見晴茶屋からは急登が始まる。鈍った身体にはこれがキツイ。 最初は岩がゴロゴロした急斜面を登り、途中からは丸太の階段が続くようになる。 この大倉尾根がイヤなのは、如実に体力が落ちていることを思い知らされるからで、 本日も身体が重い上に太腿の裏に張りを感じるなど、日頃の運動不足を実感する。 もう一つイヤなのが、先に何が現れるかがほぼ分かっていることである。 | |
それでもキツイ登りを何とかこなしていくと、木道が現れて傾斜が緩み少し楽になる。 その木道が終わると再び登りとなって息が上がる。 7時46分に一本松を通過、登りはまだ続く。 |
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石畳のように整備された道を登っていくと、やがて傾斜が緩み、 ベンチが現れた先からはほぼ平らな道に変わる (写真)。 途中、少し登りがあるものの、さらにその先でも平らな林道のような道が続くようになる。 いつもそうだが、この場所に至ると嬉しくなってくる。 | |
歩き易かったこの平らな道もやがて再び登り勾配となり、周囲は再び杉林に変わる。 そして、少し荒れ気味の道を登り、丸太の階段を喘ぎつつ昇って行けば、
やがて上方に駒止茶屋が見えてくる (写真)。 |
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茶屋の向かい側にあるベンチの脇から
塔ノ岳方面を見ると、その上方にはガスが掛かっている。 そう言えば、この駒止茶屋に至る迄に左手樹林越しに
富士山が見えなければならないのだが、
雲で全く見えない状況であった。 | |
駒止茶屋からは杉林の中の木道を進む。 傍らの標識には 『 塔ノ岳 2.8km 』 とあるので、 遅いペースながらも行程消化はそれなりに進んでいるようである (丹沢クリステルの人形が立つ分岐にある標識には 『 塔ノ岳 6.4km 』 と書かれている)。 一旦 木道を下ると、またまた平らな道になるが、 恐らく記憶ではこれが最後の平らな道のはずである。 |
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