大山三峰山 ( 三峰山:934.6m ) 2016.3.12 登山



【PHOTO & 記録 大山三峰山 6】

この中峰からは少し下った後、すぐに登りが始まる。

ここでも鎖場、梯子、桟橋などが連続する。
先にも述べた様に、雪が付いて垂れ下がった木々がザックに触れ、ザックや頭は雪で真っ白である。

そのような苦労をしながらも、一旦 狭い尾根を進み、 そこから連続する丸太の階段を登っていけば、やがて三峰山頂上であった。
時刻は 10時26分。

狭い山頂には、今やその役目を果たしていないような三角点の他、 立派な標識とテーブルが 1つ置かれている。
そして、山頂には 2人の登山者がおられたのだが、1人は先程 小生を再度追い抜いていった方、 そしてもう 1人は不動尻方面から登ってこられた方である。

少しお二人と話をした後、暫し休憩する。
なお、狭い頂上は展望が無く、周囲の木々は真っ白である。

お二人がそれぞれ異なる方向へと進まれた後、 もう 1人登山者が物見峠方面からやって来た。
その方もすぐに先へと進まれ、その間、食事をしていた小生は、10時34分に不動尻に向けて下山する。

頂上直下にある標識には 『 不動尻 2.1km 』 とあり、 ここからも急斜面の下りが待っていて、途中、鎖場も現れる。

一旦鞍部に下ったところから長い丸太の階段の登りが始まる。
上方を見れば、登山者がこちらにお尻を向けて後ろ向きに下りてきている。
さすがに、雪の付いた階段、しかも掴むロープなど無いときては、後ろ向きになって側桁を掴みながら下りざるを得ないところである。

長い階段にて登り着いた所には進む方向を示す標識があったが、 ここは七沢山ではないようである。
標識に従って左に道を取り、また急斜面を下って行く。

丸太の階段や鎖に掴まりながら下り着いた所はヤセ尾根になっており、 ここにも安全確保のため鎖が設置されている。

すぐにまた鎖場のある下りとなり、そこを過ぎると丸太の階段の登り、 さらには鎖場のある岩場の登りが現れる。

小さなピークを越え、桟橋を渡ると、また岩場の登りとなる。
ここにも鎖が設置されているが、今までの鎖場と違い、上部だけがフィックスされた鎖となっている。

その鎖場を終え、少し狭い尾根を進むと、再び今までのように鉄杭に固定された鎖場が現れ、 そこを登り切ったところが七沢山であった。
時刻は 10時51分。
ここにも七沢山を示すものは何も無く、ただ通り過ぎてしまうだけの場所である。



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