振り返れば、高妻山 (左)、
乙妻山が見える。 | |
緩やかな雪の斜面を登り、
ポールに従って道を左にとって、所々夏道が出ている場所を進む。 ヒュッテ前のベンチに座って暫し休憩。その休憩中に奇跡 (大袈裟だが) が起こった。
何と、雪に覆われた谷池の向こうに、今までガスに覆われていた火打山が姿を現し始め、その後方に青空が広がり出したのである。 | |
そして日の光が周囲を照らし出す。こうなると、ユックリしてはいられない。 すぐに火打山を目指して出発する。時刻は 10時12分。 恐らく谷池の上と思われる場所を直進し、ピンクテープが付けられた竹の棒に従って進む。 | |
振り返れば、
高谷池ヒュッテ、そして雪に覆われて雪原となった高谷池が見える。 進む方向に青空が見えるのに、反対側のヒュッテの方は、 相変わらず どんよりとした空である。 | |
やがて、一旦見えなくなっていた火打山が再び姿を見せる。
さらに進めば、火打山の手前にある高み (雷鳥平)、
そして火打山の左後方にある影火打、焼山も見えてくる。 | |
斜面は下りに入る。
火打山の姿に見とれつつユックリ下っていくと、
雪が融けて木道が現れている場所となる。雪解け水が周辺を流れており、春を感じさせる。 この火打山には 8年前の 1995年に登っているが、 その時の記憶では天狗の庭に沿って、木道がずっと続いていたが、今は一面の雪の原である。 |