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雪の量は 2〜30センチといったところか。
フカフカしているので、アイゼンは不要。周囲の山の様子からも、昨日 雪が降ったことは間違いないようだ。
4月も終わろうとしているにも拘わらず、新雪の山に登ることができるとは・・・。
しかし、雪の上に足跡があるから良いものの、まっさらな雪であったら、
果たして自分はどうしたであろうか。
ここまでは道が分かりやすかったので、先達がいなくても進むことは可能であったろうが、不安がそれを許さなかったかもしれない。
撤退者も現れたし、この先が心配である。
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雪の樹林帯を黙々と進む。
多少のアップダウンはあるものの、総じて緩やかな勾配の道が続く。
11時15分、箱石金剛の標識を通過。
今は尾根の少し下を進んでいるのだが、右上の尾根を見上げると、
そこにも標識らしきものが見えた。雪の斜面を登ってそこまでいく気力がなかったので無視したが、
もしかしたら竜巻山の標識だったのかもしれない。
さらに少し進むと、左側が開け、
男体山、
大真名子山が見えてきた。
今朝ほどの雲に覆われた状態が嘘のように、今はすっかり落ち着いた感じで、ハッキリとその姿・形を見ることができる。
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男体山の左斜面 下方には中禅寺湖、
そして半月山も見える。
男体山の右には、大真名子山が大きい。
これらの山々の後方には、抜けるようなとは言えないものの、青空が見えており、
天候の回復が進んだことがよく分かる。
天候の回復は、男体山、
大真名子山と順番に進んでいるので、
次は小真名子山、女峰山という順番に進んで欲しいものであるが、
果たしてどうであろう。
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そして小真名子山は写真の通り。
頂上にある電波反射板がここからも良く見える。
小真名子山の右後方に見えている山は太郎山であろう。こちらはまだ天候回復の途中という感じなので、
今の女峰山がどんな状況なのかは容易に想像がつく。
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そして、さらに少し進めば女峰山が見えてくる。
やはり状況は思った通り、天候回復の順番はまだ回って来ていないようで、状況は厳しい。
それに、男体山や大真名子山、小真名子山に比べて、
山容が真っ白なのが気になるところである。
唐沢避難小屋から頂上までは、急斜面が待ったいるはずなので、そこが雪に覆われていたらと思うと 少し心配である。
先達が頂上まで踏み跡を残していてくれるとありがたいのだが・・・。
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写真は男体山
と大真名子山のツーショット。山頂を覆う雲も無く、スッキリしている。
今頃 2つの山の頂上に立っている方達は、展望の素晴らしさに快哉を叫んでいることであろう。
大真名子山と小真名子山の間の鞍部である鷹ノ巣の後方にに見えるのは、
恐らく奥白根山の一部であろう。
あちらも頂上が雲に覆われているようである。
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