金峰山 ( 金峰山:2,599m ) 2015.6.24 登山



【PHOTO & 記録 金峰山 5】

 

見上げれば、斜面の先に五丈岩が良く見えている。
ありがたいことに、五丈岩の後方には未だ少し青空が見えており、先程まで曇っていた周囲にも日が当たり始める。
このままドンドン回復して欲しいところである。

振り返れば、 富士山は完全に姿を消してしまったが、 手前の方に小楢山 (こならやま) が見えるようになる。

ネズコの生い茂る中、岩の間をすり抜けるようにして進んだ後、 道は再び展望のない樹林帯を進むようになる。
苔生す岩など、再び奥秩父らしい斜面の登りが続く。

20分程登り続けたであろうか、ようやく周囲の木々は背も低くなり、 右手には鉄山とそこへと続く稜線が見えるようになる。
しかし、最早その後方に青空は見られない。

周囲の木々は矮小化したコメツガやネズコ、ダケカンバに変わり、 大きな岩が目立つようになる。
また、足下にはコイワカガミの群落が見られるようになる。

振り返れば、遙か下方に片手回し岩が見えている。 随分高度を上げてきたものである。
そして、さらにその後方には 小楢山が見えているが、 小楢山よりも後ろの山々は、低く垂れ込めてきた雲によってほとんど見ることができない。

写真 最後方に見えている 2つ並んだ山の左側が小楢山。
なお、小楢山の左側手前に見えているフジツボ型の山は、先程登って来た川上牧丘林道の東側にある剣ヶ峰のようである。

写真のような場所を、ピンクテープそして岩に付けられたペンキ印に従って登っていく。
見上げれば、五丈岩の姿も見えてきている (写真)
疲れてきてはいるが、既に森林限界を越えているので、もう少しである。
と思ったが、実際はこの五丈岩が見えてからも、そこに達するまで結構 登らねばならない。

左手を見れば、低く垂れ込めている雲の下に 茅ヶ岳 (左)、 金ヶ岳が見えている。
本来ならば、その後方に南アルプスが見えるのであろうが、今は全く見ることができない。

また、左手には 金峰山から左に下る稜線も見えているが、 そこには少しガスが漂い出している。



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