なお、奥の方に 『 仁田小屋登山口 』 を示す標識があったが、 これは仁田小屋尾根、仁田小屋ノ頭を経て雲取林道へと進む道らしく、健脚、そしてルートファインディングができるベテラン向きの道と思われる。 この頂上は、先の八百平よりもさらに落ち着かない雰囲気にさせられる場所なので、
周囲の写真を撮った後、すぐに下山することにする。 | |
往路を戻る。 |
|
途中、二瀬分岐の下部でテントを設営している方がいたが、 個人的にはあまりこの山で山中泊をする気にはなれない。 2012年に アサヨ峰に登った際、 頂上で一緒になった方と色々な話をしながら北沢峠まで下ったところ、この 和名倉山のことも話題となり、 その方曰く、霊的な雰囲気を感じ、気味が悪く二度と行きたくない山とのことであったが、 小生もその言葉に感化されてしまったようである。 | |
さすがに疲れて足が重くなってきてはいるものの、何とか休まずに歩き続け、 東仙波には 12時57分に戻り着く。 ここから東に進めば、形が美しいカバアノ頭であるが、疲労気味である上に、 雨が降り出す雰囲気がかなり出てきたため、立ち寄らずに下山することにする。 写真は焼小屋ノ頭からの下り斜面より東仙波を眺めたもの。 |
|
その後、今朝ほどと同じ岩稜帯で周囲の写真を撮る。 写真はリンノ峰、そして西御殿岩、
唐松尾山方面。 そして懸念したとおり、西仙波 (13時18分に通過) を過ぎた頃から
ポツリポツリと雨が降り始める。 | |
雨でカメラが濡れないように注意しながら進み、山ノ神土を 14時1分に通過する。 雨なので、時間がかかる将監峠経由の道はとらず、往路を忠実に戻ることにする。 |
|
本日は、昨年暮れに途中で断念することになった 和名倉山に登り (15年ぶり)、宿題を 1つ片付けることができたので嬉しい。 昔は秘峰と言われたこの和名倉山ではあるが、15年前に登った時も道はほぼ明確だった上に、 現在はさらに道が整備されており、今や普通の山と変わらない状況になっている。これには少々驚いた次第である。 しかし、急登はほとんどないものの、とにかく遠い山であった。 |
和名倉 1、  和名倉 2、   和名倉 3、  和名倉 4、   和名倉 5、  和名倉 6、   和名倉 7、  和名倉 8  もご覧下さい。