杓子山 鹿留山 ( 杓子山:1,597.5m、鹿留山:1,632.0m ) 2016.2.10 登山



【PHOTO & 記録 杓子山 鹿留山 5 】

少し岩がゴロゴロした斜面を登り、周囲の木々がなくなると、ヒョイと 杓子山の頂上に飛び出す。 時刻は 10時42分。
頂上に至る迄にニセのピークが全く無く、素直に辿り着けたのが嬉しい。

雪に覆われた頂上には三等三角点、祠、そして数個の山頂標識がある他、 いくつかのテーブルとベンチ、そして 『 天空の鐘 』 と名が付いた鐘が置かれている。
誰もいなければ、鐘を鳴らしても良かったのだが、先行していたカップルが休んでおられたのでここは自粛する。

ベンチに腰を下ろして暫し休憩。
食事をして腹を満たした後は周囲の展望を堪能する。
ここからは、鹿留山方面と 三ツ峠山方面に少し木が五月蝿いだけで、 ほぼ 360度の大展望を得ることができる。

まず東の方向には子ノ神と呼ばれる高みと、その左後方に鹿留山が見えている。

写真 左奥の山が鹿留山。

鹿留山の左後方には奥多摩の山々が並ぶ。
奥多摩方面の山はあまり馴染みがなく、帰宅後調べると、陣馬山、高岩山、醍醐丸、連行峰、生藤山、 熊倉山といった並びのようである。
また、それらの山々の手前には倉岳山、高畑山、大桑山といった道志山塊の山が並んでいる。

写真 後方真ん中の小さく尖った頂上を持つ山が恐らく高岩山で、 その右の高みが陣馬山と思われる。
高岩山の左には醍醐丸、そして大きい山容の連行峰、そして茅丸、生藤山、熊倉山と続くらしいのだが、少々分かりにくい。

それら奥多摩の山々の手前下方にも山々が並んでいるが、 一番高い山が倉岳山で、その左が高畑山、そしてさらに左に大桑山が続く。

熊倉山のさらに左には大岳山、御前山、 三頭山 (みとうさん)といった山々が見えているが、こちらもあまり馴染みがなく、同定に苦戦する。

写真後方 右から 1/5程の所にある山が大岳山。
そして左に御前山 (写真 中央左側)、三頭山が続く。
それらの山々の手前を走る稜線上において、大岳山と御前山の間に見える三角形の突起は恐らく権現山であろう。

また、写真では分かりにくいが、権現山の下方には扇山、百蔵山、 そして写真左端には岩殿山も確認できる。
なお、写真右手前の大きい山は九鬼山であろう。

三頭山の左からは漸くお馴染みの山々が登場し始める。
三頭山の左には奈良倉山と覚しき山が見え、その後方に鷹ノ巣山が確認できる。
そして、鷹ノ巣山の左に日陰名栗山、高丸山、七ツ石山と続いて 雲取山へと至っている。

写真 右手の山が奈良倉山。
その左後方に見える白い三角形の山が鷹ノ巣山で、その左に日陰名栗山、高丸山が見えている。

こちらの写真は上記写真のさらに左側。
写真の後方、右から 1/3程の所に 雲取山が見えている。

雲取山の左側手前に見える大きな三角形の山は 雁ヶ腹摺山で、その左後方に 飛竜山が少し見えている。



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