凡例

一、本一覧は、藝能史研究會発行の会誌『藝能史研究』既刊分の、総目次である。
一、一覧への採録は、記名原稿を対象としたため、無記名あるいはペンネームによる執筆ジャンル(雑誌短評、紹介など)は採録しなかった。
一、各号の内容を掲載順に並べることを原則とした。ただし、閲覧の便を考え、ジャンル(研究・芸能史ノート・書評など)ごとにまとめ直した部分もある。
一、本一覧の整理に当たり、どの執筆ジャンルにも属さなかった内容をまとめるため、『藝能史研究』の目次にはない<その他>の項目を新たに設けた。
一、<芸能ジャーナル>は、1号〜8号までは細目ごとの題名・執筆者名が記されていたが、9号以降は題名・執筆者名を記さないスタイルに変更されたため、ジャンル名のみを採録した。
一、題名・執筆者名は、区切りごとに『藝能史研究』に掲載された総目次に拠らず、各号のタイトルおよび目次に拠った。外国人の名は、姓・名の順に統一した。
一、明 らかな誤植は、一々ことわらずに訂正した。
一、検索の便を考え、原則的に常用漢字を用いた。
一、補足説明が必要な場合は、※を付して示した。

 

『藝能史研究』既刊分の購入

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既刊『藝能史研究』在庫状況と価格

欠号
1号・
号・3号・号・8号(特集 桃山時代の芸能)・10号(特集 世阿弥)・31号(特集 煎茶)・50号(特集 観客論)・57号・58号(特集近松半二)・68号(特集 祭祀と芸能)・69号

残部僅少
5号・6号・号・12号(特集 柳田・折口民俗学と芸能史)・ 14号(特集 元禄時代の舞台芸能)・15号・46号・48号・49号・51号・52号・53号・54号(特集 京都の芸能)・55号・56号・59号・60号・61号(創立15周年記念号)・62号・63号・64号・65号・66号・67号・70号・71号・72号・73号・74号・75号・76号・83号・84号・85号・86号(特集 アジア・アフリカの芸能)・87号・90号・92号・99号・117号・122号・133号・160号

価格
1号〜44号 : 1冊=600円    45号〜60号 : 1冊=800円    61号〜84号 : 1冊=1000円
85号〜116号 : 1冊=1300円    117号〜168号 : 1冊=1600円    169号〜 : 1冊=1800円
141号のみ : 1冊=3000円
久多の花笠踊調査報告書 : 1冊=1000円

 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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1号(1963年4月)

<研究>
『茶道全書』の成立 ー家元制度への道づくりー   林屋辰三郎
室町時代の狂言と天正狂言本   北川忠彦
初期歌舞伎における「舞」の成立 ー「大小の舞」の問題を中心としてー   服部幸雄
<芸能ジャーナル>
能・狂言/古典復活に厳しさを   堂本正樹
歌舞伎・文楽/武智鉄二の復活   権藤芳一
茶・花・香/新しい香り   福田清
民俗芸能/郷土芸能の曲り角   郡司正勝
邦楽・舞踊/舞踊の世界   沼艸雨
演劇/新劇団の分解作用と合理性   辻部政太郎
大衆演芸/笑いの舞台裏   田村耕介
映画・テレビ/男と女と   多田道太郎
文化時評/日本文化論の課題   梅原猛
<芸能史ノート>
兵庫県の農村舞台群 ー亡び行く民俗資料ー   角田一郎
<資料紹介>
古面1 室生の龍神の面   中村保雄
<研究動向>
世阿弥論をめぐって ー共通の広場をー   植木行宣
<書評>
『図説茶道大系』第二巻・第四巻を看読して   宗政五十緒
<その他>
芸能史研究会の設立経過第25回(2001年12月1日 於早稲田大学)

 

2号(1963年7月)

<研究>
放逧と芸能の伝統 ー「時間」の歴史を中心にー   加藤秀俊
南島のかけあい ー八月踊とまんかいー   三隅治雄
伝統主義の系譜 ー鷹峰光悦町の形成と解体ー   岡本健一
<芸能ジャーナル>
能・狂言/記念能と新演出   北岸佑吉
歌舞伎・文楽/襲名 ーこの不可思議なる機構   藤田洋
茶・花・香/季節・陶器   八木一夫
民俗芸能/民俗芸能の動き   郡司正勝
邦楽・舞踊/研究と創造の課題   西山松之助
演劇/「文楽」の将来、創作戯曲の収穫   辻部政太郎
大衆演芸/大阪の講談あれこれ   田村耕介
映画・テレビ/産業と映画   手塚晃
文化時評/日本文化を見る二つの眼   梅原猛
<芸能史ノート>
遠参国境地帯に残る仮面   後藤淑
<楽器>
箜篌
<研究動向>
芸能史と民俗芸能   五来重
<資料紹介>
伊予路の羯鼓獅子舞 ー喜多郡肱川町予子林を中心にー   真木一平
<書評>
芸能史研究の面における講座 日本文化史の寄与   松島栄一第26回(2002年12月7日 於早稲田大学)

 

3号(1963年10月)

<研究>
戦闘歌舞の伝流 ー久米歌と久米舞とをめぐってー   上田正昭
「せつきやう」の周辺   室木弥太郎
<楽器>
琵琶
<芸能ジャーナル>
能・狂言/能楽人不心得帳   堂本正樹
歌舞伎・文楽/自主公演なるもの   権藤芳一
茶・花・香/いつも同じ問題の周辺で   藤井好文
民俗芸能/夏の民俗芸能   郡司正勝
邦楽・舞踊/舞踊会の動向と研修会   沼艸雨
演劇/「批評」「新劇のレパートリイ」
「民俗舞踊の劇的構成」について   辻部政太郎
大衆演芸/大阪の笑いと社会風刺   田村耕介
映画・テレビ/忍術ブームによせて   前島不二雄
文化時評/WHERE IS JAPAN?   梅原猛
<芸能史ノート>
摩多羅神の歌謡   景山春樹
<資料紹介>
古面2 大僻神社の仮面など   中村保雄
<研究動向>
茶道史研究の回顧と課題   村井康彦
<書評>
「狂言辞典 語彙篇」を読む   大塚光信・北川忠彦

 

4号(1964年3月)

<研究>
江戸追放以後の市川海老蔵   山本修二
中世の祗園会 ーその成立と変質ー   脇田晴子
風流灯篭の考察   桑島禎夫
<楽器>

<芸能ジャーナル>
能・狂言/久太郎と弥五郎   北岸佑吉
歌舞伎・文楽/歌舞伎に市場開拓を望む   藤田洋
民俗芸能/芸術祭舞踊にとり入れられた民俗舞踊   郡司正勝
茶・花・香/芸術であるという確認   藤井好文
邦楽・舞踊/大衆の眼と耳を   西山松之助
演劇/自然主義リアリズムの落し子
(オペラ「西部の娘」について)
演劇と映画の表現的なちがい
(映画「エレクトーラ」をめぐって)   辻部政太郎
大衆演芸/工場は大阪・販売は東京   田村耕介
映画・テレビ/戦争と女性   畦地享平
文化時評/日本型思想の一特質   梅原猛
<芸能史ノート>
利休の聚楽屋敷について   中村昌生
<資料紹介>
丹波寺内の千歳三番叟   岡本丈夫
<書評>
郡司正勝 著「かぶきの美学」   梅原猛
<研究動向>
絵巻物をめぐって   赤井達郎

 

5号(1964年4月)

<研究>
大田と大田植   宮本常一
浄るりにおける「大序」 ーその成立と崩壊ー   井野辺潔
平安時代の東遊について   前川明久
<芸能ジャーナル>
能・狂言/能楽論壇旱魃   堂本正樹
歌舞伎・文楽/後継者の養成   権藤芳一
茶・花・香/大寄せの茶と家元   中村昌生
民俗芸能/最近の労音・労演   三隅治雄
邦楽・舞踊/胎動する邦楽・舞踊の様相   沼艸雨
演劇/「喜びの琴」と「芸術至上主義」   林孝一
大衆演芸/ホール落語によせて   関山和夫
映画・テレビ/揺れる映画界   北川鉄夫
文化時評/古墳・大宮・城   北山茂夫
<芸能史ノート>
丹後浦島社の「花の踊」   平山敏治郎
<楽器>

<研究手帳>
本阿弥光悦と日笠紙   藤井学
<資料紹介>
天神の能と天神の面   中村保雄
<書評>
池田源太 著「伝承文化論攷」
近藤喜博 著「古代信仰研究」   上田正昭

 

6号(1964年7月)

<研究>
宮廷御神楽成立の前後   本田安次
誄儀礼と葬送歌曲 ー柿本氏と笛吹連ー   田中日佐夫
<楽器>

<芸能ジャーナル>
能・狂言/能楽界の殻   北岸佑吉
歌舞伎・文楽/泥沼の団体客獲得合戦   藤田洋
茶・花・香/いけ花師匠気質   藤井好文
民俗芸能/民俗のたそがれ   三隅治雄
邦楽・舞踊/邦楽・舞踊のこれから   郡司正勝
演劇/近頃かんしゃくの弁   林孝一
大衆演芸/老講釈師の死   関山和夫
映画・テレビ/教育番組のありかた   駒敏郎
文化時評/京都タワー   奈良本辰也
<芸能史ノート>
農村歌舞伎研究の問題点   守屋タケシ
<研究手帳>
茶匠と茶商 ー山城宇治『上林文書』によせてー   林屋辰三郎
<資料紹介>
大坂落去   宗政五十緒
<書評>
角田一郎 著「人形劇の成立に関する研究」について   吉永孝雄


7号(1964年10月)

<研究>
連歌の性格 ー芸能性と文芸性とー   島津忠夫
古代宮廷儀礼の社寺祭礼化 ー殊に祇園御霊会の駒形稚児をめぐってー   河原正彦
<間>
豊前の役者村   平山敏治郎
<芸能ジャーナル>
能・狂言/演劇人としての責任を   堂本正樹
歌舞伎・文楽/まず基本の修業を   権藤芳一
茶・花・香/茶の精神の普及を   中村昌生
民俗芸能/新らしい動き   三隅治雄
邦楽・舞踊/尾上菊之丞の記   沼艸雨
演劇/新劇の自立を   林孝一
大衆演芸/寄席復興に思う   関山和夫
映画・テレビ/新しい独占化の進行   北川鉄夫
文化時評/ネグラ型農村文化   上田正昭
<芸能史ノート>
車人形   高橋◆一
<研究手帳>
大和天川坪内弁才天社の能楽座   永島福太郎
<資料紹介>
傀儡田楽雑考   山路興造
<書評>
河竹繁俊 著「日本戯曲史」   権藤芳一

 

8号(1965年1月) 特集 桃山時代の芸能

<研究>
桃山文化論序説   上田正昭
          梅原猛
          衣笠 安喜
桃山時代の室内芸能   林屋辰三郎
            村井康彦
            赤井達郎
桃山時代の舞台芸能
 ー能の流動と固定ー   植木行宣
             北川忠彦
             中村保雄
<芸能ジャーナル>
能・狂言/五輪展示・能面展   北岸佑吉
歌舞伎・文楽/“即席”はもうたくさん   藤田洋
茶・花・香/世間並みに復古調   藤井好文
民俗芸能/テレビと民俗芸能   三隅治雄
邦楽・舞踊/芸術祭の舞踊   郡司正勝
演劇/ディー・ブリュッケの公演   林孝一
大衆演芸/話芸は正しい伝承を   関山和夫
文化時評/虚礼廃止   平山敏治郎
<レポート>
三河花祭見学記   高橋清志
          波戸祥晃

 

9号(1965年4月)

<研究>
聟入狂言の形成をめぐって   池田廣司
「童謡ワザウタ」の成立と継承 ー古代巫覡の動向をめぐってー   山上伊豆母
<芸能ジャーナル>
<芸能史ノート>
茶道における修行について ー芸道研究の一環としてー   倉沢行洋
<研究手帳>
雑芸   森暢
<資料紹介>
高野山の古面   中村保雄
<書評と紹介>
冨倉徳次郎 著「平家物語研究」   山下宏明

 

10号(1965年7月) 特集 世阿弥

<研究>
佐渡の世阿弥 ー「金島書」の一考察ー   村井康彦
世阿弥の芸風をめぐる二三の問題   田井庄之助
世阿弥一族と大和の補巖寺   久保文雄
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
世阿弥と良基   福田秀一
<資料紹介>
近江須賀神社の能面 ー面打“ゑち”をめぐってー   中村保雄
<書評>
戸井田道三 著「能 神と乞食の芸術」   堂本正樹第27回(2003年12月6日 於早稲田大学 東京文化財研究所公開学術講座共催)


