![]() ALPS本社 |
![]() ALPS本社 |
![]() ALPS研修センター |
電子部品メーカのALPS電気の本社があります。研修センターは石川台駅の方が近いかも。 アルプス電気は、仙台開発センター(宮城)、古川工場(宮城)、涌谷工場(宮城)、角田工場(宮城)、北原工場(宮城)、長岡工場(新潟)、小名浜工場(福島)、平工場(福島)などの拠点があるようです。 アルプスは、車載用の無線通信モジュールに注力しており、平成29年にはV2X、GNSS、LTEモジュールの開発を加速させているようです。V2XモジュールはV2V(車々間通信)、V2I(路車間通信)に対応したIEEE802.11pで海外の5.9GHz帯の他、日本独自の760MHzに対応しデユアルアンテナで送受信ともダイバーシティ可能とのことで25×26×3.4mmでETSIのWAVEプロトコルスタック+セキュリティチップのパッケージ対応が可能とのこと。マルチGNSSモジュールはCGEE機能による高速測位が可能。車載LTEモジュールは34.8×38.7×3.4mmで、そのほか車載用ブルートゥース、無線LAN複合モジュールは28×29×7.2mm、ワイヤレスLANドライバ内蔵でホストCPUの負荷を軽減できるようです。 アルプス電気は、平成29年に光通信用の非球面ガラスレンズの技術を基に、車載レーザー分野(ライダー、500m先を照らすヘッドランプ(BMWが採用)、ヘッドアップディスプレイ、イルミネーション)などに対応した非球面ガラスレンズを車載機器メーカへ拡販するようです。ちなみに、ライダーはLidar:Light Detection and Ranging(光による検知と測距)の略称のようです。パナソニックなどはAPD-TOF方式長距離画像センサなどを開発しているようです。 アルプス電気は、株式交換によりアルパインを完全子会社とすると発表したようで、平成31年1月1日に株式交換の効力発生、平成31年4月1日にアルプス電気が会社を分割しアルプスHDを設立してアルパインを傘下にするようです。アルプス電気の部品技術とアルパインのシステム設計能力やソフト開発力を活用し、新ビジネスの創造につなげたいようです。 電子部品メーカの売上と利益は平成25年度に大幅に改善したようです。
平成28年度実績
平成29年度予想
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