右斜面を巻くように進んでいく道はほぼ平らで、明瞭である。 途中、『 この先 800m区間は崩壊箇所が多数あります。(後略)』 と書かれた注意書きが立っていたが、道の方はそれ程 危険ではなく、気を緩めることなく進めば問題ない。 『 物見峠 0.8km 』 の標識を 8時27分に通過、 この辺から周囲の木々はさらに真っ白になってくる。 | |
道は山の襞を忠実に辿っており、時折 谷の突端を横切る。 |
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右手には辺室山が時折見えるものの、 その後方は真っ白で何も見えない (写真)。 途中、立ち止まって写真を撮っていると、後ろから来られた登山者に挨拶される。 誰もいないと思っていただけにかなりビックリしてしまった。 写真において辺室山は右の山。 | |
その方に先に行ってもらうと、その時、 斜面上部から小さなカモシカが登山道上に飛び降りてきて、脱兎の如く走り去ったのだった。 その方とは物見峠にてまた一緒になったが、
丹沢でカモシカを見るのは初めてと言っておられた。 その物見峠には 8時47分に到着。 |
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この物見峠からは華厳山、高取山が見えるのみである。 写真 左の高みが華厳山で、そこから右に延びている尾根の先が高取山である。 先程 小生を追い抜いていった方はもう暫く休憩する様子であったが、 小生は休まずに先へと進む。 | |
ここからは今までの登山道とは打って変わって急登が始まる。 なお、階段に積もっている雪の上にはうっすらと足跡が残っていたが、 これは恐らく昨日のものと思われる。 |
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