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駒つなぎの場を過ぎる頃には天候はすっかり曇りの状態。
尾根に登った時、楽しみにしている高妻山や
戸隠山、
火打山や
黒姫山が見えるかどうか心配になる。
徐々に道が険しくなり、雪の量も増えてきた。
高度が上がった分だけ展望が開け、右手には今朝ほど戸隠バードラインを走行した際、そのそばを通った大座法師池らしき池が見える。 |
今までのペースだとすぐに現れるはずの石仏が現れない。
雪が多くなり、斜面もかなり雪に覆われているので、見過ごしてしまったらしい。と思っていたら、
十二番目となる大日如来が現れた。先ほどの駒つなぎの場にあった阿閦 (あしゅく) 如来から 20分近く経っており、
少々驚きである。
苔むした大日如来の姿は、これまでの 11体の石仏より威厳を感じさせる。時刻は 9時3分。 |  |
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雪は斜面を完全に覆い尽くし、登山道を隠してしまっている。従って、結構急な斜面をステップを切って横切ることになる。
滑ったら結構下の方まで落ちてしまいそうで、なかなかスリルがある。
また、この辺になると雪の下が腐っていて足を踏み抜くことが起こり始めた。要注意である。
斜面を葛折りに登っていく。 |
高度が上がってくると、
今度は右手にまだ雪を多く抱く山々が見えてきた。
方角的には、東南になる訳で、四阿山と
浅間山であろう。
もう完全に青空は隠れてしまい、墨絵のような世界である。 |  |
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途中、千日大夫屋敷跡なるものがあるらしいが、全く気づかず通過。やがて尾根が近づいてきた。
雪の上をショートカット気味に歩き大きな岩の上を通ったが、もしかしたらそれが天狗の硯石だったのかもしれない。
この辺になると、完全に雪の世界。先達の足跡も消え気味である。もしかしたら本日登っている人のものではないのかもしれない。
9時20分、右手の盛り上がりに十三番目となる虚空蔵菩薩を発見。石仏とはこれでお別れ。まだ頂上は遠い。 |
この辺になると木々もまばら。
先の方にピークが見えるが、あれが頂上という訳ではなかろう。 |  |