
である。ζ(s)はリーマン・ゼータζ(s)である。
さて、L(s)の関数等式
  L(1-s)=π^(-s)・2^s・Γ(s)・sin(πs/2)・L(s)
とζ(s)の関数等式
  ζ(1-s)=cos(πs/2)・Γ(s)・2^(1-s)・π^(-s)・ζ(s)
を利用してゼータ値を反転させ、さらにxにπ/4を代入すると、次のようになる。

f(π/4)=-1/2^3・(1-1/2^2)ζ(3) + L(2)(π/4)^1 /1!+ ((log2)/2)・(π/4)^2 /2!- L(0)(π/4)^3 /3!
         -π^2{(1!/4!)・(2^2-1)・ζ(2)/4^4 + (2!/5!)・2^3・L(3)/4^5
               + (3!/6!)・(2^4-1)・ζ(4)/4^6 + (4!/7!)・2^5・L(5)/4^7
                  + (5!/8!)・(2^6-1)・ζ(6)/4^8 + (6!/9!)・2^7・L(7)/4^9      ------C
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           }

AとCは等しいから、
L1(3)/√2 - 1/4^3・(1-1/2^2)・ζ(3)
   =-1/2^3・(1-1/2^2)ζ(3) + L(2)(π/4)^1 /1!+ ((log2)/2)・(π/4)^2 /2!- L(0)(π/4)^3 /3!
         -π^2{(1!/4!)・(2^2-1)・ζ(2)/4^4 + (2!/5!)・2^3・L(3)/4^5
               + (3!/6!)・(2^4-1)・ζ(4)/4^6 + (4!/7!)・2^5・L(5)/4^7
                 + (5!/8!)・(2^6-1)・ζ(6)/4^8 + (6!/9!)・2^7・L(7)/4^9
                       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           }

 左辺のζ(3)を右辺に移項して
L1(3)/√2
=(1/4^3-1/2^3)・(1-1/2^2)ζ(3) + L(2)(π/4)^1 /1!+ ((log2)/2)・(π/4)^2 /2!- L(0)(π/4)^3 /3!
       -π^2{(1!/4!)・(2^2-1)・ζ(2)/4^4 + (2!/5!)・2^3・L(3)/4^5
             + (3!/6!)・(2^4-1)・ζ(4)/4^6 + (4!/7!)・2^5・L(5)/4^7
                 + (5!/8!)・(2^6-1)・ζ(6)/4^8 + (6!/9!)・2^7・L(7)/4^9          ------D
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           }

 L1(3)が、現代数学で不明なL(2)とζ(3)と、無限個の自明なゼータで表現できた。

検証しておこう。数値計算よりDの左辺=0.6776773・・  ------E
となる。これが目標である。
 右辺では、
Dの右辺3項まで=0.7276834・・・
Dの右辺5項まで=0.6793835・・・
Dの右辺7項まで=0.6778123・・・

 このように非常に速い速度でEに収束していく。

以上。

まとめておく。
テイラーシステムで求めた 条件Cos[ s=3, π/4代入, π/2テイラー]

L1(3)/√2
 =(1/4^3-1/2^3)・(1-1/2^2)ζ(3) + L(2)(π/4)^1 /1!+ ((log2)/2)・(π/4)^2 /2!- L(0)(π/4)^3 /3!
       -π^2{(1!/4!)・(2^2-1)・ζ(2)/4^4 + (2!/5!)・2^3・L(3)/4^5
             + (3!/6!)・(2^4-1)・ζ(4)/4^6 + (4!/7!)・2^5・L(5)/4^7
                + (5!/8!)・(2^6-1)・ζ(6)/4^8 + (6!/9!)・2^7・L(7)/4^9
                        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           }

 ここでL1(s)は次のゼータ関数である。
  L1(s)=(1 - 1/3^s - 1/5^s + 1/7^s ) + (1/9^s - 1/11^s - 1/13^s + 1/15^s ) + ・・・


参考までに、「ロニオス彗星 その6」での結果も載せておく。
L1(3)導出  Sin-L(s)型[ s=3, 3π/4代入,πテイラー]

L1(3)/√2=L(2)(π/4)^1 /1!- L(0)(π/4)^3 /3!
            - (π/2)^2・{(2!/5!)(1/2)^5・L(3) + (4!/7!)(1/2)^7・L(5)
                       + (6!/9!)(1/2)^9・L(7) + (8!/11!)(1/2)^11・L(9)
                           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  }


二つを比較して対比の妙を味わっていただきたい。上はCOS級数から導出され、下はSIN-L(s)級数から導出されてい
る点も興味深い。




その4
その3
その1


ゼータ系の彗星群

数学の研究