|
展望も南東側がグッと広がる。
四阿山と
浅間山が並んで見える。
それぞれの山の位置がしっかり頭に入っていないので、こういう構図は不思議な気がする。
また、目を右にやれば、下方にはゴルフ場が見える。おそらくあれは飯縄登山口を目指す際にカーナビに入力した長野カントリークラブであろう。 |
高度を上げていくと、
今度は左側の景色が見えるようになってきた。
斜面が邪魔をして戸隠山はまだ見えないが、
遠くに北アルプスと思われる山々が見える。ただ、雲がかなり降りてきていて、稜線がハッキリせず、全く同定ができない。
前を向けば、雪の上に付けられた足跡がここではハッキリと見えるようになってきた。そして、足跡の先にあるピークのさらに先には新たな高みが見える。 | |
|
さらに高度が上がっていくと、ついに戸隠山の一部が見えるようになってきた。
見えるのは先般登った八方睨−戸隠山の稜線ではなく西岳を中心とする熟達者向けの山々である。
この山々の左後方にはうっすらと北アルプスらしき山々が見える。方角的には、
白馬岳を中心とした白馬三山であろうか。 |
左側斜面の向こう、
樹林越しに高妻山のピラミダルな姿が垣間見えるようになってきた。
雪山の特権と、コースをはずれて高妻山が見えるところまで行ってみる。
戸隠連峰の 2,000m平均のほぼ横並びの高さから一気に盛り上がるその姿は雪化粧も加わり、
素晴らしいの一言。そして高妻山のピークから少し右に下がったところのピークは乙妻山であろう。
目の前に広がる光景に思わず息をむ。 | |
|
西登山道との分岐を過ぎ、順調に登っていく。
やがて、高妻山の右手の山も見えるようになってきた。
高妻山・乙妻山の斜面は地蔵山で一旦盛り返し、天狗原山・金山と続き、焼山の小さなピラミッドへと続いている。
横浜はもう完全に春、いや初夏の陽気が続いているのに、ここは完全にまだ冬の世界。
本日の天候が曇りとなってしまったので余計それを感じる。 |
もうこの辺になると、
木々もなくなり完全に裸山という感じ。右手には麓がよく見える。ここが雪の世界なだけに、
麓とのギャップが面白い。
やがて、雪に埋もれた 2つの鳥居が見えてきた。この感じだと積雪は 2m近いということになるのだろうか。 | |