昔トロッコの線路が走っていたのではないかと思われるような平らな土手状の道を進み、 再び登りに入ると、やがて道は左へと登っていくようになり、登り着いた先に堀山の家が現れる。時刻は 8時27分。 ベンチで暫し休憩。 8時33分に出発。 | |
ここからは岩が露出した、やや歩きにくい道をジグザグに登る。 途中、樹林が切れて
富士山が見通せる場所があるのだが、
やはり本日は何も見えない。 身体が鈍っていて思うように足が進まないのに加えて、 このように気落ちしていてはさらに足が遅くなる。 |
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やがて長い丸太の階段を昇るようになると、周辺に雪が現れ始める。 歩幅が決められるために余り得意ではない階段を喘ぎつつ登っていくと、途中、 天神尾根の分岐を通過する。時刻は 8時51分。 本日は
塔ノ岳ピストンのつもりであるが、
大倉尾根は昼過ぎには雪が融けてドロドロとなることが予想されることもあり、そのまま同じ道を戻るのはどうも気乗りがしない。 | |
キツかった道も傾斜が緩み始め、足下は木道に変わる。 木道の上にも雪が残っており、足下が少し滑るようになる。 |
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ほぼ平らな木道はすぐに丸太の階段へと変わり、花立に向かってのキツイ登りが始まる。 さらには、時々周囲にガスが立ちこめるようになり、 ますますテンションが下がって歩みが遅くなる。 本来ならば
富士山がよく見えるはずの岩場の道を登り終えると
(ガスが出ていることもあって展望は全く無い)、また丸太の階段が続くようになる。 | |
周囲の雪はさらに多くなり、階段の踏み板に相当する部分にもかなり雪が残っていて、 それがギュッと踏まれた形なので、滑らないように注意しながら昇る必要がある。 喘ぎつつも階段を昇り続ける。 このようにひたすら階段を昇るというパターンは本当に苦手で辛い。 |
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