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お笑いずっこけ体験辞典 か行
LAST UPDATE 2004-03-28
すべてウソ偽りのない実話です。
あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの
はひふへほ まみむめも やゆよ らりるれろ わをん TOP


  く@ くA  こ@ こA


か 津軽半島の落雷

▼男3人の旅をしていて、「津軽海峡冬景色」の2番の最初に出てくる竜飛岬のみえる津軽半島の尾根沿いの道で、友達と2人並んで、雨模様の津軽海峡を眺めていたら、友達の傘の柄が蛍光灯のように光って、友達が倒れこんでしまった。友達が言うには、俺の傘の柄も蛍光灯のように光って、俺も倒れ込んだというのだ。向こうの尾根にが落ちて、こっちにも幾分電気が流れたのだろう。怖くなって、もう一人の友達の待っている車に乗り込んだが、傘がもったいないので拾いに行った。
 ※雷がなっているのに、見晴らしがいい山頂で立っているのは自殺行為です。マネしないように!(2000-12-21筆)※この後の悲劇は→こちら

き 嘉手納基地潜入
▼民宿のおばさんに誘われて、車の後部座席に乗り込んだ。運転席と助手席には嘉手納地で働く女性。基地のゲートで米兵がパスカードを厳しく確認することになっているが、ずぼらな米兵の顔を覚えているというので、ゲートを順番に回ってみた。民宿のおばさんと俺はパスカードなんて持っていない。特に学校の教師は、基地反対運動をしている人が多いので、侵入がばれてそれが教師だったりすると、それこそ袋叩きで、身柄引き取りにも大変な手続きが必要だと聞かされていた。だから、万が一侵入がばれても、教師だとは絶対に言うなとのことだった。まあ、あんたは教師に見えないけど、とも言われたが。その日の第5ゲートの米兵が、ずぼらな奴だというので、進んでいくと、案の定運転手のパスカードしか確認しない。カモフラージュで助手席にも、実際に働いている人に乗ってもらっていたのだが、それさえ確認しなかった。もちろん、地元民の衣装を着た、後部座席のボクら2人は、帽子もとらずに侵入できたのだ。ある建物の前で車を降りるが、キョロキョロしていたら、怪しまれる。慣れた様子で、すいすい歩き、迷彩服の米兵たちの間をすり抜ける。しかし、嘉手納基地は東洋一の大きさの基地だけあって広大だ。これだけの広さで、しかもいい場所を、沖縄は奪われている。沖縄は日本の植民地だとは辛さんの言葉だが、何が沖縄イニシアティブだ、あんなもんどうやって肯定するんだ!でも、その場でそんな事を叫ぼうものなら何をされることかわからない、されてもまともな裁きも受けられない。マクドナルドで働く老夫婦は、あんた気いつけやと、ハンバーグを余分にくれた。
 ※昔の話です。みなさん基地への侵入はけっしてしないこと! (2001-1-10筆)

く@ 給食のリンゴ
▼小学校・中学校の給食のドジ話は数あれど、これ以上苦しい給食はなかったというのが、リンゴ6つ切り事件。中3だと思うが、自分のクラスばかりか、両隣のクラス担任までが、「給食を残す時は、クロチャンのところに持っていきなさい」と言う始末。それほど、大食いだったのだが、リンゴの確か6つ切りが出た時も、たくさんのリンゴが集まってきた。せっかくだからリンゴを元通りにみ立ててみたくなり、どうせなら口の中でやっとみようと思ったのだ。1個1個口に入れたら、なんと組み立てられた。しかし、喜びもつかの間、あごが痛くなり、つばが出て止まらない。みかんなら押しつぶせたのだが、リンゴはかたい。歯の内側で組み立てたので、かむこともできない。もがいているうちに、リンゴはつばでかっちりと合体し、涙が出てくるは、そのために、笑ってるみんなの顔は見えないは、よだれとうめき声しかでないは、本当に死ぬかと思った。幸い、給食用スプーンは先に切り込みがあって、つっつきまくったら、ようやくリンゴが破壊できたので、はずれそうなあごで、もちろんリンゴをたいらげた。(2001-1-9筆)

くA 誰の靴や?
▼勤務先の玄関での先週の話。下靴を脱いで自分の下駄箱に入れようと扉を開けたら、誰かのが入っている。「誰や間違えてんのは!」と思ってよく見たら、それはこれから履くべき自分の上履きだった。(日々雑感487、2004-3-22筆)

け 奇妙な説教
▼ある先生が生徒を怒っていて、「おまえら、ん語同断や」と怒っていた。(2000-12-21筆)

こ@ 兵庫県警に補導される
▼広島から、東京方面に行こうと、ヒッチハイクをしたら、河内方面へいくトラックで、甲子園球場のそばで、静岡ナンバーあたりと乗り換えたらいいんじゃないかと、降ろされた。ところが、速道路で、まさかヒッチハイクはできないと、いったん外に出ようと歩き始めたのだが、やっと料金所が見えてきて、さっさと通り抜けようとすると、料金所のおっさんが、「こらぁ!こっちへ来い!」と怒っている。怒るのは分かるけど、そっちへ行ったって、怒られるだけだから、早く高速道路から外へ出ようと、「すんません」と通り過ぎた。ところが、歩けど歩けど、地上に降りられない。車だとすぐでも、人の歩くスピードじゃ、おそろしく時間がかかるものなんだなと、ひたすら歩いていた。ひょっとすると、立体道路かもしれないなと思っていたら、白バイがやってきて、俺を止めて、何をしているのだと言い出す。そのうち兵庫県警のハイウェイパトカーもやってきて、あっという間に両脇を抱えられ、後部座席に乗せられてしまった。「えっ!」俺は料金所を超えて、高速から外へ出たのではなくて、中へ入ったのだった。警察の尋問が始まる。自殺するつもりかどうか、道路に何か仕掛けようとしていたのか、いろんなことを聞かれたが、つまるところ俺の勘違い。警察官もあきれて、「こんなところで降ろすわけには行かないから、行きたいところがあったら言いなさい」と言うので、ヤッホー、高速道路でハイウェイパトカーをヒッチハイクしたぞ!と嬉しくなって「東京」と答えたら、怒られた。次のインターで降ろされて、今日は車についてないやと、電車に乗ってついた駅が滋賀県の安土駅なのだ。続きは、「の」を参照。
 ※高速道路を歩くのは大変危険な上、犯罪です。まちがってもマネしないでね!(2000-12-21筆)

こA ネコちゃんの悲喜劇
▼昔さあ、キブリほいほい設置して、外出してさ、家に帰ったらびっくり仰天!うちの可愛いネコちゃんが、ゴキブリを追いかけて、一緒に捕まっちゃってた。相当もがいたみたいで、ゴキブリほいほいが全身に張り付いて、動けなくなっていたよ。可笑っしかったけれど、仕方ないので、ベタベタする毛を散髪してやった。ところがさあ、足の裏はどうしようもないんだよ。その数日は、廊下にひっついて離れない4本の足を、一歩一歩力を込めて持ち上げて、不思議そうに歩いているネコちゃんに、爆笑のkurochan一家でした。(2001-6-16筆)