飯縄山 ( 飯縄山:1,917.4m ) 2009.4.4 登山



【PHOTO & 記録 飯縄山 6】

飯縄山の南峰も近い。

さらに展望は広がり、 黒姫山も見えるようになってきた。 右端の高みが頂上であろう。黒姫山の後方には黒姫山の火口から突き出た形で赤倉山、 そして妙高山が見える。
黒姫山の左方、丁度 焼山と妙高山の真ん中に真っ白な山が見える。 火打山であるが、 焼山の方が目立つのが面白い。

周辺にはいくつもの石の祠が目立ち始めた。 岩の上の祠はちゃんと姿を現しているが、中には雪に完全に埋もれている祠もある。
緩やかな三角錘の頂点を目指して登る。雪の上の足跡は1人分。既に頂上を往復したようだ。
右手に標柱が見えたので行ってみる。しかし、標柱の文字は消えてしまっており、何が書かれていたかは分からない。その標柱からぐるりと回り込むと、 ほとんど雪に埋もれてしまっている赤い屋根の飯綱神社が姿を現した。
この神社からは麓がよく見える。いつも麓を見て守ってくれているのかもしれない。

飯綱神社の前に回り込んでみる。時刻は 10時6分。
丁度軒下まで雪が積もっており、扉は雪の中。雪の最盛期はどのような状態なのだろう。

この飯綱神社からは飯縄山の本峰が見える。本峰まで大した距離ではないが、 雪があるせいであろうか、かなり遠く見える。

飯綱神社を後にして本峰へと向かう。
途中にある木製の祠は半分雪の中。祠にスコップが装備されているのが面白い。
一旦下って登り返すが、周囲に木々はないため、展望が素晴らしい。
黒姫山妙高山がよく見える。

日差しはほとんど差さなくなってしまったが、時折周囲の山の一部が白く輝くことがある。 もしかしたら、そこだけ雲の切れ間から日差しが当たっているのかもしれない。

展望は360度遮るものはないという感じだが、 やはり形的にも高妻山の姿が群を抜いている気がする。

そして 10時18分、飯縄山頂上到着。
標柱はほぼその姿を表しているが、さすがに三角点は雪の中、見つけようがない。

ところで、ここまで小生の持つ昭文社の地図の表記に従って、『飯縄山』 と書いてきたが、 頂上にある標柱では 『飯綱山』 とある。どちらも使われているようなので、 このまま 『飯縄山』 とするが、個人的には 『飯綱山』 の方が好みである。



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