順調に進んでいくと、やがて道は涸れた沢 (三薙沢というらしい) にぶつかる。
時刻は 7時16分。 | |
しかし、何とそこには 『 水晶盗掘禁止 』 の標識が立っているではないか。 すると、何とその先に 左岸に入りさらに先へと続く道が見つかったのである。
恐らく、涸れ沢に下りずに右に進むか (そんな道はなかった気がするが)、
涸れ沢に下りた際に 右 (上流) に進めば良かったのである。 また、涸れ沢への下降点の写真 (上欄) を見ると、 岩にハッキリと矢印が書かれている。これも見落としてしまったらしい。 |
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なお、この迷ってしまった場所は、 甲府市御岳町にある金櫻神社から続く表参道との合流点である (KK分岐というらしい。 KKは 黒平町、金峰山ということのようだ。)。 何とか気を取り直して、7時28分に出発。 コメツガ、トウヒ、シラビソなどの樹林帯を緩やかに登っていく。 | |
やがて先の方に壊れかけたトタン壁の建物が見えてくる。 この御室小屋は半壊状態で荒れ放題であり、少々薄気味悪さもあってそのまま通過することにする。 |
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小屋の裏手には、石碑の他、
キチンと四角い石が横に置かれて土台のようになった場所があって、この道が
金峰山山頂にある
蔵王権現参拝のための表参道として賑わっていた頃の名残をとどめている。 道はその石碑の脇を進み、 ネズコ (クロベ、ヒノキ科の常緑高木) の林に入り、右側にある大岩の下を登っていく。 | |
すぐに道は右へと曲がり、岩がゴロゴロした場所を戻るように登って、 先程下を通った大岩の上部を進むようになる。 周囲にはシャクナゲの群落が見られるようになるが、
もう花の時期は過ぎたのか、全く花や蕾は見られない。 |
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