四阿山 ( 四阿山:2,354m、 三角点は 2,333.2m ) 2014.11.11 登山


【PHOTO & 記録 四阿山 6】

南峰から北峰を眺めると前ページの写真のようであるし、北峰から南峰を眺めると、 写真のようにかなり鋭鋒で、高低差がかなりあるように感じられる。しかも、南峰からの下りには鎖場もある。

しかし、実際はそれ程でもなく、鎖にはほとんど頼らずに南峰を下り、 二等三角点と地蔵尊のある北峰には、10時16分に到着したのだった。
ここは東側から南側が開けているが、残念ながら周囲にガスが出始めており、周囲の山は全く見えない。
すぐに山頂へと引き返す。

信州祠の前には 10時22分に戻り着く。
祠の裏側から周囲を見回す。残念なことに、この頃になると再び北アルプスは雲に囲まれてしまい、ほとんど見えない状態。 根子岳周辺にも少し雲が漂っている。
北東方面も雲が多く、雲の中に横手山が少し見えているだけであるが (写真)、その左側、北西方面の 妙高山火打山、 焼山は見えている。
一方、南東の浅間山は雲に隠れて全く見えない状況であった。
なお、山頂で少し粘っているうちに、北アルプスも雲の間から再び少しずつ見え始めてくれたのだったが、ここに登って来るまでに見えた広がりには叶わない。

頂上は風が冷たかったため、10時28分、休憩せずに根子岳を目指す。

周囲の景色は雲に大きな影響を受けており、木道を下る頃には再び北アルプスも見えなくなる。
根子岳への分岐には 10時39分に到着。道を右にとり、根子岳を目指す。少し進むと道は下り斜面に入るが、 その手前にある見晴らしの良い場所で休憩する。ここは前回の登山でも休んだ所である。

嬉しいことに、食事をしているうちに、またまた北アルプスの山々が見えるようになる。 山の下部は霞んでいるため、まるで稜線付近だけが空に浮かび上がっているように見え、なかなか面白い。

写真は、杓子岳 (写真 左端)白馬岳方面。
白馬岳の右には小蓮華岳、乗鞍岳、そして朝日岳 (右から 1/3程のところにある白い山) が確認できる。

また、この頃になると、 北アルプスのさらに右に戸隠連峰の西岳、本院岳も確認できるようになる。
写真 中央が西岳で、その左には 第一峰 (弁慶岳 ?) があり、西岳の右にある尖ったように飛び出ている峰が本院岳である。
さらに右に八方睨、戸隠山、九頭竜山などがあるはずだが、 残念ながら今は良く見えない。

戸隠連峰のさらに右側、丁度 根子岳頂上の右後方には、 高妻山が見えている。
フジツボ型に見える山容の左端が高妻山と思われるが、そうなるとフジツボの右端部分は乙妻山ということになるのだろうか。
また、高妻山の右には、ドーム型をした 雨飾山も見えている。

10時54分、根子岳へと出発する。
ここからはシラビソ、トウヒなどの樹林帯の中をドンドン下ることになる。
結構 急斜面である上、足下が少々泥濘んでおり、加えて木の根がかなり露出しているので、滑りやすい。
実際、小生も一度足を滑らせ、尻餅をついてしまった。



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