住友電工(2007年)

住友電工(2013年)
住友電工は同軸ケーブルや光ファイバなどで有名ですが、光ファイバでは古河電工フジクラ電線なども有名なようです。近くには日本規格協会、鹿島建設や赤坂プリンスもあるようです。住友電工は東京本社の他大阪にも本社があるようで、横浜製作所大阪製作所、伊丹製作所もあるようです。東京本社は平成25年1月に港区芝浦から移転したようです、大阪本社は昭和37年に現在の大阪製作所から移転し本社機能の他エネルギー、情報通信関係の営業部門で構成されるようです。大阪製作所(277000m)は導電製品、電力ケーブル、通信ケーブル、光ファイバ、システム製品、高周波製品、ハイブリッド製品など。伊丹製作所(365000m)は非電線部門の拠点で特殊金属線、粉末合金、焼結製品、合成ダイヤモンド、ダイヤモンド製品、化合物半導体などの拠点のようで、NHKのサイエンスゼロではスーパーダイヤモンドで取り上げられました。横浜製作所(400000m)は光ファイバー、光コネクタ、融着接続機器、光増幅器、光通信機器の製造や、オプトエレクトロニクスの研究開発拠点で広大な敷地を有しているようです。住友電工は平成25年3月で売上:2兆1599億4200万円(単独7797億5300万円)、経常利益:941億1600万円(単独141億6400万円)、従業員数:20万6323名(単独4050名)とのことです。

住友グループは、住友化学新日鉄住金住友精密工業住友重機械工業などもあるようです。

平成29年に住友電工と住友電工スチールワイヤは、電気製品のバネ材としてモータのブラシやプラグ、コネクタなどでベリリウム銅に代替えできる複合材を開発したとのことで、鋼線に銅を厚くメッキしてφ0.1mmからφ0.5mmの細線を作成したようです。欧州ではベリリウム銅合金に用いられるベリリウム単体に毒性がありRoHs指令に盛り込む検討がされていたようですが、代替え材料がなく先延ばしにしていたようです。

住友電工は、レドックスフロー電池で従来の希少金属であるバナジウムをチタン系材料に置き換えて、コストを50%低減し3万円/kWHとして平成30年度に市場投入するようです。レドックスフロー電池は蓄電容量の大型化が容易で、約20年の長寿命の他、電解液やセルスタックが難燃剤で安全性が高いようです。ちなみに競合するNAS電池は4万円/kWHとのこと。

国内の大型蓄電システムの導入事例
メーカ 電池の種類 電池容量 導入時期 場所 設置目的
日本ガイシ NAS電池 238.0MWh 平成20年 青森県
六ヶ所村
風力発電の
電源安定化
GSユアサ リチウムイオン
電池
1.6MWh 平成25年 長崎県
壱岐市
周波数変動抑制
東芝 リチウムイオン
電池
20.0MWh 平成27年 宮城県
仙台市
周波数変動抑制
住友電工 レドックスフロー
電池
60.0MWh 平成27年 北海道
安平町
周波数変動抑制
需給変動対策
日立化成 鉛蓄電池 24.1MWh 平成28年 秋田県
能代市
風力発電の
電源安定化