 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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11号(1965年10月)

<研究>
延年風流とその形成   植木行宣
琵琶湖周辺の咒術と風土性   近藤喜博
<間>
奈良田楽法師の手紙   林屋辰三郎
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
二人の千阿弥   山田南江
<資料紹介>
叡山文庫の日吉猿楽史料   橋本初子
<書評>
吉川英史 著「日本音楽の歴史」   平野健次

 

12号(1966年1月) 特集 柳田・折口民俗学と芸能史   

<研究>
芸能史の研究と柳田国男   柴田實
折口学と芸能史   上田正昭
民俗学と民俗芸能と   宮本常一
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
民俗芸能研究の手引き   高取正男
<資料紹介>
矢代中日吉神社の古面   中村保雄
<書評>
大林太良 著「葬制の起源」   田中日佐夫

 

13号(1966年4月)

<研究>
世阿弥伝書に現われた芸能批評   権藤芳一
五番立の成立 ー主として演能記録からー   長尾晃雄
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
日吉社の祭祀と歌謡   景山春樹
<資料紹介>
敦賀の信露貴彦神社に残る王の舞について   水原渭江
<書評>
土橋寛 著「古代歌謡と儀礼の研究」   真鍋昌弘
<間>
能と古文書   林屋辰三郎

 

14号(1966年7月) 特集 元禄時代の舞台芸能

<研究>
元禄の芸能思想   衣笠安喜
元禄歌舞伎の発展とその終焉   波戸祥晃
近松世話浄瑠璃における口上と手妻について ー元禄劇の慣習に関する研究ー   信多純一
<間>
能面の値   中村保雄
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
歌舞伎史研究の手引   服部幸雄
<資料紹介>
寛文二年歌舞妓絵馬について   庵逧巖
<書評>
亀井勝一郎 著「室町芸術と民衆の心」
吉村貞司 著 「東山文化ー動乱を生きる美意識ー」
西田正好 著 「乱世の精神史」   梅原猛

 

15号(1966年10月)

<研究>
本願寺の能楽   籠谷真智子
庭園論としての作庭記   田中正大
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
大枝流芳と青湾茶話 ー上国秋成著「清風瑣言」の再検討ー   奥田昌子
<間>
丹波猿楽   波戸祥晃
<資料紹介>
丹波島萬神社の太鼓踊と大刀振   梅原三郎
<書評>
本田安次 著「神楽」   梅原猛

 

16号(1967年1月) 特集 家元制度 

<研究>
家元御度について ー日本歴史の条理と芸能ー   林屋辰三郎
能の固定と家元制 ー観世元章を中心としてー   中村保雄
花道における伝書の成立 ーその性格を中心にー   波戸祥晃
<間>
武智氏の発言   守屋タケシ
<芸能ジャーナル>
<芸能史ノート>
家元制度研究の問題点   西山松之助
<書評>
森蘊 箸「小堀遠州の作事」   中村昌生

 

17号(1967年4月)

<研究>
農村かぶきの成立 ー地狂言の形成過程に関する考察ー   守屋タケシ
田楽能曲考序説 ー田楽能曲目の整理ー   山路興造
<芸能ジャーナル>
<芸能史ノート>
洛中洛外図における初期歌舞伎とその衣裳   切畑健
<間>
伊勢参宮と歌舞伎絵馬と衣裳   守屋タケシ
<資料紹介>
若狭熊川のてっせん踊   永江秀雄
<書評>
柴田実 著「中世庶民信仰の研究」   五来重
<その他>
要望書
※近松門左衛門の墓の保存について

 

18号(1967年7月) 特集 文化文政期の芸能 

<研究>
国民文化の形成と化政文化   森谷尅久
化成度のかぶきの動向   郡司正勝
化政期の寄席興行   関山和夫
<芸能ジャーナル>
<芸能史ノート>
元禄期 江戸と上方   鳥越文蔵
語り物と侍者   北川忠彦
<資料紹介>
壬生大念仏の面ー特に猿と武悪の面についてー   中村保雄

 

19号(1967年11月)

<研究>
脇狂言の形成   服部幸雄
「神楽」より「遊楽」へ ーいわゆる「中之舞」の位相についてー   味方健
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
浪人野郎と浪人役者   波戸祥晃
<資料紹介>
京都・市原の鉄扇節音頭   横山正
<書評>
中世の狂言から近世の狂言へ
池田広司 著「古狂言台本の発達に関しての書誌的研究」をよむ   田口和夫

 

20号(1968年1月) 特集 農村と芸能 

<研究>
浄瑠璃操芝居の変貌 ー都市と地方との芸能関連ー   横山正
農村かぶきの展開(上)ー赤城山麓における地狂言とその環境ー   守屋タケシ
回り舞台の変遷について ー農村歌舞伎舞台を資料としてー   名生昭雄
<芸能ジャーナル>
<研究手帳>
農村歌舞伎研究の手引き   角田一郎
<資料紹介>
文政八年板『諸国芝居繁栄数望』について   庵逧巌
<レポート>
北恵那・付知の「翁舞」   景山正隆
<書評>
松崎茂 著「日本農村舞台の研究」
歌舞伎舞台の一考察 ー国民文化形成問題に関して   高村正一

 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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21号(1968年4月) 

<研究>
「能」形成前の猿楽 ー古猿楽能の再検討ー   植木行宣
囃子研究資料としての下座附 ー『仮名手本忠臣蔵』の場合ー   景山正隆 杵屋栄左衛門
農村かぶきの展開(下) ー赤城山麓における地狂言とその環境ー   守屋タケシ
<資料紹介>
萬歳絵馬 ー越前万歳小考ー   杉浦茂

 

22号(1968年7月) 特集 明治維新期の芸能

<研究>
大教宣布と芸能の動向   上田正昭
開化期の歌舞伎   河竹登志夫
<芸能史ノート>
国民文化の形成をめぐって   森谷尅久
<資料紹介>
維新期の能楽 ー茂山忠三郎良豊記を中心にー   和田克司
<レポート>
「御勝八幡宮大祭」調査報告   中ノ堂一信

 

23号(1968年10月)

<研究>
「用明天王職人鑑」考   松田修
「馬芝居」の呼称に関する一考察 ー付・実見者採訪調査結果 若干の資料ー   森永道夫
<芸能史ノート>
書院の茶と小間の茶   中村昌生
<研究手帳>
東大寺寺僧連署起請文について   桑島禎夫
<資料紹介>
『卯月紅葉』舞台口上図   諏訪春雄
<レポート>
高知県枝川八代の神事・芸能   名生昭雄
<書評>
服部幸雄 著「歌舞伎成立の研究」   北川忠彦

 

24号(1969年1月)

<研究>
評判記から劇評へ ー明治十・二十年代の歌舞伎劇評ー   権藤芳一
<芸能史ノート>
明治の能面制作   中村保雄
<資料紹介>
岡山県の面浄瑠璃とその演劇的意義   横山正
愛媛県八幡浜市の「穴井歌舞伎」について   土田衞
<レポート>
奈良豆比古神社の翁舞   川嶋将生
<書評>
諏訪春雄 著「元禄歌舞伎の研究」   波戸祥晃
<その他>
最近の研究雑誌から   守屋タケシ

 

25号(1969年4月)

<研究>
双蝶々曲輪日記考   内山美樹子
政治・演劇・神話 ー演劇の近代化に関する走り書的覚え書ー   小沢靖一
<資料紹介>
土佐座の継承に関する一考察 ー「旧記拾要集」をめぐってー   山根為雄
元禄期の水戸家における近世演劇の盛行 ー「日乗上人日記」紹介ー   丸西美千男
<研究手帳>
農山漁村の近世劇舞台実地調査概況   角田一郎

 

26号(1969年7月)

<研究>
天文の手猿楽 ー本願寺の場合ー   籠谷真智子
野良かぶきの花車方 ー元禄までー   小笠原恭子
浄瑠璃太夫受領考   安田富貴子
<書評>
岩沙慎一 著「江戸豊後浄瑠璃史」   服部幸雄

 

27号(1969年10月)

<研究>
近世芸能における「変化へんげ」について (上)
ー歌舞伎構造論のためのひとつの試論ー   服部幸雄
円満井座伝承考 ー風姿花伝神儀云私注ー   伊藤正義
<芸能史ノート>
社寺参詣曼荼羅図について   難波田徹
<研究手帳>
文禄元年勧進狂言小考   松田修
<資料紹介>
宇佐八幡宮の能面 ー愛若太夫をめぐってー   中村保雄

 

28号(1970年1月)

<研究>
筑紫箏と八橋検校   松田修
近世芸能における「変化へんげ」について (下)
ー歌舞伎構造論のためのひとつの試論ー   服部幸雄
<資料紹介>
竹本筑後掾筆録『浄瑠璃秘曲譜』   諏訪春雄
<芸能史ノート>
「田植草紙」の伝来についての整理   真鍋昌弘
<研究手帳>
関西系面芝居圏の形成   横山正

 

29号(1970年4月)

<研究>
“能”形成期の芸能市場 ー神事猿楽をめぐってー   植木行宣
奈良手掻郷祗園会について   和田義昭
お蔭踊私考   岩井宏実
<研究手帳>
播州の鶴林寺と円教寺関係の舞楽記録   水原渭江
<資料紹介>
土佐神社の能面   中村保雄

 

30号(1970年7月)

<研究>
芸能発生の前史 ー院政期往生伝における聖の唱導ー   桜井好朗
元禄かぶきにおける花車方の役割 ー継母事を中心としてー   小笠原恭子
<資料紹介>
手向山八幡宮伝来の鼓胴   景山春樹
上賀茂神社社家岩佐家文書にみる 観世史料について   川嶋将生 中ノ堂一信
<研究手帳>
普斎書入「茶道便蒙鈔」について   新田実

 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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31号(1970年10月) 特集 煎茶

<研究>
近世煎茶道の成立について   楢林忠男
文人サロンの形成 ー煎茶会をめぐってー   森谷尅久
<芸能史ノート>
売茶以前   大槻幹郎
狂言『千鳥』と津島祭   北川忠彦
<資料紹介>
嘉永四年煎茶会記『烹茶記』   赤井達郎
<研究手帳>
煎茶と名水   林屋辰三郎
<レポート>
棚倉・涌出宮居籠神事と宮座   伊東久之

 

32号(1971年1月)

<研究>
『自家伝抄』考   西野春雄
ものいへば長柄の橋の橋柱 ー人柱伝説と謡曲『長柄』の間ー   堀口康生
<芸能史ノート>
茶道史研究と民衆文化論 ー戸田勝久氏著『武野紹鴎研究』を読むー   熊倉功夫
<研究手帳>
豊竹若太夫考   藤山 成子
<レポート>
岐阜県東部の農村歌舞伎舞台   守屋毅

 

33号(1971年5月)

<研究>
芸能と芸術論と   島津忠夫
能面にみる「中間表情」論 ー若い女面の形成を中心にー   中村保雄
初期かぶき踊り歌の構成 付 大分県臼杵市東神野の風流踊歌謡   山路興造
<資料紹介>
播州高室芝居の起原について   名生昭雄
静岡県周智郡森町小国神社
『遠州一宮御神宝御入用目論見帳』及び『御田遊次第』について   水原渭江
<研究手帳>
歌舞伎成立史研究文献目録   服部幸雄

 

34号(1971年7月)

<研究>
世阿弥と複式夢幻能の展開   北川忠彦
禅竹作品傾向をめぐる試論 ーその非世阿弥性を探るー   諫山 康男
<芸能史ノート>
近世初期の放下と歌舞伎   守屋毅
鷺流狂言
ーその地方伝播の軌跡をたどってー 付 若狭鷺流狂言残存曲翻刻(抄)   須田悦生
<研究手帳>
芸能史における絵画資料
 ー重文「絹本著色舞楽図」をめぐってー   植木行宣
<書評>
村井康彦 著『千利休ーその生涯と茶湯の意味』   熊倉功夫

 

35号(1971年10月)

<研究>
芸能としての平家物語   山下 宏明
女かぶき成立前後   小笠原恭子
<芸能史ノート>
囃子田における象徴性をめぐって   真鍋昌弘
<資料紹介>
播州高室芝居の発展   名生昭雄
<書評>
「農村舞台の総合的研究
 ー歌舞伎・人形芝居を中心にー」   森谷尅久

 

