先を見やれば、雪原の向こうにガスが流れ、なかなか幻想的である。 『 天狗の庭 』 と書かれた標示板の前を 12時55分に通過。 木道を登り、雪の斜面を少し進んだ後、下りに入る。 | |
高谷池の縁と思われる高みから高谷池、 そしてヒュッテを見下ろす。 この高谷池にもガスが流れ始めている。 | |
高谷池ヒュッテには 13時7分に到着。 13時12分、ヒュッテを出発する。 | |
順調に進み、
『 ← 笹ヶ峰、山頂 →、5/9km 』 の標識を見たところで、
火打山方面を振り返れば、
写真のように完全にガスが被さってしまっている。 黒沢岳の斜面を横切っていく。 | |
富士見平の上部には 13時38分に到着。なかなか気持ちの良いところである。 下の写真は、富士見平から樹林帯へと入る所。 | |
順調に進んでいくと、雪も終わりになる頃、残雪の縁に黒いケースに入ったアイゼンを発見する。 約束どおり、帰りに苗名の湯に立ち寄ってアイゼンを届けたところ、
受付の方が 「ああ」 との一言で受け取られてお終い。これでは会話が続かない。 最後にこのようなことはあったものの、今回も残雪の山を大いに楽しむことができ、 さらには一旦失望させられた状況が好転し、 火打山の素晴らしい姿を見ることができ、 遠くまで遠征してきた甲斐のある山行であった。 |