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弥勒菩薩から今度は 3分程で薬師如来像が現れた。
このペースだと、飯縄山頂上の前で十三体が揃ってしまうことになる。 |
周囲は完全に雪に覆われ、
久々の雪上歩きを楽しむ。
雪は凍ったところもあまりなく、アイゼンは不要。また、この辺では雪の量が少ないので、腐った雪に足を踏み抜く心配もない。
気がかりは天候の方で、一応薄日は差しているものの、スキッとした青空が広がらない。
むしろドンドン曇り空になっていくようである。ついつい、足早になる。 | |
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先ほどの薬師如来から 3分で観音菩薩が現れた。
時刻は 8時31分。駐車場を出発してから 1時間弱。久々の登山であるが、まあ快調と言ったところであろう。 |
観音菩薩からさらに 3分で、
九番目の石仏となる勢至菩薩の前に到着。
高妻山では、
この勢至までの長い登りがきつかったことを思い出す。 | |
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九番目の勢至菩薩から 5分程で阿弥陀如来の前に到着。
高妻山ではここから頂上まで少しの距離であったが、
この飯縄山では頂上はまだまだ先のはず。
実際には、高妻山でも本当のゴール ? は高妻山ではなく、
十一番目の祠は高妻山の先にあり、最終的に十三番目の祠のある場所は乙妻山になる。
周囲からは乙妻山よりも高妻山の方が断然目立つのに不思議なことである。
一方、この飯縄山では、山頂に至る前に十三の石仏が現れてしまうことになり、こちらも不思議だ。 |
阿弥陀如来から 3分後に石仏が現れた。
馬頭観音である。
当然これは十一番目の石仏と思っていたところ、どうやらこの馬頭観音は員数外のようだ。
そして、馬頭観音からすぐ先に十一番目の石仏となる阿閦 (あしゅく) 如来が現れた。
ここは、『駒つなぎの場』 と呼ばれる場所で、ここから道を右にとる。時刻は 8時44分。 | |