36号(1972年1月)

永長元年の田楽騒動 ー院政初期の文化と政治ー   井上満郎
早歌伝唱者の一系譜 ー丹波国金山氏の場合ー   中ノ堂一信
中世南都における郷民祭礼の基盤   和田義昭
<芸能史ノート>
謡曲にみる語り手の面影   堀口康生
<書評>
郡司正勝 著「地芝居と民俗」   立川洋
<付録>
『日本の古典芸能』総目録

 

37号(1972年4月) 特集 近代と芸能

<研究>
「新歌舞伎」の成立   権藤芳一
近代茶道の改革運動 ー田中仙樵と大日本茶道学会ー   熊倉功夫
 付 田中仙樵著作目録   蓮見真由美
<芸能史ノート>
真山青果の「頼山陽」   西山松之助
青果の戯曲   北川忠彦
<資料紹介>
播州高室芝居の終末   名生昭雄
<研究手帳>
市川寿海 ー略伝と年譜ー(一)   内山美樹子
<書評>
越智治雄 著『明治大正の劇文学』   飛鳥井雅道

 

38号(1972年7月)

<研究>
『太平楽巻物』 ー落語は如何にして形成されたかー   延広真治
『便用謡』について ー謡文化の一つの道ー   中村保雄
<資料紹介>
延年史料三種   山路興造
<研究手帳>
市川寿海 ー略伝と年譜ー(二)   内山美樹子
<書評>
芸談の秋 ー<芸談>をめぐる演劇書群ー   権藤芳一

 

39号(1972年10月)

<研究>
手猿楽狂言と初期かぶき狂言ー若衆狂言師の系譜ー   山路興造
近世京都における興行慣行の確立ー寛文の「名代」赦免に関連してー   守屋毅
神功皇后伝説と息長氏ー生産民の芸能からみたー   前川明久
<芸能史ノート>
初期かぶきにおける風俗描写の方法   立川洋
上方落語とお囃子   広瀬藤代

 

40号(1973年1月) 特集 花と芸能

<研究>
東西花卉の発達   中尾 佐助
近世生花の源流 ー『抛入花伝書』の周辺ー   水江漣子
<芸能史ノート>
中国の瓶花といけばな   伊藤敏子
近代的知識人と伝統芸能 ー西川一草亭ノート・その一ー   熊倉功夫
<資料紹介>
山城・久多の花笠踊歌本二種   徳江元正
<研究手帳>
洛北の風流と花   森谷尅久
<書評>
『いけばなの文化史』(I)(II)を看読して   中ノ堂一信

 

 
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41号(1973年4月)

<研究>
手猿楽渋谷の二百年(前)   堀口康生
日本における風流生活の遡源的考察
 ーその道教的色調についてー   松田智弘
<芸能史ノート>
京郊の祭礼と宮座・講   伊東 久之
<資料紹介>
山城・久多の花笠踊歌本二種(続)   徳江元正
<研究手帳>
市川寿海
 ー略伝と年譜ー(三)   内山美樹子
<書評>
最近の能楽研究書を読む   廣瀬千紗子

 

42号(1973年8月) 創立十周年記念号 

<記念講演>
芸能史研究の課題   林屋辰三郎
江戸歌舞伎の特質   西山松之助
<座談会>
芸能史研究会十年のあゆみ   芸能史研究会委員会
<その他>
資料・芸能史研究会の仕事
 会誌『芸能史研究』(創刊号〜四0号)総目次
 芸能史研究会大会・例会・見学会一覧
 『日本の古典芸能』総目録
 ソノシート『音でつづる国民の歴史』総目録
 テレビ映画『四国の芸能』細目
 『日本庶民文化史料集成』出版計画
<その他>
芸能史研究会会員名簿

 

43号(1973年10月)

<研究>
「おかげまいり・ええじゃないか」考   鎌田道隆
世阿弥における修羅の系譜 ーその演劇的性格に触れてー   八嶌 正治
手猿楽渋谷の二百年(後)   堀口康生
<芸能史ノート>
連歌師の絵ごころー連歌と水墨山水画、特に瀟湘八景図についてー   鶴崎裕雄
<レポート>
興国寺の燈籠焼について   伊東 久之
<書評>
米倉利昭 著『わらんべ草(狂言昔語
抄)研究』   池田廣司
関山和夫 著『説教の歴史的研究』   比留間 尚

 

44号(1974年1月)

<研究>
天正時代の茶湯 ー石山・天満本願寺を中心にー   籠谷真智子
四条河原芝居町の崩壊   守屋毅
もう一つの猿楽能 ー修験の持ち伝えた能についてー   山路興造
<芸能史ノート>
雅楽の伝流   上田正昭
<書評>
小笠原恭子 著「かぶきの誕生」   北川忠彦・守屋毅
<その他>
記録映画「久多花笠踊」に関する要望書

 

45号(1974年4月) 特集 芸能論と芸能批評

<研究>
芸能における真行草 ー和様化への道ー   中村保雄
王朝文芸に現われた芸能批評(一) ー日本劇評試論ノートー   権藤芳一
楽書の盛行と芸論   植木行宣
八文字屋系劇書の成立 ー『新撰古今役者大全』をめぐってー   廣瀬千紗子
<資料紹介>
役者評判記の新資料『江戸桜』について ー刊年の考察を中心にー   宮尾與男
<書評>
林屋辰三郎(他)『古代中世芸術論』   福田秀一

 

46号(1974年7月)

<研究>
福神狂言の形成と展開   橋本朝生
室町後期における地方文化形成の断面   須田悦生
<芸能史ノート>
寛永文化サロンをめぐって ー平賀清兵衛と鳳林承章ー   川嶋将生
茶師と茶銘   吉村亨
<資料紹介>
京都府相楽郡南山城村田山の花踊りについての考察   水原 渭江

 

47号(1974年10月)

<研究>
世界演劇における日本演劇   菅  泰男
楽家多氏成立の背景 ー神語から神楽へー   山上伊豆母
<芸能史ノート>
藤原宮讃歌と志貴皇子   本田義寿
現行「いさ踊」の歌詞と旋律   中小路駿逸
江戸の劇書 ー書誌と書肆ー   立川洋

 

48号(1975年1月)

<研究>
「源氏物語」にあらわれた芸能批評 (上)ー日本劇評史試論ノートー   権藤芳一
風流踊歌の旋律 ー久多の花笠踊の歌謡をめぐってー   樋口昭
信光の能(上)   西野春雄
<研究手帳>
榎並猿楽について   梅谷繁樹
市川寿海 ー略伝と年譜(四)   内山美樹子
<書評>
松田修 著『日本芸能史論考』   土田衞

 

49号(1975年4月)

<研究>
近世初期語り物の中の歌謡 ーその諸問題をめぐってー   真鍋昌弘
三代目宮古路一仲とその周辺   竹内 道敬
<資料紹介>
豊国臨時祭礼図について ー妙法院本写本を中心にー   宮島 新一
<書評>
松山吟松庵校註 熊倉功夫補訂『茶道四祖伝書』   伊東 久之

 

50号(1975年7月) 特集 観客論

<研究>
芸能史における観客と環境   林屋辰三郎
中世芸能と観客 ー二つの「一座建立」ー   村井康彦
江戸歌舞伎の観客   服部幸雄
<芸能史ノート>
芸能の観客 ーその参加の様態ー   池田弥三郎
一つの「観客」論   郡司正勝
<資料紹介>
嘉永五年煎茶会記『小川流烹茶記』   赤井達郎
<研究手帳>
三都比較論と観客論 ー役者の言葉を素材にー   守屋毅
<書評>
松本伸子『明治前期演劇論史』   島津忠夫

 

 
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51号(1975年10月)

<研究>
神像から仮面へ ー翁面と男女の面を中心にー   中村保雄
中世奈良の風流についての一考察   和田義昭
信光の能(下)   西野春雄
<芸能史ノート>
『雲林院』と『公光』と『右流左止』と   北川忠彦
<資料紹介>

車の雨乞拍子踊 ー神戸市須磨区ー   名生昭雄
<書評>
盛田嘉徳 著『中世賤民と雑芸能の研究』   川嶋将生

 

52号(1976年1月)

<研究>
古浄瑠璃などに見える歌謡の断片
 ー近世初期語り物の中の歌謡(続)ー   真鍋昌弘
若狭掾小論(上) ー寛永民衆文化への一視座ー   田中豊
<芸能史ノート>
名古屋常磐津史
 江戸と名古屋との常磐津節交流及び初代岸澤式治の生歿年をめぐって   安田文吉
「天正狂言本」をめぐって
 近世「咄」への道   林屋辰三郎
 廃曲の意味するもの   北川忠彦
 音韻表記の立場から   堀口康生
<資料紹介>
『音曲昔物語』(別本『浄瑠璃譜』)   山根為雄
ザンザカ踊の切の歌謡   樋口昭

 

53号(1976年4月)

<研究>
琳阿考 ー南北朝期曲舞作者の横顔ー   竹本幹夫
『草人木』から『茶話指月集』へ ー近世前期における茶書の版行ー   筒井紘一
近世における曳山祭礼 ーとくに大津祭の発生と展開を中心にー   木村至宏
<芸能史ノート>
水仙一色考 ー『池坊家伝百ヶ条聞書』を中心にー   濱野眞理
<資料紹介>
藤田家蔵『古今稀能集』   西野春雄
<書評>
故 祐田善雄 著『浄瑠璃史論考』   横山正

 

54号(1976年7月) 特集 京都の芸能

<研究>
民俗芸能分布試論 ー丹後における風流踊をめぐってー   植木行宣
京都府下の仮面   中村保雄
伏見御香宮の祭礼と興行   立川洋
<芸能史ノート>
洛中の風流踊 ーその基礎的考察と若干の問題点ー   守屋毅
<資料紹介>
民衆運動としての天保踊   鎌田道隆
<レポート>
洛北「やすらい花」調査概報   伊東 久之

 

55号(1976年10月)

<研究>
比較芸能論への試み   吉田光邦
翁猿楽異考   山路興造
若狭掾小論(下) ー寛永民衆文化への一視座ー   田中豊
<芸能史ノート>
和泉流家系考 ー狂言師山脇和泉をめぐってー   関屋俊彦
<書評>
後藤淑 著『能楽の起源』   中村保雄

 

56号(1977年1月)

<研究>
弥之助踊考 ー奴踊と小坊主とー   板谷徹
八文字屋劇書の変遷 ー「一世一代記」ものをめぐってー   廣瀬千紗子
『役者大鑑合彩』の成立   武井協三
<芸能史ノート>
伏見御香宮祭礼における芸能興行の諸相   立川洋
<資料紹介>
富山県宇奈月町法福寺稚児舞文献   伊藤曙覧
<書評>
「中世評論集」   八嶌正治

 

57号(1977年4月)

<研究>
近代数寄者の茶の湯   熊倉功夫
上方役者絵にみる二世嵐璃寛の人気 ―道頓堀一八二二〜一八三七ー   松平進
<芸能史ノート>
吉志舞と阿倍氏   大橋信弥
洛中洛外図屏風における諸芸能 ―妙法寺本と北村家B本の分析を中心に―   小沢  弘
<資料紹介>
『御内々御能ニ付太夫役付帳』(上) ―江戸後期禁裏御能―   前西芳雄

 

58号(1977年7月) 特集 近松半二

<研究>
浄瑠璃作者近松半二 ―浄瑠璃・歌舞伎の接点における―   横山正
共同研究
「武田信玄長尾謙信本朝廿四孝」論 ー三段目を中心にー   内山美樹子 松井今朝子
近松半二の丸本歌舞伎   権藤芳一
<資料紹介>
江戸時代中期の北野天満宮目代日記に見えたる芸能興行史料   宗政五十緒
<研究手帳>
近松半二著作年譜と研究の手引   松井今朝子
<書評>
横山正 著『近世演劇論叢』   角田一郎

 

59号(1977年10月)

<研究>
詩歌管絃の世界とその周辺   中小路駿逸
『こあつもり』論   肥留川嘉子
天和の江戸市中と町触 ー水あびせの禁をめぐってー   水江漣子
<芸能史ノート>
蓮如上人子守歌について ー千秋万歳歌の一形態ー   高橋喜一 源義春
<資料紹介>
『御内々御能ニ付太夫役付帳』(中) ー江戸後期禁裏御能ー   前西芳雄

 

60号(1978年1月)

