先程の分岐に 8時25分に戻り、左に道をとる。 ここで道は 3方向に分かれる。 なお、ここの標識には 『 和名倉山 』 ではなく 『 白石山 』 と書かれている。 白石山というのは甲州側のこの山の呼び名で、和名倉山というのは武州側における呼び名である。 | |
また、この山ノ神土の所で本日 最初の登山者を見かけたが、その若者は 唐松尾山方面へと進むようであった。 ここは休まずにそのまま右へと進む。 道は小さなアップダウンを続けながら、 頂上に西御殿岩を有する高みの斜面右側を横切って進んでいく。 |
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8時44分に水場となる小さな流れを横切り、徐々に高度を上げていく。 道は右に緩やかなカーブを描きながらササ原の斜面を横切って高度を上げ、 すぐに先程見えた小さな高みから派生する尾根上に登り着く。 | |
道は目の前の高みへと向かって進んでいくのだが、
途中から左に折れて高みを巻くことになる。 最初に 雲取山 (写真) が目に着き、緩やかに右にカーブして行くに連れて、右手に 雁ヶ腹摺山、 大菩薩嶺、そして 富士山を見ることができるようになる。 但し、この辺は風の通り道なのであろうか、吹き付ける風が結構 強く、少し寒い位である。 |
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道は先に述べたように目の前の高みを巻いて左へと折れ、再び樹林帯の中を進むようになる。 少し進むと、前方樹林越しに目差す
和名倉山の姿が見えてくる。 | |
やがて道が下りに入ると、先の方に形の良い三角形の高みが見えてくる。リンノ峰である。 ありがたいことに、道の方はこのリンノ峰も巻いてその左側を進んでいく。 |
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