フラッシュまとめ

今まで各章で、フラッシュについて出てきました。

とっても大事なので、まとめましょう。

中景をフラッシュで暗くする

「共生ハゼ黒抜き」や「黒抜きDARK&MELLOW」「白砂飛ばしローキー」で出てきました。

まず、光を回したくない中景に、逆に、光を回すための最適なフラッシュ位置を考えます。光を綺麗に回します。そこからフラッシュをずらせば少しづつ光の回りが悪くなります。 逆の事をすればいいのです。
皆さんは、もう海で毎回必ず絶対、フラッシュを触り、綺麗に光を回す最適なフラッシュ位置について考え続けてきたはずです。それが役に立ちます。その考えを逆にして下さい。

最適なフラッシュ位置の逆の事をすればフラッシュ光は当たらない。

実はフラッシュ位置も、今まで何通りかご紹介してきました。しかしフラッシュの位置はその場所・地形などによって、変わります。このHPでパターン化してすべてをご説明出来ません。綺麗に光を回す事をまず考え続けて下さい。それが出来ない人は何も出来ません。足し算と引き算は同じです。
1+1=2
2−1=1
は同じ数式なのです。

綺麗に光を回す事が出来ない人は、光と影が見えていません。その人が作る影や明暗差が、綺麗な訳がありません。
頑張ってぇぇぇ〜〜〜

共生ハゼ黒抜きの場合

ハゼの後の中景に光を回したくないのですから・・・
もし逆に、ハゼの後の中景に光を回したければ・・・?

通常のハゼの撮影は地面に光を回すので、120度型です。
共生ハゼ黒抜きは地面は写しません。従って180度型です。中景に光を回すため、フラッシュは正面を向けています。

その逆の事をします。
当てたくない中景をフラッシュの照射角度から外します。斜め上に角度を変えていくのです。

第三章・黒抜き・共生ハゼには、フラッシュ位置の詳細解説がありますので確認して下さい。

黒抜きDARK&MELLOW・白砂飛ばしローキーの場合

奥の中景、砂でも岩でも、に光を回したくないのですから・・・。
もし逆に、奥の中景に光を回したければ・・・?

被写体の後側・奥側です。被写体は中層。ですからから120度型で、フラッシュは撮影範囲に向けます。中景まで撮影範囲ですから、フラッシュはうちに傾ける事なくまっすぐ前を向けて中景に当てます。
その逆ですから・・・、内側に傾ければいいだけです。
戻って見て下さい。ねっそうなってるでしょ?

その他

例えば、今、垂直な壁の壁沿いにいるハナゴンベの子供を撮っています。中景の岩が写ってしまいます。ハナゴンベの子供が壁から離れてくれないからです。あと10cm沖側に出てくれれば、背景が後景になり、黒抜きが出来るのですが、どうもうまくいきません。背景に中景が入りぼやっと岩が写ってしまいます。

その時考える事は・・・
まずその中景の岩に光を綺麗に回す方法を考えます。ハナゴンベなら180度型ですが、岩自身に光を回す事を考えると、120度型です。垂直な岩ですから、僕らの上とは違います。岩の上にいる被写体を撮る時と同じです。

この写真が、中景の岩に光を回す最適なフラッシュ位置です。

従ってすべて逆にするだけです。
フラッシュ光を岩に当てないために、フラッシュ位置を逆にします、逆120度型です。また中景の岩は、被写体の奥側にあるのですから、奥側にフラッシュ光を当てないようにします。これで壁沿いの黒抜きの完成度は上がります。

地面の中景に光を回さない位置です。
フラッシュの内側への傾け方はもっと大きく必要ですね。次の更新で撮り直して差し替えます。


あれ??これって??共生ハゼ黒抜きの時と似てますね(^O^)考え方が同じです。共生ハゼ黒抜きは中景の地面に光を回さないために120度型でした。それに加えて被写体の奥側にも光を回さないためにフラッシュを傾けます。

様々

条件は様々です。場所によって変わります。
このHPには代表例が書かれています。
この例を覚えるだけではなく、考え方と動かし方を理解して下さい。その場に応じて動かして下さい。

あとは自分で頑張って〜
わかんない時は聞いて〜〜

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