<研究>
荘園鎮守社における祭祀と芸能 ー若狭三方郡を中心としてー   山路興造
宮増曽我物攷   天野文雄
<芸能史ノート>
琳阿について ー時衆の客僚との関係ー   梅谷繁樹
<資料紹介>
浄瑠璃『みけんじやく』について   横山正
『御内々御能ニ付太夫役付帳』(下) ー江戸後期禁裏御能ー   前西芳雄

 

 
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61号(1978年4月) 創立十五周年記念号

<研究>
日本芸能における数寄性 ー芸能史研究会創立十五周年を迎えてー   林屋辰三郎
<その他>
芸能史研究事始
 ー例会報告の記録ー
資料・芸能史研究会の仕事
 会誌『芸能史研究』(創刊号〜60号)総目次
 芸能史研究会大会 報告・講演一覧
 芸能史研究会 例会・見学会一覧
 『日本の古典芸能』総目録
 ソノシート『音でつづる国民の歴史』総目録
 久多の花笠踊調査報告書 目次
 テレビ映画『四国の芸能』細目
 『日本庶民文化史料集成』本編十五巻 総目録
 『日本芸能史』出版計画
芸能史研究会会員名簿

 

62号(1978年7月)

<研究>
続・神像から仮面へ
 ー尉の面を中心にー   中村保雄
中世的勧進の展開   中ノ堂一信
<芸能史ノート>
和泉流「花子」の歌謡   尾山伸子
<資料紹介>
茶湯資料 二題   谷端昭夫
<研究手帳>
私の芸能留学記   コーミンズ・ローレンス

 

63号(1978年10月)

<研究>
茶道点前の成立   筒井紘一
『御座敷御かざりの事』展望   林左馬衞
<芸能史ノート>
室内芸能論序説   熊倉功夫
『数寄聞書』と『藻志穂草』   廣瀬千紗子
<資料紹介>
池坊永代門弟帳ーその一   守屋毅
<書評>
熊倉功夫『茶の湯ーわび茶の心とかたち』   谷泰

 

64号(1979年1月)

<シンポジウム>
芸能と資料
史料集成の編纂   堀口康生
庶民文化と芸能   上田正昭
芸能史料の性格   山路興造
芸能資料と博物館   林京平
日本芸能史への展望   村井康彦
<研究>
天理本と和泉家古本における「六義」
と「抜書」との関係について   是永真理子
<芸能史ノート>
紀海音『新百人一首』考   山根為雄
<資料紹介>
池坊永代門弟帳ーその二   守屋毅
<書評>
網野善彦 著『無縁・公界・楽』 ー日本中世の自由と平和ー   横井清

 

65号(1979年4月)

<研究>
『心中万年草』論   井口洋
浄瑠璃の歌舞伎化をめぐって
 ー「蘆屋道満大内鑑」の場合ー   藤田ゆかり
世阿弥の鬼   田中 規子
<芸能史ノート>
「昔語鈔」(万治二年本)をめぐって ー新資料の紹介をかねてー   石塚道子
<資料紹介>
役者女房評判記の紹介   武井協三

 

66号(1979年7月)

<研究>
初代近江と先代出雲   安田富貴子
能における語り物の摂取 ー直接体験者の語りをめぐってー   天野文雄
元禄かぶきの踊と振付   板谷徹
<レポート>
長浜の曳山祭り   西川丈雄
<書評>
筒井紘一 著『茶書の系譜』   倉沢行洋

 

67号(1979年10月)

<研究>
「みる」ということ ー観客論序説ー   池田弥三郎
「葛の袴(住吉の遷宮の能)」難句考
 ー付「但眼」は「素眼」であることー   田口和夫
近世後期における在方興行の社会的要因   氏家幹人
<芸能史ノート>
謡曲と万葉集 ー三山をめぐってー   島津忠夫
<資料紹介>
禁裏能についての一件書留 ー森田柵内の記録からー   前西芳雄

 

68号(1980年1月) 特集 祭祀と芸能

<研究>
祭りと芸能序説   松前  健
中世山村における祭祀と芸能
 ー天竜川沿いと越前の小祠・小堂を中心にー   山路興造
<芸能史ノート>
近江国堅田庄における宮座の展開   小栗栖健治
<研究手帳>
民俗芸能の研究動向   渡辺伸夫

 

69号(1980年4月)

<研究>
古代芸能と場の問題   上田正昭
『入鹿』の成立   阿部泰郎
説経「小栗判官」論(上)   肥留川嘉子
<芸能史ノート>
蜘蛛舞早雲座考   守屋毅
<資料紹介>
紀州国主明神の翁面   中村保雄
<書評>
松崎仁『元禄演劇研究』   河合眞澄

 

70号(1980年7月)

<研究>
菅専助は説教僧にあらず   土田衞
天明期料理文化の性格 ー料理本『豆腐百珍』の成立ー   原田信男
説経「小栗判官」論(下)   肥留川嘉子
<資料紹介>
赤本「ぎおん大まつり」考   荻田清
<書評>
郡司正勝 著『かぶき論叢』   権藤芳一

 

 
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7 1 号 (1980年10月)
<研究>
錦文流の浄瑠璃   白方  勝
在方遊芸の展開とその社会的要因
 ー甲州東山梨郡Y家の遊芸活動と若者集団ー   氏家幹人

鎮魂の神楽と神楽歌 ー近世前期における備後の浄土神楽の能ー   岩田勝
<芸能史ノート>
今宮祭と西陣   坂本博司
<書評>
表章 著『能楽史新考(一)』   天野文雄

7 2 号 (1981年1月)
<研究>
韓日比較芸能考   金両基
『薩摩歌』論   井口洋
「曽根崎心中」の正本について   山根為雄
<芸能史ノート>
真宗と踊念仏 ー異端への系譜とその実態ー   菊池武
<書評>
熊倉功夫 著『近代茶道史の研究』   中ノ堂一信

7 3 号 (1981年4月)
<研究>
芸能史と美術史 ー中世仮面の場合ー   中村保雄
「芸能の衣裳」雑考 ー二三の特色ー   切畑健
天神の能   小田幸子
応永末年における猿楽の動向   五島邦治

<芸能史ノート>
二つの芸能展 ー茶の美術・古面の美ー   赤井達郎

7 4 号 (1981年7月)
<研究>
韓国の村祭りと仮面   李杜鉉
<釣狐>の形成と展開
 ー鷺流狂言史の一面ー   田口和夫
<芸能史ノート>
『うたおんど奥州二つ頭』考証   後藤多津子
<資料紹介>
丹後浦島社神事能史料について   伊藤正義
(共同研究代表)
<書評>
麻原美子 著『幸若舞曲考』   服部幸造

7 5 号 (1981年10月)
<研究>
風流踊歌の諸問題   真鍋昌弘
替間成立の一側面 ー道者アイをめぐってー   天野文雄
茶の湯における灰と灰形   筒井紘一
<芸能史ノート>
御茶壺道中の終焉   若原 英弌
<資料紹介>
『續諫夷書』(仮称)について ーその実態と綸旨としての性格ー   山田和人

<書評>
家永三郎 著『猿楽能の思想史的考察』   熊倉功夫

7 6 号 (1982年1月)
<研究>
民俗芸能の伝承 ー伝承の時と機会ー   三隅治雄
早歌の大成と比企助員   外村久江
<芸能史ノート>
近世桑名における山車の発達 ー石取祭車の変遷についてー   小川雅生
薬師寺修二会の存続基盤   西瀬英紀
<資料紹介>
京大本『百合若一生記』(上)   福造泰夫
<書評>
松本伸子『明治演劇論史』   権藤芳一

7 7 号 (1982年4月)
<研究>
「拾玉得花」から「申楽談儀」へ ー世阿弥生涯三期区分説に触れつつー   八嶌正治
「敦盛」論 ー世阿弥の修羅能生成の問題への試論ー   田中大士
<芸能史ノート>
寺社門前の芸能興行 ー近江湖南地方の場合ー   立川洋
<資料紹介>
百合若一生記(下)   福造泰夫

7 8 号 (1982年7月)
<研究>
『団扇曽我』と『百日曽我』試論   山根為雄
中世太子伝の伎楽伝来説話 ー中世芸能の縁起叙述をめぐりてー   阿部泰郎
<資料紹介>
筆の次   辻宏一
<研究手帳>
「悪所」の用例   守屋毅

7 9 号 (1982年10月)
<研究>
番外曲『治親』考
 ー付 牢破りの系譜ー   堂本正樹
重々から位風へ
 ー世阿弥の「位」私考ー   岡井敦子
『心中刃は氷の朔日』論   井口洋
<資料紹介>
「鉄砲舞」の書きとめについて   水野道子
<書評>
『義太夫年表近世篇』   角田一郎

8 0 号 (1983年1月)
<シンポジウム>
芸能史と美術史
シンポジュウムについて   守屋毅
画証の誤差について   狩野 博幸
美術品と茶道具の間 ー箱書をめぐってー   熊倉功夫
室礼と美術   佐藤 豊三
室内芸能の場   中村利則
<研究>
世阿弥の祝言能   小田幸子
間語りの構想と機能 ー居語りを中心にー   稲田秀雄
<芸能史ノート>
祭りの中の連歌   島津忠夫
<書評>
竹内道敬 著『近世芸能史の研究』   安田文吉
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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8 1 号 創立二十周年記念号 (1983年4月)
<研究>
能の誕生   小西 甚一
<その他>
芸能史研究事始
 ー例会報告の記録ー
資料・芸能史研究会の仕事
 会誌『芸能史研究』総目次(61号〜80号)
 芸能史研究会大会 報告・講演一覧
 芸能史研究会 例会・見学会一覧
芸能史研究会会員名簿

8 2 号 (1983年7月)
<研究>
説経『愛護の若』論(上)   肥留川嘉子
近世後期地方社会における諸芸と情報
 ー会津藩郷頭田中家にみる「諸芸の家」の記録ー   氏家幹人
<芸能史ノート>
『謡曲拾葉抄』における伊勢物語   青木賜鶴子
<資料紹介>
『正法輪蔵』東大寺図書館本
 ー聖徳太子伝絵解き台本についての一考察ー   阿部泰郎
<書評>
林雅彦 著『日本の絵解き ー資料と研究ー』   赤井達郎

8 3 号 (1983年10月)
<研究>
丸本歌舞伎の演出   権藤芳一
狂言六道の辻物をめぐって   山村規子
説経『愛護の若』論(下)   肥留川嘉子
<芸能史ノート>
古墳舞   南里美瑳子
<書評>
真鍋昌弘『中世近世歌謡の研究』   井出幸男

8 4 号 (1984年1月)
<研究>
ワキの意味 ー付、ヲカシ・ヲコツリ・ワザヲキー   阪倉篤義
風呂と寄合いの文化 ー公家日記を中心としてー   鶴崎裕雄
<芸能史ノート>
『家乗』芸能記事一覧   土田衞 (協力) 林公子 坂根由規子
<研究手帳>
最近の能楽研究をめぐって ー『文学』一九八三年七月号を中心にー   橋本朝生

8 5 号 (1984年4月)
<研究>
舞曲「敦盛」まで   北川忠彦
小町物の能と古註釈   宮田和美
武家猿楽と室町殿における興行 ー嘉吉の乱による猿楽の混乱にふれてー   五島邦治
<芸能史ノート>
万治・寛文期における八橋検校の筝組歌   山根陸宏
<資料紹介>
高島町の伊勢踊り   大森惠子

8 6 号 特集 アジア・アフリカの芸能   (1984年7月)
<シンポジウム>
アジアの芸能
 シンポジウム「アジアの芸能」について   守屋毅
 インド亜大陸北部における音楽職能集団をめぐって   藤井知昭
 中国祭祀演劇寸見   垂水稔
 スリランカの宗教儀礼と音楽についてのノートから   井狩弥介
 韓国巫俗の芸能性ー東海岸地域の場合ー   板谷徹
<研究>
アフリカ舞踊類型論の試み   小川了
<資料紹介>
キュネ本『遊女歌舞伎小屏風』   キュネ・ヘルムート 松平進
<書評>
萩原龍夫 著『巫女と仏教史 ー熊野比丘尼の使命と展開ー』   奥野義雄

8 7 号 (1984年10月)
<講演>
かぶきの世界構造について   郡司正勝
<研究>
鷺保教の伝授と工夫   下房 俊一
説経『しんとく丸』論(上)   肥留川嘉子
<芸能史ノート>
下鴨村六斎念仏の消長 ー古館家文書をめぐってー   森谷尅久
さいとりさし(鳥刺芸)の系譜   中村茂子
<資料紹介>
古浄瑠璃『熊野権現開帳』について ー洛東遺芳館本の位置ー   山田和人

