塔ノ岳 ( 塔ノ岳:1,490.9m ) 2017.3.29 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳 8】

さて、ここからは林道歩きが延々と続く。
川を渡り、小丸尾根へと続く道の取り付き口を過ぎる。先程述べたように、この小丸尾根を辿る道は現在通行止めとなっている。

その先で再び川を渡ると (写真) すぐに二俣である。時刻は 13時9分。
そこにある標識には 『 大倉 4.0km 』 とあり、先はまだまだ長い。

黙々と林道を歩き、尾関広氏の胸像の横を 13時13分に通過する。
林道はまだまだ続く。

なお、この長い林道歩きを終えるまでに 1人の女性と 2組のカップルを追い抜いたのだったが、 大倉尾根の長い斜面と違って、こういう平らな道では小生でもまだ速足が可能なようである。
しかし、ということは毎日 8,000歩以上を歩くだけでは駄目で、登山に必要な筋肉を鍛えることも必要だということである。

というようなことを考えながら黙々と林道を歩き続ける。

そして、林道歩きの終点となるゲートには 13時52分に辿り着く (写真)
しかしまだゴールではない。

ゲートの前を左に曲がって林の中に入る。
その曲がり口にある標識には 『 ← 大倉 バス停 20分 』 とある。

林の中をグルリと廻るようにして進み、あまり役には立たないと思われる鹿除けゲートを潜る。

その後すぐに林は終わりとなり、細い道を進むようになるが、 ここからは周囲の展望が開けるようになる。

左手を見れば、 丹沢表尾根がよく見えており、 中でも烏尾山が存在感を示している。

細い道はやがて車道に合流し、右に進む。
畑の中をほぼ道なりに進んでいけば、やがて前方に大倉のバスロータリーが見えてくる。
そして、駐車場には 14時7分に戻り着いたのであった。
大倉尾根の登りの状況を思うと、本日はかなり遅くなると思ったのだが、意外に早く戻ることができたのであった。

本日は、塔ノ岳には申し訳ないが、 あまり気の進まない状態での登山であり、その所為か、塔ノ岳までの道程では足が進まず、しかも運動不足を露呈させることになってしまったのだった。

一方で、雪は予想以上に多かったのは嬉しかったものの、 あまりにしっかりした雪道のため却って物足りなさを感じた次第である。
そのため予定を変更して塔ノ岳−鍋割山間を歩くことにしたのだったが、これが大正解であった。 展望はなかったものの、雪山らしさを十分に堪能できて大変楽しい道程であった。

なお、昨年来、人があまりいない時に登っているため、 かなり気ままな、楽なペースが身についてしまったようである。
従って、このように人が多く、実力差が出る登りでは、その楽をして登っていたツケが一気に回って来てしまったのであった。反省。



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