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快晴の下、素晴らしい景色を堪能した後、7時56分、先へと進む。
まずは、先の方に見えている無線中継所を目指す。
ここの下りも雪、そしてその後 暫く雪の道が続く。
やがて東屋、トイレのある場所を通過する。先程のハンゼノ頭、そしてこの東屋付近が三窪高原の中心部のようである。
この三窪高原はレンゲツツジの群生地として知られており、
10万株のレンゲツツジが群生しているとのこと。
6月中旬が見頃らしく、大勢の方々が見に来るらしい。そのためか、この辺まではハイキングコースといった雰囲気である。 |
道標に従って無線中継所への道を登り、
一旦 無線中継所に立ち寄って鉄塔を見上げてから、板橋峠を目指して進む。
道は無線中継所の立つ高みの下を横切った後、数回の小さなアップダウンを繰り返しながら進んで行く。
雪は現れたり消えたりの状態であるが、北側斜面を下る時には結構な量の雪となる。
前方には、
笠取山、 唐松尾山
(写真 中央)、将監峠、竜喰山、
そして飛竜山へと続く山並みが見えている。 | ![](kurak020.jpg) |
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富士山が望める、
簡易ベンチのある休憩場所を左に見て、開けた雪の原を進む。
道は小さなアップダウンを繰り返していくが、その鞍部に当たる所からは、下り斜面の向こうに南アルプスの山々を見ることができる。
甲斐駒ヶ岳方面然り、
写真のように白根三山方面など。
やがて、小さなピークの一つに、
三角点を示す国土地理院の白い標柱が立っているのを確認する。
雪に隠れて三角点自体は見えなかったが、恐らく、ここが地図上の 1,673.1m地点であろう。 |
やがて、
道は広々とした防火帯 (と思う) を登るようになり、すぐに高みに登り着くが、この高みは藤谷ノ頭だと思われる。
この高みからは、防火帯の急斜面を下ることになる。斜面は雪に覆われており、人の足跡は風などで消えてしまったのか、全く見えない。
もしかしたら間違ったルートを進んでいるのかもしれないと思ったものの、この高みを下りることは間違いないので、そのまま下り続ける。
但し、安全を考え、雪の急斜面をジグザグに下る。恐怖心はないが、やはり滑落したら下まで滑り落ちてしまうので、慎重に進む。
チェーンスパイクが威力を発揮する。
斜面途中にて先の方を見ると、斜面を下った先に メガソーラーの施設が見えている。 |
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何とか斜面を下りきり、少し平らになったので一安心。
左手には南アルプスの山々が見え、前方には
笠取山、唐松尾山方面がよく見える。
また、斜面から見えたメガソーラーの設備も見えてくる。
引き続き、緩やかになった広い雪の斜面を下っていくと、
やがて右下に柳沢峠からの林道が現れ、すぐに合流することとなる。 |
やがて、
そのメガソーラー設備のある板橋峠に到着。時刻は 8時51分。
ここからは右に道を取り、木の柵をすり抜けて進むことになる。
木の柵の傍らには、『 東京水道水源林 』 と刻まれた標柱が立っている。
木の柵からは、斜面を登るのか、
右下の林道らしき道を進むのか迷ってしまうが (道標は無い)、
結果的にはどちらを進んでもすぐに合流することになる。
林道のような道の方を選び、ササ原の中を緩やかに登っていく。
写真は、木の柵を越えて少し進んだところ。この後、林道と斜面の道に分かれることになる。 |
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