8 8 号 (1985年1月)
<研究>
江戸の座元 ー四座の興行機構の形成をめぐってー   林公子
初期義太夫節の節付け ーアクセント史からの考察ー   坂本清恵
説経『しんとく丸』論(下)   肥留川嘉子
<芸能史ノート>
稲荷祭の神輿元について ー下社鳳鳥神輿を中心にー   坂本博司
<資料紹介>
『まつらさよひめ』の異本について   横山正

8 9 号 (1985年4月)
<研究>
「手」の芸術   林屋辰三郎
たゞこと ー世阿弥の音曲構成上に於ける位置と意義ー   山木ユリ
享保保教本に見る南都禰宜流   永井猛
貞享の義太夫の記譜法   山根為雄

<芸能史ノート>
菅専助の世話物の構成   久保見三知子
<書評>
関根只誠 纂録 関根正直 校訂
国立劇場芸能調査室 編 「東都劇場沿革誌料」   武井協三

9 0 号 (1985年7月)
中世芸能の変質 ー「道」の芸能者から「手」の芸能者へー   山路興造
寺岡平右衛門の成立   北川忠彦
宝暦期上方歌舞伎の浄瑠璃摂取   河合眞澄
<資料紹介>
翻刻・蓬左文庫蔵『開帳談話』ー近世名古屋における開帳記録ー   久野俊彦
<書評>
徳江元正 著『室町藝能史論攷』   田口和夫
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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9 1 号 (1985年10月)
<研究>
芸能史への視座   桜井好朗
古版本の「間の本」   小林健二
<芸能史ノート>
伊香立生津町の狂言について   関屋俊彦
<資料紹介>
横山正氏 所蔵 出羽掾正本『日本九ほんのじやうど』 
ー弘法大師物の古浄瑠璃ー   山田和人
<研究手帳>
三つの「風流」   守屋毅
<研究動向>
民族芸術学の勃興と芸能史研究   山口修

9 2 号 (1986年1月)
<研究>
猿楽座の組織と機能をめぐる諸問題   天野文雄
上方の咄家と天保・幕末期の流行唄 (上)
 ー“薄物の唄本”よりー   荻田清
<芸能史ノート>
仮面曼荼羅 ー『明宿集』を中心にー   中村保雄
<資料紹介>
宇都宮二荒山神社 式年造宮芸能記録   山路興造
『日さうき』   横山正

9 3 号 (1986年4月)
嫁獅子の実態   関山和夫
浄瑠璃作品に見える歌謡   真鍋昌弘
上方の咄家と天保・幕末期の流行唄 (下)
 ー一枚摺を中心にー   荻田清
<芸能史ノート>
『けいせい反魂香』興行年表   山根為雄
<書評>
守屋毅 著『中世芸能の幻像』   横井清

9 4 号 (1986年7月)
<研究>
番外曲研究序説   堂本正樹
祇園御霊会の芸能 ー馬長童・久世舞車・羯鼓稚児ー   山路興造
万寿の物語   阪口 弘之
<芸能史ノート>
『泰山府君』と千秋万歳 ー桜町中納言譚をめぐってー   黒田彰
<資料紹介>
『桂井素庵日記』の芸能記録   武井協三

9 5 号 (1986年10月)
<研究>
修羅能出立の変遷   小田幸子
室町後期の謡曲作者とその周辺 ー金春禅鳳の時代と作品ー   西瀬英紀
<芸能史ノート>
初代桂文枝追跡   芝  光男
<資料紹介>
大蔵家狂言面と小瀬家文書   草深清
「宮王宗竹」在名の「増女」をめぐって   中村保雄
<書評>
八嶌正治 著『世阿弥の能と芸論』   池田廣司

9 6 号 (1987年1月)
「昆布柿」の変遷   北川忠彦

戦国末期薩摩の茶の湯 ー茶の湯成立期の一側面ー   石田雅彦
<芸能史ノート>
作品面からみた近世上方俄の変遷過程
 ーパロディ俄と口合オチの定型化ー   宮田繁幸
<資料紹介>
三浦家文書『年中日記』
芸能記事一覧(延宝〜元禄期分)   西岡直樹
<書評>
諏訪春雄 著『近世芸能史論』   原道生

9 7 号 (1987年4月)
<研究>
春日若宮祭と一つ物   永島福太郎
江戸初期千家茶人の動向瞥見
 ー新出「兼常徳庵関係文書」の紹介ー   横井清
<芸能史ノート>
ニューヨーク市立図書館蔵『二代目池坊専好立花図巻』について   守屋毅
<資料紹介>
湯浅家蔵 細川忠利書状 ー丹波梅若の一資料としてー   前西芳雄
<書評>
堂本正樹 著『世阿弥』   味方健

9 8 号 (1987年7月)
<研究>
被差別民芸能の変遷   山路興造
秋田のささら獅子   中村茂子
<芸能史ノート>
修羅能の扮装
 ー弓矢と胡◆ー   岩崎雅彦
<資料紹介>
『月次狂言稽古会番組』   伊藤正義 山村規子
<書評>
井口洋 著『近松世話浄瑠璃論』   松平進

9 9 号 (1987年10月)
<研究>
流鏑馬行事と鎌倉武士団   鴇田泉
宮島の大蔵八右衛門派狂言   永井猛
『秋葉権現廻船語』 ー宝暦期の上方歌舞伎と浄瑠璃ー   河合眞澄
<資料紹介>
中世仮面と宗教および権力者
 ー柏原八幡神社蔵大光坊作尉面を中心にー   中村保雄
『月次狂言稽古会番組』索引   伊藤正義 山村規子

100号 特集 芸能史研究の課題と展望   (1988年1月)
<研究>
折口信夫と古代学
 ー折口芸能史をめぐってー   上田正昭
芸能史の課題   島津忠夫
<その他>
アンケート 芸能史研究の課題と展望
  現代の能研究の提唱   西野春雄
  能楽という芸能の輪郭   天野文雄
  狂言の舞台から   橋本朝生
  学際・読み   田口和夫
  歌謡史と芸能史   真鍋昌弘
  茶道史研究の展望   熊倉功夫
  『茶道古典大系』の刊行を夢みて   筒井紘一
  香道史の問題点   神保博行
  説経の表現力と芸能史   肥留川嘉子
  農村舞台史と操人形史の課題   角田一郎
  歌舞伎研究の統括   鳥越文蔵
  歌舞伎の資料整備   土田衞
  「民俗における舞踊」の方法   板谷徹
  中世・近世の絵画にあらわれた
   芸能史の研究   伊藤敏子
  偽書の価値   今尾哲也
  資料時代の芸能史   廣瀬千紗子
  芸能史研究にとって想像力とは何か   橋本裕之
  芸能史を越えて   林公子
  芸能史研究は確立されたか   守屋毅
  ジャンルを超えた多角的考察を
   望む   北川忠彦
  トータルな芸能の芸能史   松岡心平
 (※無題)   郡司正勝
芸能史研究会会員名簿
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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101号 創立二十五周年記念号  (1988年4月)
<研究>
情報産業社会における芸能   梅棹忠夫
<その他>
芸能史研究事始
 ー例会報告の記録ー
資料・芸能史研究会の仕事
 会誌『芸能史研究』総目次(1号〜100号)
 芸能史研究会大会 報告・講演一覧
 芸能史研究会 例会・東京例会一覧
 やすらい花調査報告書 目次
 京都の六斎念仏調査報告書 目次
 会誌『芸能史研究』執筆者索引(1号〜100号)

102号 (1988年7月)
<研究>
王の舞の成立と展開   橋本裕之
『一若丸絵巻』の周辺   林久美子
<芸能史ノート>
「落ち」のおかしさの心理学的研究   増山英太郎
                   勝見正彦
<資料紹介>
『橘宗賢伝来年中日録』芸能記事抄   土田衞

103号 (1988年10月)
<研究>
南都寺院における衆徒の延年結構
 ー僉議の芸能化をめぐってー   松尾恒一
「荒事」とその周辺   岩井真実
<資料紹介>
新版腰越状   横山正
<書評>
後藤淑 著『中世仮面の歴史的・民俗学的研究』   中村保雄

104号 (1989年1月)
<研究>
野郎かぶきの歌謠と浄るり   和田修
寛政以後上方劇壇の動向   青木繁
俄などから見た忠臣蔵五段目   荻田清
<芸能史ノート>
菅専助の改作方法の変遷   福嶋三知子

105号 (1989年4月)
<研究>
中世の音をめぐって ー高声と微音ー   網野善彦
近江猿楽座再考   山路興造
<舎利>と<韋駄天>   樹下文隆
<芸能史ノート>
複式夢幻能の間狂言の形成   岩崎雅彦
<書評>
鶴崎裕雄 著『戦国の権力と寄合の文芸』   湯之上早苗

106号 (1989年7月)
<研究>
「女の一生」と本文校訂   菅  泰男
園城寺延年開催の契機   松尾恒一
『ひぢりめん卯月紅葉』試論 ー近松浄瑠璃の言葉と物ー   時松孝文
<芸能史ノート>
近松の正本覚え書   山根為雄
<資料紹介>
国立国会図書館蔵『おどりの図』
 ー江戸初期盆踊の絵画資料ー   佐々木聖佳
<研究手帳>
ある太鼓持の芸能活動   守屋毅
<書評>
熊倉功夫 著『寛永文化の研究』   田中豊

107号 (1989年10月)
<研究>
「棒縛」私考   北川忠彦
熊野参詣の歌謡 ー結界と道行ー   永池健二
世阿弥における「かかり」の構造 (上)   富山泰雄
京観世史の一断面 ー福王凉哉<関寺小町>一件ー   小林健二
<書評>
中村保雄 著『古面の美 中世仮面の美術史的研究』   天野文雄

108号 (1990年1月)
<研究>
謠曲注釈と芸能史研究 ー解釈史としての能型付ー   伊藤正義
世阿弥における「かかり」の構造 (下)   富山泰雄
順礼歌謡と浄瑠璃作品   真鍋昌弘
役者評判記からよみとれるもの ー元文〜寛延期を中心にー   水田かや乃
<芸能史ノート>
幸若舞曲の武装表現   服部幸造
<書評>
赤井達郎 著『絵解きの系譜』   久野俊彦

109号 特集 翁猿楽の現況 (1990年4月)
共同研究「翁猿楽研究の現況」
翁猿楽成立期の研究をめぐって   山路興造
翁猿楽の変遷   天野文雄
翁面研究をめぐって   中村保雄
語りの翁とひとり翁 ー民俗芸能の翁研究をめぐってー   西瀬英紀
「翁猿楽研究の現況」   植木行宣
共同研究「翁猿楽研究の現況」資料
 翁猿楽研究文献目録
<資料紹介>
『法華五部九巻書』   落合 博志

110号 (1990年7月)
<研究>
中世非人の存在形態 ー清水坂「長棟堂」考ー   下坂守
蝉丸伝承考   安田夕希子
軽業師の倫敦興行 ーロイヤル・ライシアム劇場、一八六八年ー   三原文
<書評>
内山美樹子 著『浄瑠璃史の十八世紀』   白方勝
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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111号 (1990年10月)
<研究>
『謡言粗志』新出本付箋考   西村聡
加賀藩における舞々をめぐって
 ー『豊嶋安右衛門言上書』を中心にー   藤井奈都子
作品研究・能「西宮」の復曲について   関屋俊彦
<芸能史ノート>
宮廷サロンにみる伝統の継承 ー寛永文化の評価をめぐってー   杉本真理
古典芸能を中心とした『文芸鑑賞』という授業   鶴崎裕雄

112号 (1991年1月)
<シンポジウム>
「利休の茶の湯と朝鮮半島」   中村利則
                    楽吉左衛門
                    村井康彦
                    熊倉功夫
                    司会・守屋毅

<研究>
利休像の変遷と土佐派   岩間香
『芦屋道満大内鑑』初演の太夫役割について   角田一郎
<資料紹介>
椎葉村の臼太鼓踊   永松敦

113号 (1991年4月)
<研究>
天武天皇殯宮の芸能 ー王権・儀礼・文学ー   上野誠
文明年間の内裏手猿楽について   五島邦治
近世禁裏仙洞能一見   大谷節子
阪東寿三郎と第一劇場   森西真弓
<芸能史ノート>
狂言小舞「柴垣」考 ー神功皇后との関連を中心にー   稲田秀雄
<追悼>
守屋毅氏を悼む   北川忠彦

