杓子山 鹿留山 ( 杓子山:1,597.5m、鹿留山:1,632.0m ) 2016.2.10 登山



【PHOTO & 記録 杓子山 鹿留山 9 】

この岩場を過ぎてから、目の前の子ノ神への登りとなる。
一旦少し下った後、登り返すのだが、この斜面は急で、途中 足を踏み抜くこともあり、かなりキツク感じられた。

なお、地図で調べると、この子ノ神の高さは鹿留山の高さよりも若干高いようである。

11時40分に子ノ神の一角に登り着くが、ここには標識など見当たらない。

暫くほぼ平らな頂上を進み、下りに入ると下方に人がいる。
そこは立ノ塚峠へと下る分岐点であり、少し言葉を交わす。
聞けば、 杓子山からの先行者はこの方だったようで、 たった今、鹿留山を往復してきたとのことであったが、この分岐から鹿留山までの間に踏み跡は無く、雪に大変苦労したとのことであった。
これから進む小生としては大変ありがたい。

11時46分、分岐から鹿留山へと進む。
確かにここからは雪が多くなり、その人の苦労の跡が見て取れる。
膝下の雪を蹴散らしながら進むが、途中、ミニ雪庇などもあり、また左右に落ち込む急斜面もあって、慎重に進む。

そして、11時59分、鹿留山頂上に到着。
山頂にある大きなブナの木、ミズナラの木は記憶通りであった。

山頂は樹林に囲まれているため展望は無いものの、静かで雰囲気の良い場所である。
なお、ここには三角点もあるはずだが、今は完全に雪の下であった。

写真はミズナラの大木。

すぐに山頂を後にする。
途中、樹林越しに 御正体山が見えたが (写真)、往路では足下に気をとられていて、気づかなかったようである。

分岐には 12時14分に戻り着き、左に道をとって立ノ塚峠を目差す。
本当はもう一度 杓子山まで戻り、 そこから不動湯を目差すつもりであったのだが、少々億劫になって立ノ塚峠に下ることにした次第。

ここからは急斜面の下りが待っており、所々にロープも設置されている。
また、途中からは岩場の下りとなったが、雪がほとんどないため、チェーンスパイクを外して下る。

ここの下りでは、急斜面の後 少し平らになり、また急斜面というパターンが続く。



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