地球環境問題解決を加速する、日本発の起業家プログラム[環境ダイナマイト!]
環境ビジネスの現在がわかる、先達からのメッセージ! スキルを伸ばす、トレーニング・プログラム 環境問題をアイディアと工夫を集めて解決する、お題を掲載中! あなたの実行力を試す、「環境ダイナマイト!」最大の祭典 厳選書籍やセミナーによるトレーニングでパワーアップ
EcoBizに挑戦
1◇冒険に出よう!
2◇あなたを襲う罠
3◇チームを作る
Lesson1◆
 「環境問題立案力」を高める
Lesson2◆
 
「問題解決力」を高める
lesson3◆
.「起業力」を高める
「EcoAction」◆
 − .ポータル画面

RPG-EYE

  Lesson3. 「起業力」を高める
 
   起業力 = 意志 × スキル × 仲間

  1.強力なチームと信用の確保
  2.魅力的な市場の選択 
  3.顧客を惹きつける新しいサービスや製品と実際の売上げや予約
  4.確かなビジネスモデルと、戦略と製品の柔軟性
 いずれも、起業の成功には欠かせません。
 まず、以下のサイトにアクセスしてみよう。

 

  ▽ 独立の第1歩!
  ▽ 資本金1円で起業しよう!
  ▽ 起業の悩み解決! 相談コーナー
  ▽ 全国 起業支援制度・セミナー

5年後成功している環境企業の条件は何か?
〜ビジネスパーソン・インタビュー(2004年実施)より〜

【理念・Will】
理念がはっきりしている会社
・途中であきらめない根性&体力
・ 1.ビジョンが明確でエネルギッシュなリーダーの存在
  2.ビジョンやエネルギーをメンバーに浸透させる仕組みの存在
  3.外部環境の変化に適応できる柔軟な組織構造の存在
  4.顧客が幸福感を感じる商品・サービス(ブランド)の存在
  5.過去の長い期間に渡って成功してきたトラックレコードの存在
 優先度は1が一番高く(必須条件)、番号が大きくなるほど
 必須度が下がり、理想度が上がっていくイメージですが、
条件1から3までは必須のような気がしています

【経営哲学】
・環境企業とは、持続可能性、すなわち、
  ・持続不可能に働く要因の排除
  ・持続可能なバランスポイントの把握
  ・持続可能なバランスポイント到達のための要素の追求
  *実際に持続してみる
 について自分たちなりの理解を持ち、その理解に基づいたアウトプットを出している企業。
・管理会計とそれに基づいたマネジメントなんではないかと僕自身は考えています。あとは、技術も経済もあるいは経営も内包するものとして、新しい哲学は必要です。
・基本的にあらゆる人間の活動により何らか環境に影響を与えるのは明らかです。
 その影響を最小限に抑え、人々の生活を豊かにすることが「環境企業」だと前提した場合、条件として、1.環境負荷を低減させ、人々に与える豊かさを最大化する、2.消費者・顧客に商品・サービスを提供する際には環境負荷を考慮した「価格」設定にする。(政治・社会的仕組みも必要)。
・何かとても有意義なもの(すなわち、ある種、無理のないもの)が存在するとしたら、それは、自己言及可能である必要があると思っています。フィードバックと言い換えてもかまいません。自分たちが社会や自然に対して、為している行為(モノの製造、物質の放出など)をなんらかの形で、もう一度自分たちのシステムに取り込んでいることが条件だと思います。自分で自分を言及することは、論理的な矛盾を生みますが、それこそが、持続的な(爆発しない、の意)発展可能性だと考えています。

【ビジネスモデル】
・大上段に構えず、ニッチでコツコツ始めた企業だけが儲けていると思います。
一方で、法人相手のプラットフォーム、つまり標準化規格は、当たれば大儲けできると思います。
・儲かっているところ、という意味では、「環境分野に特化したKSF」があるとは思いません。ローテクはローテクの、ハイテクはハイテクのKSFがあるでしょうし、B2BはB2Bの、B2CはB2CのKSFがあると思います。
・1.環境問題を内包したバリューチェーンを考えてビジネスを展開しはじめた企業
 2.自らを環境事業と意識しているわけではなく、そのドメインに居る、元気な企業。
  しかし、常識にとらわれることなく、成長を高く意識している企業。
 3.現状のビジネスと非連続的な発想で、より上位のコンセプトを目指してR&Dを行う企業。
・1.異業種交流やジョイントベンチャーがうまい企業。
 2.政府の規制緩和やインセンティブの読み解くことがうまい企業
 3.政治家へのPathがある企業
・「VCは投資判断の際に、どんな所を見てるのか?」と聞かれる事が多いので、列記してみました。これは環境に関わらず、どんな企業にも言える事だと思います。
  ・その経営資源が価値のあるものであること(valuable)
  ・その経営資源が希少であること(rare)
  ・その経営資源に代替できる資源が無いこと(not substitutable)
  ・その経営資源が完全には模倣できないこと(imperfectly imitable)
  ・上記の条件を満たす経営資源が複数あること(multi advantages)
 これに補足するとしたら、ただし、フロンティアが必ず一人勝ちとは限らない 、です。
・1.マーケットイン型
 ニッチでも、顧客のニーズを汲むことができるか。(あたりまえの事ですが) 産業サイクルの変化を見極めて、その周辺を押さえられるか。(不動産、車の規制の変化に伴うビジネスなど) 
 大手とぶつからない場所で、自分のポジションを確立できるか。
 2.プロダクトアウト型
 一見コストアップ要因に見えるサービス・製品について売るための仕組み・魅せ方を確立できるか。(なかなか商談が進まないケースが多いので)
 どちらにしても、何となく「環境にいい→社会的に意義がある・良いことだ」ではなく、きちんとビジネスとして収益を出す必要があります。

【コミュニケーション戦略】
・もっと、自分自身(市民)に影響があることをダイレクトに訴求できた企業かなと思います。
・環境への配慮が最大のウリではなく、質の高い商品やサービスが原点になっており、その上で環境を「自然」に「かっこよく」見せることができる企業。現在でいえばパタゴニアなど。
・BtoCならば、いかにCへのコミュニケーションがうまいかどうかが一つの条件でしょうね。私の専門分野のBtoBなら、環境関連の技術をいかに蓄積するか、と思います。



Copyright(C)2005
 環境ダイナマイト!2005 実行委員会 
 
Some Rights Reserved   No Derivative Works