114号 (1991年7月)
<研究>
三道にいわゆる平家の物語
 ー能作者の庖厨にはどんな平家物語があったかー   島津忠夫
筑後掾と加賀掾の『氷の朔日』 ー付 絵入本の功罪ー   山根為雄
金森宗和 ー御室開窯以前を中心にー   岡佳子

<書評>
山路興造 著『翁の座 芸能民たちの中世』   田口和夫

115号 (1991年10月)
<研究>
<鍾馗>の構想
 ー金春禅竹の鬼の能ー   樹下好美
石山本願寺の謡初と「翁」   籠谷真智子
古浄瑠璃『しのだづま』の成立 ーなか丸とあべの童子ー   加賀佳子
<芸能史ノート>
活人形いきにんぎょうとその細工人達
 ー創始者 松本喜三郎を中心にー   土居郁雄

116号 (1992年1月)
<研究>
吉田家による『翁の大事』伝授の実態
 ー天理図書館吉田文庫資料を中心にー   天野文雄
壬生狂言舞台の変遷   八木 聖弥
<芸能史ノート>
持明院基規小考 ー持明院家蔵書目録という窓からー   小野恭靖
<書評>
信多純一氏の『近松の世界』 ー死後三百年、最良の知己を得た近松ー   諏訪春雄

117号 (1992年4月)
<研究>
本地物と人神 ー中国三層宇宙観と日本の中世的世界像ー   諏訪春雄
“主従言葉争い物”の狂言について   北川忠彦
<芸能史ノート>
「無謡一調」管見 ー囃子方秘伝の一面ー   斎藤恵子
書替え女狂言の系譜 ー元禄から享保までー   寺島夏子
<資料紹介>
豊後踊歌詞   郡司正勝
<書評>
人形浄瑠璃舞台史研究会編 『人形浄瑠璃舞台史』   武井協三

118号 (1992年7月)
<研究>
摩多羅神の系譜   山田雄司
『伊賀越道中双六』のお谷考   北川博子
<芸能史ノート>
現代ハンガリー演劇と能 ー『ラオダメイア』についてー   サボー・マリア
<研究手帳>
久米邦武の能楽研究 ー『久米邦武歴史著作集』の刊行に寄せてー   天野文雄

<資料紹介>
のろま狂言の未紹介資料 ー付<長持男>台本ー   橋本朝生
<書評>
井野辺潔 著『浄瑠璃史考説』   角田一郎

119号 (1992年10月)
<研究>
近世本願寺の能楽 ー謡初・御節の囃子をめぐってー   小林英一
合法と非合法のはざまで ー鉄割一座のサンフランシスコ興行ー   三原文
芸能を巡るもうひとつの「近代」 ー郷土舞踊と民謡の会の時代ー   笹原亮二
<芸能史ノート>
虎屋隆巴と虎屋弥兵衛   千賀聖子

120号 (1993年1月)
<研究>
宮古島狩俣聚落の祖神祭<イダスウプナー> ー芸能発生の一基底としてー   福田晃
早稲田大学演劇博物館所蔵「役の行者」初稿本   西村博子
能「呂后」と『前漢書平話』   王冬蘭
<芸能史ノート>
戦国期蹴鞠伝書の性格と機能 ー上原賢家宛・飛鳥井雅康伝書をめぐってー   稲垣 弘明
<書評>
安田文吉 著『常磐津節の基礎的研究』   竹内道敬
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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121号 創立三十周年記念号 (1993年4月)
<研究>
復曲の歴史とその思想   堂本正樹
<その他>
芸能史研究事始
 ー例会報告の記録ー
資料・芸能史研究会の仕事
 会誌『芸能史研究』総目次(101号〜120号)
 芸能史研究会大会 報告・講演一覧
 芸能史研究会 例会・東京例会一覧
芸能史研究会会員名簿

122号 (1993年7月)
<研究>
翁と三番叟
 ー芸能における来訪神の系譜ー   諏訪春雄
書替え女狂言の系譜(二)ー元文から享和までー   寺島夏子
<芸能史ノート>
落語「京桂派」について   橋本礼一
<書評>
川嶋将生 著『中世京都文化の周縁』   鶴崎裕雄

123号 (1993年10月)
<研究>
《西王母》《岩船》の「捧物」 ー本願寺謡初における特殊演出ー   小林英一
地方芸能興行市場の形成と町人の動向 
 ー二本松領・郡山宿を中心としてー   橋本今祐
<芸能史ノート>
なぜシェイクスピア劇は今まで能にならなかったのか
 ー逍遙と漱石の芸能観に関連してー   宗片邦義
近代能楽研究の先達 横山杣人の歳月
※ー付 横山杣人の年譜(1)ー   坂田昭二
<書評>
守屋毅 著『近世芸能文化史の研究』   和田修

124号 (1994年1月)
<研究>
能の多人数合唱(同音)の特質 ー「地」という言葉の用法からー   藤田隆則
静岡県森町の舞楽 ー山名神社の芸能についてー   中村茂子
<芸能史ノート>
横山杣人年譜(2)   坂田昭二
<研究動向>
報告・近松研究所の五年   棚町 知彌

125号 (1994年4月)
<研究>
大坂における天保改革令の寺社内芝居への干渉 ー大坂天満宮の場合を中心にー   青木繁
もうひとつの女優養成所 ー曽我廼家蝶鳥会・豊嶋女優団ー   森西真弓
<芸能史ノート>
「団十郎全快」かわら版の刊行時期   加賀佳子
横山杣人年譜(3)   坂田昭二
<資料紹介>
井伊家伝来史料の楽書   五島邦治
<書評>
『中国芸能史ー雑技(サーカス)の誕生から今日まで』   井上泰山

126号 (1994年7月)
<研究>
田辺の別当のくちなわ太刀   北川忠彦
「おさん茂兵衛こよみ歌」の一齣   山根爲雄
四段目・橘姫について ー『妹背山婦女庭訓』試論ー   梅津美智
<追悼>
追悼・北川忠彦氏   島津忠夫
<芸能史ノート>
横山杣人年譜(4)   坂田昭二
<書評>
民俗芸能研究の会第一民俗芸能学会 編『課題としての民俗芸能研究』   西瀬英紀

127号 (1994年10月)
<研究>
米国興行に賭けた芸能六座の動向 ー一八六七年を中心にー   三原文
周防国松崎天神社「十月会」と大内氏 ー頭役差定をめぐってー   貝英幸
<芸能史ノート>
日本文化史と中世盲僧   広瀬浩二郎
<書評>
『アイスキュロスと世阿弥のドラマトゥルギーーギリシャ悲劇と能の比較研究ー』
 Mae J Smethurst. The Artistry of Aeschylus and Zeami : A Comparative Study of Greek Tragedy and No. Princeton : Princeton University Press, 1989.
   藤田隆則

128号 (1995年1月)
<研究>
興福寺維摩会延年の成立   松尾恒一
河津・俣野取組み考 ー河津掛けをめぐってー   山村規子
<研究動向>
新段階を迎えた奥浄瑠璃研究
 ー阪口弘之編『奥浄瑠璃集 翻刻と解題』の刊行に寄せてー   荒木繁

<書評>
表章 著『喜多流の成立と展開』   小林英一

129号 (1995年4月)
<研究>
元禄期上方歌舞伎の芝居小屋   藤田実
『壇浦兜軍記』琴責の段 ー上演形態の変遷を中心にー   澤井万七美
明治前期の福島県における芸能興行の動向
 ー安積開拓と興行免許地の制限をめぐってー   橋本今祐
<芸能史ノート>
三藐院(近衛信尹)の岡野(板部岡)江雪斎宛書状 ーお国歌舞伎の一史料ー   永島福太郎
<資料紹介>
武田科学振興財団杏雨書屋蔵『今大路家書目録』について ーお伽の医師の蔵書ー   福田安典

130号 (1995年7月)
<研究>
十六世紀における京都「町衆」の 風流「踊」
 ー都市における権力と民衆の交流をめぐってー   河内将芳
京都顔見世の賑わい ー芝翫・璃寛の時代からー   荻田清
<資料紹介>

昭和文楽の軌跡 ー越路大夫の「寺子屋」ー   井野辺潔
<書評>
佐藤道子 編『中世寺院と法会』   天野文雄
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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131号 特集 近世の能楽 (1995年10月)
<研究>
貝塚御坊願泉寺と金剛流能役者長命大夫 ー「長命一件之事」をめぐってー   斎藤恵子
若衆のいる狂言舞台図 ー<大小>の舞台図などー   永井猛
近世後期大坂の能常舞台   中川桂
<資料紹介>
鳥取池田藩演能記録 ー正徳二年(一七一二)分ー   田中  貢 永井猛

132号 (1996年1月)
<研究>
操り浄瑠璃成立以前   山路興造
秦氏系楽家「秦河勝楽祖伝承」の成立一考   森本美恵
<書評>
井出幸男 著『中世歌謡の史的研究 ー室町小歌の時代』   佐々木聖佳

133号 (1996年4月)
<研究>
都喜蝶とその舌耕芸 ー文政・天保期の京の舌耕者ー   宮尾與男
<芸能史ノート>
神戸市の鬼追行事に見る民俗的意義 ー長田神社の追儺式を中心にー   中村茂子
<書評>
後藤淑 著『民間仮面史の基礎的研究』   中村保雄
<追悼>
中村保雄氏追悼   菅  泰男
中村保雄さんの追憶   林屋辰三郎
<資料紹介>
鳥取池田藩演能記録 ー正徳三年(一七一三)分ー   田中貢 永井猛

134号 (1996年7月)
<研究>
喜多古能の能楽論 ー『寿福抄』『謡曲悪魔払』をめぐってー   米田真理
古記録に見る室町時代の茶礼について   永田尚樹
<芸能史ノート>
ブラジルの「羽衣」   福田秀一
<書評>
福原敏男 著『祭礼文化史の研究』   西瀬英紀

135号 (1996年10月)
<研究>
近世日向の盲僧 ー盲僧寺院の文書からー   西岡陽子
遊宴の場と能楽 ー東山時宗寺院の阿弥坊塔頭における催しをめぐってー   小林英一
<資料紹介>
鳥取池田藩演能記録 ー正徳四・五(一七一四・五)分ー   田中貢 永井猛
<研究動向>
古浄瑠璃研究の動向と展望
信多純一編『赤木文庫古浄瑠璃稀本集ー影印と解題』  安田富貴子

136号 (1997年1月)
<研究>
家元制下における芸道の特質 ー十八世紀における茶の湯を中心にー   熊倉功夫
三世中村歌右衛門の「人形振り」   澤井万七美
同朋衆の存在形態と変遷   家塚智子
<書評>
籠谷眞智子 著『真宗文化史の研究ー本願寺の芸能論考ー』   小林英一

137号 (1997年4月)
<研究>
中世桂女の存在形態と呪能   森田恭二

初代桂文治と『落噺桂の花』 ー新出本の紹介とその考察ー   宮尾與男
<芸能史ノート>
梅津千秋万歳考   村上紀夫
民俗芸能にみる棒振り ー発生と展開ー   中村茂子

138号 (1997年7月)
<研究>
女性の劇界進出   倉田喜弘
「烏帽子折」をめぐって   内山美樹子
南都禰宜衆の演能活動(上) ーもう一つの能楽史ー   宮本圭造

139号 (1997年10月)
<研究>
南都禰宜衆の演能活動(中) ーもう一つの能楽史ー   宮本圭造
『法隆寺縁起白拍子』の周辺 ー作者重懐の文学環境に関わってー   加賀元子
<芸能史ノート>
芝居札小考 ー享保期以前の場合ー   松澤正樹
<書評>
竹下喜久男 著『近世地方芸能興行の研究』   永井彰子

