途中、階段の脇には お助けロープも用意されていたが、 雪に埋もれつつあるロープを掴もうという気にはなれない。 喘ぎながら急斜面を登り、まずは丸太による土留めが為されている場所に登り着く。 | |
ここの下りからは鎖場が現れる。 最初、鎖は不要に感じたが、途中、雪に埋もれた階段も現れ、
やはり安全を考えて鎖を掴みながら下る。 |
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また、狭い尾根を下って行くのだが、この辺はシラビソやアセビなどの常緑樹が多く、 そこに積もった雪が背中のザックにあたって雪をまき散らす。 背中のザックは 40リットルもあり、この山域では大き過ぎるが、
いつもこの大きさのザックを背負うことで夏山縦走に備えたいと思っているので、ほぼ このザックで年間を通しているのである。 | |
下り一辺倒の道も、やがて鞍部に到達したのであろう、 狭く平らな尾根に下り着くと、その先から梯子の登りが始まる。 金属製の梯子も現れるが、踏ざんの上に雪が結構 積もっており、 横滑りしないかと心配で、念のために傍らの鎖を掴んで登る。 一旦 小さな高みを越えて下った後、再び鎖場 + 梯子が現れる。 |
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その時 上方からカップルが下ってきた。 梯子、鎖の連続を何とかクリアしていくと、
やがて 『 三峰山 100m 』 の標識が現れる (下の写真)。時刻は 10時18分。 | |
ところで、この大山三峰山は北峰、中峰、南峰の 3つのピークからなっており、
三角点のある最後峰は南峰なのである。 ちなみに、ヤマレコなどでは三角点のあるピークを南峰としているが、 一方で神奈川県警が作成した 『 登山ルート危険箇所 』 のページにある 『 三峰山、辺室山 』 の資料では、七沢山を南峰としていて、三角形のあるピークは中峰となっている。 |
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