塔ノ岳 ( 塔ノ岳:1,490.9m ) 2017.3.29 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳 2】

見晴茶屋からは急登が始まる。鈍った身体にはこれがキツイ。

最初は岩がゴロゴロした急斜面を登り、途中からは丸太の階段が続くようになる。

この大倉尾根がイヤなのは、如実に体力が落ちていることを思い知らされるからで、 本日も身体が重い上に太腿の裏に張りを感じるなど、日頃の運動不足を実感する。

もう一つイヤなのが、先に何が現れるかがほぼ分かっていることである。
初めての道を登る時のようなワクワク感は全くなく、まだ通過していない色々な場所が思い浮かんでしまうため、ため息の方が多く出る。

それでもキツイ登りを何とかこなしていくと、木道が現れて傾斜が緩み少し楽になる。
なお、ここまで雪は全くない。

その木道が終わると再び登りとなって息が上がる。
ここで 単独の登山者に追い抜かれたが、7時過ぎに到着するバスに乗ってきた方であろうか。

7時46分に一本松を通過、登りはまだ続く。

石畳のように整備された道を登っていくと、やがて傾斜が緩み、 ベンチが現れた先からはほぼ平らな道に変わる (写真)

途中、少し登りがあるものの、さらにその先でも平らな林道のような道が続くようになる。

いつもそうだが、この場所に至ると嬉しくなってくる。
また、道の両脇には樹肌がツルツルした木が並んでいるものの、葉が落ちており全く種類は分からない。

歩き易かったこの平らな道もやがて再び登り勾配となり、周囲は再び杉林に変わる。

そして、少し荒れ気味の道を登り、丸太の階段を喘ぎつつ昇って行けば、 やがて上方に駒止茶屋が見えてくる (写真)
時刻は 8時5分。

茶屋の向かい側にあるベンチの脇から 塔ノ岳方面を見ると、その上方にはガスが掛かっている。
ただでさえあまり高くないテンションがさらに下がる。

そう言えば、この駒止茶屋に至る迄に左手樹林越しに 富士山が見えなければならないのだが、 雲で全く見えない状況であった。
どうやら、本日、山からの展望は無理のようである。

駒止茶屋からは杉林の中の木道を進む。
緩やかに木道を登り、さらに土の道、丸太の階段を進んでいくと、またほぼ平らな道が現れる。

傍らの標識には 『 塔ノ岳 2.8km 』 とあるので、 遅いペースながらも行程消化はそれなりに進んでいるようである (丹沢クリステルの人形が立つ分岐にある標識には 『 塔ノ岳 6.4km 』 と書かれている)

一旦 木道を下ると、またまた平らな道になるが、 恐らく記憶ではこれが最後の平らな道のはずである。



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