大山三峰山 ( 三峰山:934.6m ) 2016.3.12 登山



【PHOTO & 記録 大山三峰山 3】

右斜面を巻くように進んでいく道はほぼ平らで、明瞭である。
全体的に白く霞んだようになっていて遠望は得られないものの、白き世界を楽しく進んでいくことができる。

途中、『 この先 800m区間は崩壊箇所が多数あります。(後略)』 と書かれた注意書きが立っていたが、道の方はそれ程 危険ではなく、気を緩めることなく進めば問題ない。

『 物見峠 0.8km 』 の標識を 8時27分に通過、 この辺から周囲の木々はさらに真っ白になってくる。

道は山の襞を忠実に辿っており、時折 谷の突端を横切る。
谷の下方を覗き見ると、それまでの斜面の緩やかさとは異なり、谷へはほぼ垂直に落ち込んでおり、 さらにその先がゴルジュのようになっていることに驚かされる。

右手には辺室山が時折見えるものの、 その後方は真っ白で何も見えない (写真)。

途中、立ち止まって写真を撮っていると、後ろから来られた登山者に挨拶される。 誰もいないと思っていただけにかなりビックリしてしまった。

写真において辺室山は右の山。

その方に先に行ってもらうと、その時、 斜面上部から小さなカモシカが登山道上に飛び降りてきて、脱兎の如く走り去ったのだった。

その方とは物見峠にてまた一緒になったが、 丹沢でカモシカを見るのは初めてと言っておられた。
そう言えば、小生も丹沢でカモシカを見た記憶がない。

その物見峠には 8時47分に到着。
写真において、テーブルがある所が物見峠である。

この物見峠からは華厳山、高取山が見えるのみである。

写真 左の高みが華厳山で、そこから右に延びている尾根の先が高取山である。
また、華厳山の左手前に少し見えているのが辺室山。

先程 小生を追い抜いていった方はもう暫く休憩する様子であったが、 小生は休まずに先へと進む。

ここからは今までの登山道とは打って変わって急登が始まる。
足下には丸太の階段が現れ、そこをほぼ一直線に登っていくのである。
このように歩幅が限定され、前の段に置く足が片方に集中しやすい登りは辛い。

なお、階段に積もっている雪の上にはうっすらと足跡が残っていたが、 これは恐らく昨日のものと思われる。



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