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車止めのゲートを越えて林道を進む。 最初は写真のような舗装道が続く。
暫く進むと、 左側の谷から 枯れ木を折るような音が聞こえた。
何かと思って下を覗くと、 何と イノシシが沢沿いを歩いているではないか。 野生のイノシシを見るのは
初めてである。 後頭部から背中にかけて たてがみがあるようにも見え、 なかなかの迫力であった。
木々が邪魔をして 写真を撮れなかったのが残念。 |
黙々と林道を進む。
20分ほど歩くと、 前方に山が見えてきた。 庚申山の一部であるかどうかは 不明だが、
紅葉の中に白い岩も見え、 いかにもこの周辺の山らしい雰囲気である。
それにしても 林道は長い。 道は途中から未舗装となる。 |  |
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7時12分、 天狗の投石に到着。
斜面に 大きな石がうず高く積み上げられてれており、 天狗の仕業 と昔の人が思ったのも
さもありなん と言ったところである。
無論、 このような現象は ここだけではなくて 各地で見られる。
すぐに思い浮かぶのが、 金峰山の近く、 朝日岳直下の岩場である。
ちょっと雰囲気は違うが・・・。 |
長い林道歩きもようやくお終い。 7時23分、 一の鳥居に到着。
少し朽ちかけた赤い鳥居には 『奉納 猿田彦神社』 と書かれた 神額が掛かっている。
ということは、 この先にあった猿田彦神社 (今は焼失) の鳥居ということになるのだろうか。
鳥居を潜ってからは 山道歩きが始まるが、 やや遊歩道的な作りとなっており、 歩きやすい。
このことが、 本日の帰りの際には 大変ありがたかったのであった。 |  |
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落ち葉が散っている道を進む。 道は沢沿いに進むようになっており、 数回 沢を渡ることとなる。
また、 道の端には 所々で 写真のような 里程標も見られる。
うっすらと 『文久参年四月』 と思しき文字も見えるが、 もし本当にそうであれば、
1863年に立てられたことになる。
この里程標は、 わたらせ渓谷鉄道 通洞駅近くにある 磐裂神社を起点としたものらしく、
庚申山まで 114丁とのことらしいが、 ここで既に 97丁では、 庚申山までではなく、
猿田彦神社 (当時) までという気がする。 |
そして、 この道には 多くの奇岩が現れる。
まずは 鏡岩(孝子別れの処) と呼ばれる大きな岩。 この岩にまつわる
猟師とその末娘の 悲しい物語を書いた解説板が 岩の前に立てられている。
そして、 写真の夫婦蛙岩。 見ての通りであるが、 標柱には 『家庭円満を尊ぶ』
とのサブタイトルも書かれている。
夫婦蛙岩から 8分ほど登っていくと、 道は大きな岩と岩の間を 通るようになる。
そこには仁王門と名が付けられていた。 サブタイトルは 『庚申山の守護神』 である。
こういった雰囲気は 筑波山を思い起こさせる。 |  |