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乗鞍岳の左に見える
立山、
剱岳、
笠ヶ岳 (写真中央の 3ピーク) も印象的である。
なかなか、再登山は叶わぬ山々であるが、何とかもう一度登りたいものである。
そして笠ヶ岳のさらに左には薬師岳。
帰宅後 写真を拡大すると薬師岳の手前には黒部五郎岳も見えているようである。
この 2つの山も再登山がなかなか難しい。 |
中央アルプス、南アルプスの方も、
やや逆光気味ながらそれなりに楽しませてくれる。
塩見岳より右の方を見れば、
中央アルプス 空木岳と
南駒ヶ岳の後方に
荒川東岳 (悪沢岳)、
荒川中岳が見え、さらに右に大きな赤石岳、
そして聖岳、上河内岳が続く。
今年は昨年のリベンジとして、赤石岳、荒川三山に登りたいものである。 | |
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足下を見下ろせば、王滝頂上が見える。
そう言えば、王滝頂上から右の方へと進めば、奥ノ院があったはずである。
最初に御嶽に登った時は、
剣ヶ峰に登った後、摩利支天山、飛騨頂上、継子岳、三ノ池、ニノ池と周回し、王滝頂上へと戻ってからその奥ノ院を往復したのだった。
ただ、往復する頃にはガスが出てしまい、ほとんど展望が得られなかったのだが、今日は展望が得られるチャンスである。
しかし、残雪の状況が分からないので、今日は奥ノ院への往復は断念する。 |
写真は一ノ池。
池と名前が付けられているが、雪が融けても水は残らないはずである。
一ノ池の下にある二ノ池が日本最高位の高山湖らしいので、一ノ池に水が溜まれば、こちらが最高位となるのだが、
実際はだだっ広い砂利のグラウンドという感じである。
この池の周りを回ることは可能だが、本日 そちら方面への足跡は皆無なので、ここは無難に往路を戻ることにする。 | |
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11時51分、頂上神社前に戻り、下山を開始する。
階段を少し下ると、雪の斜面になるが、登ってきた時には雪の上に足跡が沢山あったのに、今はそれがスキーでキレイに削られていて足を踏み入れるのが躊躇われる。
実際は、雪はそれなりに柔らかいので、しっかり足を踏み込んでいけば下ることができるのだが、
少し表面が削られた雪には少々恐怖を感じる。
下から登って来た登山者も、この雪の斜面を見て軽アイゼンを装着したとのことだった。
2つの山小屋の間を抜ければ、後は雪に無い岩場の下り。順調に足が進む。 |
岩場を下り終わり、
雪原を横断した後、八丁たるみ の標柱がある所で後ろを振り返る。
写真 真ん中右手に見えるモニュメントは 『 まごころの塔 』 と言うなが付いているらしい。
この 『 まごころの塔 』 も含め、剣ヶ峰付近にある像が皆 真っ黒なのは、当初 宗教上の理由からそのような色にしているのかと思ったのだが、
これは火山性のガスにより、金属が変色してしまったというのが正しいようだ。 | |