140号 (1998年1月)
<研究>
狂言番外曲の伝承経路(上) ー天理堀村本所収曲をめぐってー   稲田秀雄
南都禰宜衆の演能活動(下) ーもう一つの能楽史ー   宮本圭造
天保改革令と堺の歌舞伎芝居   斉藤利彦
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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141号 林屋辰三郎先生追悼号(1998年4月)
<追悼文>
林屋芸能史研究のいぶき   上田正昭
燈心先生   赤井達郎
林屋先生を偲ぶ   熱田公
底深く鋭い「史眼」   網野善彦
先生を偲んで   伊藤博夫
思い出   今尾哲也
林屋先生を偲ぶ   岩井宏實
学究八十余年、その起承転結   臼井史朗
兄のごとき存在   梅棹忠夫
追憶の林屋先生   梅谷繁樹
林屋辰三郎先生を偲んで   岡佳子
ある女性校正者の追憶とともに   奥窪伍
再度の激励を支えに   籠谷眞智子
『日本人の知恵』のころ   加藤秀俊
香研究における林屋先生の主張   川嶋將生
林屋辰三郎先生を偲ぶ   河音能平
芸能史研究会発足の頃   衣笠安喜
追悼文   久保文武
先生と私   熊倉功夫
学恩に思う   後藤淑
林屋先生の想い出   権藤芳一
林屋辰三郎先生追悼文   斉藤利彦
おかげさまで……林屋先生   坂田昭二
林屋先生との出合い   島津忠夫
林屋辰三郎先生を偲んで   千宗室
林屋辰三郎先生を偲ぶ   高橋春子
林屋先生・その大才を育てた礎はどこ?   田中日佐夫
後水尾さん   田中豊
先生ご報告いたします   辻ミチ子
恩人林屋大人   永島福太郎
林屋先生をしのんで
 ー個人的な感謝ー   中ノ堂一信
林屋先生の思い出   丹生谷哲一
国立劇場にかける林屋芸能史の継承
を目指して   西瀬英紀
林屋先生から受けた学恩を思う   服部幸雄
フェミニズム以前   廣瀬千紗子
ベネトンカラー   福持昌之
学恩に感謝する   松山宏
想い出   見市泰男
先生、さようなら   村井康彦
林屋先生の思い出   森田恭二
林屋先生から学んだこと   門田秀夫
林屋先生の想い出   森山宣昭
大恩無限   山上伊豆母
事務局からの林屋先生   山村規子
林屋先生のご冥福を祈って   和田修
牡丹の華麗さをたたえた史学   脇田晴子
<論文>
下間家伝来資料にみる下間少進の事績   天野文雄
尾張藩御役者木下家年譜考   飯塚恵理人
同朋衆の職掌と血縁   家塚智子
狂言「神鳴」の構想   稲田秀雄
世阿弥佐渡配流の背景について   今谷明
小袖の風流   植木行宣
中世における踊念仏から念仏踊への展開をめぐってー踊念仏から念仏踊への移行の要件と祖先祭祀への関与によせてー   奥野義雄
物売り歌謡研究序説 ー“売り声の歌”と“物売りの歌”ー   小野恭靖
一六世紀京都の風流踊にみえる二人の人物像について ー初期洛中洛外図を中心にー   河内将芳
浅井織之丞家の歴史と系譜   小林健二
寛文年間の三味線工人注文 ー新発見の松平大和守直矩関係史料からー   五島邦治
近代東京の人形遣い ー吉田国五郎の足跡その他ー   澤井万七美
茂山千五郎家の系譜 ー八代久蔵英政以前ー   関屋俊彦
当麻寺奥院蔵『十界図屏風』と連歌会図・花の下連歌   鶴崎裕雄
興行免許地の制限と民衆の動向 ー旧福島・若松・磐前の三県を中心にー   橋本今祐
道行と路程記 ー日本と韓国の語り物の比較からー   邊恩田
狂言「因幡堂」の成立試論   藤岡道子
伊賀観菩提寺正月堂修正会の儀礼構造   松尾恒一
祭礼と山車人形 ー大阪天満宮の御迎船人形を中心にー   宮尾與男
貴志猿楽考   宮本圭造
常盤散所小考   村上紀夫
院政期蹴鞠における履物装束について   村戸弥生
舞々考 ー地方の舞々を中心にー   山路興造

142号 (1998年7月)
<研究>
狂言番外曲の伝承経路(下) ー天理堀村本所収曲をめぐってー   稲田秀雄
南都禰宜衆演能年表   宮本圭造
<芸能史ノート>
茶会記論の試み   谷晃
<資料紹介>
漢詩文画讃 職人尽絵貼交屏風   岩崎佳枝

143号 (1998年10月)
<研究>
大坂の砂持   田中豊
蟻通考   富山泰雄
鬼王貧家の場の形成と変遷 ー江戸歌舞伎における曽我狂言の位置ー   鏡味貴美子

144号 (1999年1月)
<研究>
神能の位置 ー猿楽能の寿祝性と在地共同体ー   脇田晴子
狂言の女をめぐって   橋本朝生
研究史・『琴歌譜』に記された楽譜の
解読と和琴の祖型 ー附・『琴歌譜』研究・参考文献
 目録ー   増田修 (※附)横山 妙子
<芸能史ノート>
『団扇曽我』と『百日曽我』 ー先後関係を中心にしてー   森谷裕美子
<書評>
橋本裕之 著『王の舞の民俗学的研究』 (第一部「王の舞の民俗史」を中心に)   西瀬英紀

145号 特集 近世上方芸能の諸相   (1999年4月)
<研究>
『芝翫帖』の成立とその周辺   神楽岡幼子
宇治一派の浄瑠璃 ー山城少掾文庫蔵の抜本についてー   川端咲子
近世後期堺における寺社内芝居の動向   斉藤利彦
<芸能史ノート>
初代桂文治小考 ー名古屋の見聞記を中心にー   中川桂
<研究動向>
上方役者絵研究(一九八九ー一九九八)   水田かや乃

146号 (1999年7月)
<研究>
間部詮房の能楽について   竹内信夫
花笠文京と劇界   木越俊介
<研究動向>
最近の狂言研究 ー橋本朝生氏・田口和夫氏の著書を中心にー   稲田秀雄

<書評>
天野文雄 著『翁猿楽研究』   樹下文隆
安田富貴子 著『古浄瑠璃ー太夫の受領とその時代』   東晴美

147号 (1999年10月)
<研究>
手猿楽「堀池」二代 ー宗叱・宗活事績考ー   伊吹美保子
明治期の大阪落語に関する一考察 ー一九〇四年の改良運動をめぐってー   古川綾子
<書評>
松尾恒一 著『延年の芸能史的研究』   宮本圭造
<その他>
芸能史研究会会員名簿

148号 特集 絵画と芸能 (2000年1月)
<研究>
能の絵巻・絵本における史料性   小林健二
絵画史料にみる近世初期のかぶき小屋 ー「はな」を遣すー   阿部彩子
<芸能史ノート>
見世物をどう理解するか ー近世後期の興行件数と見世物絵からー   川添裕
<資料紹介>
細見美術館蔵「洛外図」について   小川佳世子
早稲田大学図書館蔵 『山中ときわ』ー解題と翻刻ー   深谷大
<書評>
島津忠夫 著『戦後の関西歌舞伎 ー私の劇評ノートからー』   権藤芳一

149号 (2000年4月)
<研究>
籠細工の見世物興行 ー大坂下り興行の実態ー   宮尾與男
能役者の雅交 ー大倉宣義と大坂天満宮神主滋岡家をめぐってー   大谷節子
<資料紹介>
間部詮房演能一覧   竹内信夫
<書評>
石井倫子 著『風流能の時代ー金春禅鳳とその時代』   川島朋子

150号 (2000年7月)
<研究>
「凱陣八島」と「出世景清」ー能「安宅」の摂取という観点からー   岩崎雅彦
<資料紹介>
『藤堂藩梶田家伝来天正九年二月奥書謡伝書』の翻刻と研究   尾本頼彦
<研究動向>
近年の茶の湯研究から   谷端昭夫
<書評>
倉田喜弘 著『芸能の文明開化』   橋本今祐

 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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151号 (2000年11月)
<研究>
《難波》成立の背景ー応永十五年の将軍義持の家督継承前後の状況をめぐって 天野文雄
<その他>
会誌『芸能史研究』総目次(1号〜150号)
会誌『芸能史研究』執筆者索引(1号〜150号)

152号 (2001年1月)
<研究>
能《満仲》における舞事の変遷   小林健二
龍谷大学大宮図書館蔵『大蔵流間之本』をめぐる諸問題
 ー京都大学文学部図書室蔵『大蔵流惣間語』との関係などー   長田あかね
役者似顔給金付考    倉橋正恵
<資料紹介>
初代笑福亭梅香作『繪本十二支』ー幕末期の舌耕文芸作品ー   宮尾與男
<書評>
五味文彦編『芸能の中世』 野地秀俊

153号 (2001年4月)
<研究>
歌右衛門贔屓の貼込帖   神楽岡幼子
東西浄瑠璃界の交流と土佐少掾   鈴木博子
初期県会における芸能統制ー三新法体制下の福島県の芸能環境ー  橋本今祐
<芸能史ノート>
国学者近藤芳樹の茶  影山純夫
<書評>
荻田清著『上方板歌舞伎関係一枚摺考』 北川博子

154号 (2001年7月)
<研究>
韓国の語り物「パンソリ」における視覚化の方法ー日本の語り物と比較しつつー  邊恩田
<芸能史ノート>
豊臣政権における茶湯の場ー「ゆるし茶湯」の終焉ー  竹本千鶴
<資料紹介>
華厳寺蔵「職人歌合絵巻」  岩崎佳枝
<書評>
横田冬彦編『シリーズ近世の身分的周縁2 芸能文化の世界』  村上紀夫

155号 (2001年10月)
<研究>
平安時代から鎌倉時代における製茶  張建立,
世阿弥作能の「場」ー「野守」における春日野ー  阿部由佳
<芸能史ノート>
同朋衆の文化史上における評価をめぐって  家塚智子
<研究動向>
都道府県別民俗芸能緊急調査の現状と課題  福持昌之
<書評>
武井協三著『若衆歌舞伎・野郎歌舞伎の研究』  山路興造

156号 (2002年1月)
<研究>
作品研究 巻絹 山木ユリ
「興行地」堺と観客 斉藤利彦
<芸能史ノート>
中村如水と坂田藤十郎ー元禄歌舞伎の周辺  宮本圭造
<書評>
山中玲子著『能の演出ーその形成と変容』  藤田隆則
<礫・つぶて>
新刊紹介『新修 泉佐野市史』5史料編中世2  鶴崎裕雄

157号 (2002年4月)
<研究>
宇都宮二荒山神社蔵『造宮日記』における能楽記事の史料的意義  小林健二
能大夫小畠了達とその一族ー江戸前期京都能界の一面ー  宮本圭造 
<書評>
小林健二著『中世劇文学の研究―能と幸若舞曲―』  稲田秀雄
河合眞澄著『近世文学の交流―演劇と小説―』  大高洋司
<礫・つぶて>
「能楽学会」の設立
刊行がはじまった『梅若実日記』 

158号 (2002年7月)
<研究>
早竹虎吉とそれに連なる芸人たちー虎吉は何人いたかー  三原文
「奥義」と「別紙口伝」ーその先後関係と世阿弥能楽論の展開ー  尾本頼彦
<芸能史ノート>
山科家領今西宮をめぐる諸問題 ー「相阿弥書状」を手がかりにー  家塚智子
<資料紹介>
大坂三郷芝居櫓開発(『大阪三郷芝居矢倉株一件』)より  中川桂
<書評>
植木行宣著『山・鉾・屋台の祭り 風流の開花』  鬼頭秀明 
<礫・つぶて>
「つく舞考」と真伎楽ー古代芸能の伝流と再構成ー

159号(2002年10月)
<研究>
四条道場芝居考  川端咲子
<芸能史ノート>
幕末期の四代目中村芝翫と五代目坂東彦三郎ー両者の関係と世間の評価ー  倉橋正恵
<資料紹介>
『並木正三不戻噺』翻刻と解題  廣瀬千紗子
<書評>
永井猛著『狂言変遷考』  藤岡道子
<礫・つぶて>
国立劇場の文楽公演

160号 (2003年1月)
<研究>
近世桂女考 村上紀夫
福島県における興行税・芸人税などの諸課税の動向  橋本今祐
<芸能史ノート>
文化財としての民俗芸能ーその経緯と課題ー  俵木悟
<礫・つぶて>
折口信夫の呪縛
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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161号 (2003年4月)
<研究>
山・鉾・屋台の祭と芸能 植木行宣
遺跡出土の操り人形かしらー古代から近世中期ー  加納克己
戦国大名朝倉氏による芸能の保護と越前猿楽  宮永一美
<資料紹介>
「天下祭・祇園祭図屏風」について 八反裕太郎
<研究手帳>
武蔵屋本私記ー浄瑠璃初期活字本蒐収顛末ー  後藤静夫
<礫・つぶて>
松田修讃

