金峰山 ( 金峰山:2,599m ) 2015.6.24 登山



【PHOTO & 記録 金峰山 9】

 

緩やかな樹林の中の道が続く。
2回ほど縞枯れのある場所を通過し、11時36分に大きなケルンのある朝日峠を通過する。
そこから少し登りに入り、この後 小さなアップダウンが続くようになる。

それにしても、何度も言うようだが、 人がドンドン大弛峠方面から登ってくるのには驚かされる。

樹林帯の展望のない道が続く中、左手下方樹林越しに特徴ある岩が見えてくる (写真)
もしかしたら 小川山の弘法岩かもしれない。

道の方は小さなアップダウンを繰り返すとともに、結構 平坦な歩きが続くが、 しかしそれもやがて終わりとなり、下りがずっと続くようになる。

良く踏まれたシラビソ林の中を下り続け、12時2分に大弛峠に到着。
大弛峠には車が多く駐車しており、駐車場所にあぶれた車が路肩にも駐車している。 平日というのに人の多さ、車の多さにはビックリである。

さて、この後どうするかであるが、当初は 国師ヶ岳往復のつもりであった。
しかし、国師ヶ岳方面はガスの中であり、さらには 金峰山以外の山に登ることによって 金峰山表参道の一部を辿ったという事実が薄まってしまわないようにしたいとの思いもあり、 このまま下山することにする。
つまり、ここからは川上牧丘林道を約 5.5km下るということである。
かなり距離があるが、かつて 2回程、雪が残るこの道を 14km先の柳平ゲートまで下ったことを思えば (前述のように登ってもいる)、5.5kmなど大したことはない。

大弛峠では休まずにそのまま林道を下る。
皮肉なことに、林道を下り始めると、雲が割れて日が強く照りつけるようになる。
そのため、大弛峠から 0.5km程下った所では 金峰山方面はガスの中であったが、 3km程下った時には五丈岩がハッキリと見えるまでに回復していたのであった (写真)

快調に下り続ける。
途中、何台かの車に追い抜かれたが、この車道を歩いている小生の姿を見てどう思ったであろうか。興味深いところである。
ずっと下っていくと、アコウの土場に車が駐まっているのに気づくはずで、 金峰山の地図をよく見ている方なら、 その車と小生を結びつけてくれたかも知れない。

『 大弛峠まで 5km 』 と書かれた標識を 12時54分に通過。
この標識を過ぎると、道路正面、先の方に見えている稜線の上に、再び五丈岩が見えてくる (写真 中央後方)

そして アコウの土場には、13時2分に戻り着く。
やはり、ここから登ったのは小生 1人だけだったようで、空き地には小生の車だけが駐まっている。

本日は、天候を考慮して 金峰山を選んだのだが、 懸念した通り、山頂からの展望は楽しめずに終わったのだった。
しかし、初めてのコースを辿ったことでかなり楽しい山行であった。

いつも言うようだが、初めての山が一番刺激的であるが、既に登った山でも、 初めてのコースであればやはり刺激があって楽しい。



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