塔ノ岳 ( 塔ノ岳:1,490.9m ) 2017.3.29 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳 5】

喘ぎつつ雪の坂を登り、 塔ノ岳頂上には 10時4分に到着。
頂上はガスで覆われており、すぐ先の尊仏山荘も霞んで見える程である。

雪の上に辛うじて顔を出しているテーブルに腰掛けて暫し休憩。
ありがたいことにここからも 蛭ヶ岳を見ることができたが、 その頂上付近は時々ガスに覆われるといった状況である。

しかし、それにしても平日だというのに人が多い。
そして春休みなのであろう、親子連れも何組か見受けられる。

写真は 蛭ヶ岳方面 (一番左奥が 蛭ヶ岳

10時22分に下山開始。
ただ、体力不足、日頃の運動不足を痛感した今回の 塔ノ岳ではあるが、 一方で あまりにも雪がよく踏まれていてほとんど雪に苦労することがなかったため、逆に少し物足りなさを覚える。

従って、このまま往路を戻り、途中から天神尾根を下ったとしても、 あまり満足感は得られないと思い、急遽 鍋割山経由にて下ることにする (先程 鍋割山方面にも道がしっかりできていたことが大きな決め手となった)

雪の斜面を下る。
チェーンスパイクを装着してはいるものの、どうも心許なく、軽アイゼンの方が良かったようである。

途中、かなりガスが濃くなる。

周囲にガスが漂う中を下り、金冷しには 10時34分に戻り着く。

先程 頂上で決めたように、ここからは鍋割山の方へと進む。
こちらにも雪の中に溝状の道ができているのでありがたいことであるが、その幅は 塔ノ岳のそれに比べてかなり狭い。

少し下った後、小さなアップダウンを繰り返し、その後 階段を下る。

前方にはガスの中にこれから登る大丸が見えている。

道の方は一旦 大丸との鞍部に下り立った後、登りが始まる。

この斜面では今までのような溝状の道にはなっておらず、足跡はかなりばらけている。
その中の一番歩き易そうな踏み跡を選び斜面を登る。

所々に夏道の階段や丸太、そしてロープが雪の中から顔を出しているのだが、 踏み跡はそれを無視して登っていく。
雪は多いところで 50センチ近くあるが、ありがたいこと足を取られることはほとんどない。
本日は気温が高くなるはずであったが、今は結構寒いのが幸いしているようである。



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