金峰山 ( 金峰山:2,599m ) 2015.6.24 登山



【PHOTO & 記録 金峰山 6】

 

累々と積み上がった大岩の上を歩いた後、一旦地面に下り、 暫くは大岩とシャクナゲ、コメツガ、ネズコなどの間を縫うように進む。

この頃になると周囲にもガスが漂いだし、振り返れば 小楢山以外はガスの中である。

上方の五丈岩にもガスが掛かり出し、少しぼやけて見えている。
ただ、五丈岩周辺のガスは断続的で、時々ハッキリと五丈岩が見えるのが面白い。

五丈岩が近づくに連れ、人の声が聞こえ出す。
見上げれば、五丈岩の頂上に人の姿が見えている。
今朝ほど、川上牧丘林道を進んでいる際、小生の少し先を 1台のワゴンが進んでいたのだが、 その人たちであろうか (そのワゴン車は大弛峠へと進んで行った)

再び岩の上を辿っていくようになり、 やがて、五丈岩の下方の石積みも見えるようになってくる (このような石積みが五丈岩の下にあることなど全く知らなかった)

ここで道を外してしまい、少し左側 (西側) へと進んでしまう。
無理をすれば登り切れないこともなかったのだが、ここは慎重を期して一旦正規ルートへと戻り、五丈岩の右側から回り込む。

そして、9時58分、五丈岩の下方に登り着く。
そこには、『 (五丈岩) 黒平 4時間 』 と書かれた、 登って来た表参道方面を示す標識も置かれている。

五丈岩の足下、目の前には 2基の石灯籠があり、その間を縫って 金峰山頂上へと進む。
しかし、これが失敗であった。石灯籠の左手奥に蔵王権現の祠があるのを見落としてしまったのである。
そのことは帰宅後に知ったのだが、折角 表参道の一部を辿ってきたのに蔵王権現参拝を逃してしまった。何たることかと嘆くこと頻り。

岩の間を進み、鳥居を潜ってガスが漂う五丈岩前の平坦地へと進む。
驚いたことに、平日にも拘わらず、そこには 15人程の人たちが憩っている。さすがに人気の山である。

平坦地を横切り、岩場を伝って頂上を目指す。
途中にて振り返れば、見慣れた五丈岩の姿がガスの中に見えている。
小生の頭の中では、五丈岩と言えばこの姿しか思いつかず、先程までの姿には違和感を覚えていたので、 何となくホッとする。

頂上到着は 10時5分。 こちらには誰も居ない。
周囲はガスに囲まれており、五丈岩がガスの中に見えているだけで展望は全く得られない。
それ故、ここで休憩しても何の面白みもないことから、2分程頂上周辺の写真を撮った後、先へと進む。



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