第一三共
日本橋の近くに第一三共があります。平成25年度売上9978億円で国内順位4位の会社のようです。2008年に第一三共が買収し63%の株式を保有するインドのランバクシーの工場(日本への輸出を想定した最新のモハリ工場、米国への輸出を想定した源薬を製造するトアンサ工場)が、不純物の混入などの衛生問題でずさんな管理体制のため米国のFDA(米食品医薬品局)から輸入禁止措置を受けたため、第一三共は2015年4月28日に売却し462億円の特別損失を計上したようです。ランバクシーは1937年に塩野義製薬の販売代理店として始まり1961年に製薬会社となり8カ国に製造工場を保有し、ジェネリック医薬品の大手で世界第9位、インド5位の規模だったようです。

国内順位 国内新薬メーカー 平成25年度売上
武田薬品工業 1兆5572億円
大塚製薬 1兆2180億円
アステラス製薬 1兆0056億円
第一三共 9978億円
エーザイ 5736億円
田辺三菱製薬 4191億円
中外製薬 3912億円
大日本住友製薬 3477億円
協和発酵キリン 3331億円
10 塩野義製薬 2829億円

 アステラス製薬は平成17年4月に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併。第一三共は三共と第一製薬が平成19年4月に統合したものです。田辺三菱製薬は平成13年に三菱東京製薬とウェルファイドが合併した三菱ウェルファイドと田辺製薬が平成19年10月に合併。中外製薬はスイスの製薬メーカのロシュに買収されたようです。大日本住友製薬は大日本製薬と住友製薬が平成17年10月に合併。協和発酵キリンは平成20年10月に協和発酵工業とキリンファーマが合併。
台湾では、治検費用が欧米の半分程度とのことで創薬ベンチャーが育成されており半導体の次の産業と位置づけているようです。1997年に台湾微脂体(TLC)薬効成分を効率よく患部に届ける技術、1999年に基亜生物科技(メディジェン)抗ガン剤、2001年に太景生物科技、抗菌薬、C型肝炎治療薬、2002年にOBIファーマ、抗ガン剤、2007年に中裕新薬(タイメソッド)HIV治療薬が設立され積極的に育成されているようです。