和名倉山 (白石山) ( 和名倉山:2,036.2m ) 2016.5.6 登山



【PHOTO & 記録 和名倉山 3】

斜面を横切っていく道は、青笹から 黒金山に登るルート (そのルートは こちら における、 牛首という高みを巻く道の雰囲気と似ており、少し荒れ気味の岩混じりの道が続く。
しかし、倒木などはほとんど無く、道はしっかりと踏まれている。

この巻き道を過ぎると、狭いササ原が現れるが、恐らくここは仙波ノタルで、 位置的にはリンノ峰とこれから登る西仙波との鞍部となる。
ここからは緩やかながらも登りが続く。

やがて、周囲にはコメツガに変わってシャクナゲが現れ始め、 登るに連れてその量は増えていき、最後は 甲武信ヶ岳を彷彿とさせる シャクナゲのトンネルへと変わる。
但し、まだシャクナゲに花は見られない。

断続するシャクナゲのトンネルを進んでいくと、やがてトンネルの出口の先に岩場が見えてくる。
その岩場に登り着くと、そこには手書きで 『 西仙波 』 と書かれた標識が置かれていた。時刻は 9時24分。
ここは岩場ながら樹林が多く展望は得られない。

西仙波からは再びシャクナゲのトンネルに入るが、この辺はほとんど平らな道が続く。

シャクナゲのトンネルを抜けると、木が疎らに生えるササ原となり、 その後、コメツガとシャクナゲが混生する樹林帯を過ぎた後、再びシャクナゲのトンネルが続くようになる。

この辺では斜面を登って行くのだが、傾斜はそれ程キツイものではない。

シャクナゲのトンネルを抜け出すと、周囲は岩稜地帯となり、 道はその尾根上を登っていくことになる。
その岩稜帯の先には、ササ原の斜面が美しい東仙波の姿もチラリと見えている。

岩稜帯であるため展望は大きく開け、上部にある岩の上に立てば、 周囲の山々をしっかりと見渡すことができるようになる。

南の方角には 富士山大菩薩嶺が見え、 さらに右手を見れば、リンノ峰の他、西御殿岩、 唐松尾山と続く尾根がよく見えている。

なお、写真に置いて 大菩薩嶺の右下手前に見えている山は藤尾山 (天狗棚山) と思われる。



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