162号 (2003年7月)
<研究>
文化研究の潮流と近代茶道史研究  田中秀隆
御懺法講の定着過程にみる公武権威の主導権争いについてー南北朝から室町後期まで  三島暁子
<芸能史ノート>
世阿弥晩年期の能の表現と応永期の連歌―「看聞日記紙背文書連歌」をめぐって  小川佳世子
<書評>
佐藤道子著『悔過会と芸能』  西瀬英紀
神楽岡幼子著『歌舞伎文化の享受と展開 観客と劇場の内外』  池山晃
<礫・つぶて>
「歌舞伎四百年」寸感

163号 (2003年10月)
<研究>
草創期における公家の茶の湯 ー『兼見卿記』を中心にー  谷端昭夫
世阿弥における物狂能の展開 ー「放下」「遊狂」「物狂」の語義の検討からー  澤野加奈
『花伝』第六花修の本文変更 ー義持新時代における世阿弥の転向ー  重田みち
<資料紹介>
『御即位御能番組』 ー幕末の即位能ー  権藤芳一
<礫・つぶて>
学問の非力さ
<芸能史の書棚>
武井協三著『江戸歌舞伎と女たち』  斉藤利彦

164号 (2004年1月)
<研究>
世阿弥の作能法 ー『老松』を例としてー  阿部由佳
平戸藩十代藩主松浦熈と「平戸囃子」  米田真理
<芸能史ノート>
初代中村仲蔵の手記に関する考察 ー『月雪花寝物語』の書誌整理による『秀鶴日記』の検討ー  加藤征治
<書評>
永島福太郎博士の『茶道文化論集』について  熊倉功夫
<礫・つぶて>
古典芸能離れの責任

165号 (2004年4月)
<研究>
竹本義太夫推定正本『頼朝七騎落』をめぐる諸問題  團夕紀子
書流・松花堂流における教授体系とその背景  川畑薫
<書評>
水野悠子著『江戸/東京 娘義太夫の歴史』  後藤静夫
<礫・つぶて>
「横道理論」のその後
<芸能史の書棚>
檜瑛司著・皆川学編『徳島県民俗芸能誌』  山路興造

166号 (2004年7月)
<研究>
田安宗武と明和改正謡本 ー田安家旧蔵『版本番外謡本』の書込みをめぐってー  中尾薫
<芸能史ノート>
幇間の研究 ー幇間の近代史を中心にー  甕佳代子
<芸能評論>
ドキュメント阿国『復元』 小笠原恭子

167号 (2004年10月) 特集 語り物の流れー幸若舞曲から古浄瑠璃へー
<研究>
〈幸若舞〉再誕 ー近世初期の曲舞ー  川崎剛志
古浄瑠璃における能の影響 ー能操りを媒介としてー  小林健二
寛永期古浄瑠璃の詞藻  阪口弘之
<資料紹介>
関原与一(翻刻)  阪口弘之
<書評>
高桑いづみ著『能の囃子と演出』  藤田隆則
 <芸能史の書棚>
遠藤徹 構成『雅楽(別冊太陽)』   斉藤利彦

168号 (2005年1月)
<研究>
鎌倉末期の田楽界と相模入道高時 ー東大寺文書の田楽関連資料をめぐってー  天野文雄
茶の湯点前における類似・相違に関する研究 ー多変量データ解析によるー  廣田吉崇
観音霊験譚と錦絵・生人形・人形浄瑠璃 ー浄瑠璃『壺坂霊験記』の成立ー  細田明宏
<礫・つぶて>
民俗芸能の舞台化をめぐって
<芸能史の書棚>
熊倉功夫編『遊芸文化と伝統』  岡佳子

169号(2005年4月)
<研究>
季御読経における引茶について  相馬範子
後土御門天皇期の禁裏における猿楽興行の諸様相ー公家集団の申沙汰を中心にー  小森崇弘
江戸中後期における笛方一噌流の地方伝承ー仙台藩を例に―  森田都紀
<芸能史ノート>
本阿弥光悦の政治思想と『太閤記』  田村航
<書評>
世界人権問題研究センター編『散 所・声聞師・舞々の研究』  小林健二
<芸能史の書棚>
荻田清著『笑 いの歌舞伎史』  斉藤利彦

170号(2005年7月)
<研究>
奇術師ドクター・リンの来日公演ー環太平洋圏劇団興行ネットワークの視点からー  三原文
近世における桂女と配礼・勧化  村上紀夫
<礫・つぶて>
博物館ボランティアをやってみたい人に
<芸能史の書棚>
熊倉功夫著『茶 人と茶の湯の研究』  家塚智子
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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171号(2005年10月)
<研究>
乞食者を「ほかひひと」と訓むことについて  山本尚友
茶の湯の流派維持のあり方ー組織論と点前論の観点からー  廣田吉崇
振付師志賀山流の成立と展開―初代万作から九代目勢以まで  加藤征治
<芸能史の書棚>
権藤芳一著『上 方歌舞伎の風景』  島津忠夫

172号(2006年1月)
<研究>
「楽戸」の伝流ー芸能民差別の源流を考えるー  山路興造
『風姿花伝』の完成と世阿弥の思想ー増阿弥の存在のかかわりの可能性ー  重田みち
明和改正謡本と加藤枝直ー『謡曲改正草案幀』の再検討からー  中尾薫
<芸能史の書棚>
脇田晴子著『能 楽のなかの女たち 女舞の風姿』  西瀬英紀

173号(2006年4月)
<研究>
瀧本坊における書跡蒐集と什物目録の変遷ー恩頼堂本『瀧本坊代々什物之覚』を中心にー  川畑薫
「東京文楽」と「義太夫人形座」ー四世吉田国五郎と吉田新三郎の足跡ー  澤井万七美
<資料紹介>
近衛信尋消息並後水尾天皇勘返状  茶湯研究会 名和修
<書評>
宮本圭造著『上 方能楽史の研究』  樹下文隆
<礫・つぶて>
声の表現力
<芸能史の書棚>
安東伸元、中野愼子著『狂 言画写の世界―影印・作品解説・装束の着付・装束の構成』  関屋俊彦

174号(2006年7月)
<研究>
『当世芝居気質』作者考ー半井金陵は並木荘治なりー  廣瀬千紗子、正木ゆみ
享保期江戸歌舞伎における屋敷方と芝居町の一様相ー加賀藩邸上演記録を中心にー  鈴木博子
応仁の乱期の『大乗院寺社雑事記』に見る芸能文化  鶴崎裕雄
<礫・つぶて>
節談説教の異変
<芸能史の書棚>
説話と説話文学の会編『説 話論集〈第15集〉芸能と説話』  長田あかね

175号(2006年10月)
<研究>
戦国期の禁裏における声聞師大黒の存在形態  杉山美絵
早竹虎吉の最後ー描かれた野辺送りと虎吉の肖像写真についてー  三原文
<資料紹介>
菊亭文庫所蔵「薫物故書」翻刻と校異(上)  田中圭子

176号(2007年1月)特集 芸能と絵画資料−浮世絵研究の新次元−
芸能と絵画資料−浮世絵研究の新次元− 赤間亮
<講演記録>
芸能と画像資料 木村八重子
<研究>
演出資料としての黄表紙−「忠臣蔵」七段目の遊興とその周辺− 齊藤千恵
役者絵と役者評判記−三代目中村歌右衛門を例に− 神楽岡幼子
絵画資料にみる黙阿弥作品−『鼠小紋東君新形』を例に− 埋忠美沙
歌舞伎における「役者絵」の可能性−まとめに代えて− 赤間亮

177号(2007年4月)
<研究>
茶祖栄西像の再検討−『喫茶養生記』をめぐって− 米田真理子
<芸能史ノート>
究理堂文庫蔵小石元瑞煎茶具目録『茶具厨並平生心賞架品目』について 舩阪富美子
<資料紹介>
菊亭文庫所蔵「薫物故書」翻刻と校異(下) 田中圭子
<芸能史の書棚>
横道萬里雄著『能 にも演出がある―小書演出・新演出など』 恵阪悟

178号(2007年7月)
<研究>
奥三河の大神楽−民俗芸能生成の過程をめぐって− 山ア一司
後土御門天皇連句文芸御会の歴史的位相 小森崇弘
<書評>
沖本幸子著『今 様の時代―変容する宮廷芸能』 天野文雄
<芸能史の書棚>
黒木文庫特別展実行委員会著 ロバート・キャンベル編『江 戸の声―黒木文庫でみる音楽と演劇の世界』 廣瀬千紗子

179号(2007年10月)
<研究>
信濃における神事舞太夫・梓神子集団の歴史的展開 中野洋平
七代目市川団十郎と成田山新勝寺の江戸出開帳 木村涼
久留米藩の大坂蔵屋敷勤番日記に見る芸能享受 中川桂
<書評>
天野文雄著『世 阿弥がいた場所―能大成期の能と能役者をめぐる環境』・大谷節子著『世 阿弥の中世』 西村聡
<芸能史の書棚>
大石泰夫著『芸 能の〈伝承現場〉論―若者たちの民俗的学びの共同体 』 福持昌之


180号(2008年1月)
<研究>
茶会記にみる「今ヤキ」と「京ヤキ」 岡佳子
<芸能史ノート>
明治末期の京都の町と能楽−富田清助日記の記事から− 川島朋子
<資料紹介>
名古屋市蓬左文庫蔵「焼物調合法」翻刻と注記 田中圭子
<芸能史の書棚>
熊倉功夫編『井 伊直弼の茶の湯 』『彦 根城博物館叢書2 史料井伊直弼の茶の湯 (上) 』『彦 根城博物館叢書3 史料 井伊直弼の茶の湯(下) 』 岡佳子
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
101号〜 111号〜 121号〜 131号〜 141号〜 151号〜 161号〜 171号〜 181号〜 191号〜
201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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181号(2008年4月)
<研究>
衆徒の舞−延年の乱拍子をめぐって− 沖本幸子
桃山から江戸時代初期の茶陶流通と京都 岡佳子
<芸能史ノート>
後土御門天皇の千句連句文芸御会−和歌との対比から− 小森崇弘
<芸能史の書棚>
『ZEAMI』 04 特集 六百年忌記念 足利義満の時代  小森崇弘

182号(2008年7月)
<研究>
山伏狂言の印−茄子・烏・蕗− 植木朝子
開化期の若松県における村芝居の存立環境
−村中・若衆中の奉納行動をめぐって− 橋本今祐
<芸能史ノート>
井伊直弼と三條家薫物秘説との関係について 田中圭子
<書評>
加納克己著『日 本操り人形史―形態変遷・操法技術史』 山路興造

183号(2008年10月) 特集・芸能史と文化史−林屋辰三郎没後十年−
<シンポジウム>
「芸能史と文化史−林屋辰三郎没後十年−」を開催するにあたって 藝能史研究會
文化史研究と芸能史研究 川嶋將生
<研究>
一九五〇年代と林屋史学 村上紀夫
「戦国時代の祇園祭」論−豊かなイメージと史実の間隙− 河内将芳
室町仏教と芸能・談義 原田正俊
一つ物研究のはじまり−馬長研究との交差− 福原敏男

184号(2009年1月)
<研究>
旗本茶人からみる近世前期の茶湯−多賀左近について− 八尾嘉男
<芸能史ノート>
宴曲と天台の秘伝−〈三嶋詣〉の場合を中心として− 神田裕子
三大狂言の序切跡−『義経千本桜』「堀川御所」を中心に− 多田英俊
<資料紹介>
鳥取池田藩演能記録−宝永八年・正徳元年(一七一一)分− 永井猛
<芸能史の書棚>
宮尾與男編著『図 説 江戸大道芸事典 』 村上紀夫
小林責・池田哲夫『佐 渡能楽史序説 現存能舞台三五棟 』 稲田秀雄

185号(2009年4月)
<研究>
二代目市川団十郎追善草双紙『七廻五関破』について−描かれた荒事、「暫」「関羽」「押戻」「不動」のことなど− 齊藤千恵
洛中洛外の富士垢離と富士小屋 村上紀夫
室町後期「人形」の諸相−儀礼の人形・言説の人形− 潮田秀二
<書評>
服部幸雄著『宿 神論 日本芸能民信仰の研究 』 西瀬英紀
<芸能史の書棚>
人間文化研究機構国文学研究資料館編『図 説「見立」と「やつし」 日本文化の表現技法 』 廣瀬千紗子

186号(2009年7月) 特集・芸能史料としての藩政記録
<研究>
芸能史料としての藩政記録−藩政記録から分かること、分からないこと− 宮本圭造
小鼓幸家と津軽弘前藩 青柳有利子
操狂言太夫小山次郎三郎の動向−初代から三代へ− 鈴木博子
<講演記録>
藩政記録と芸能史研究 武井協三
<書評>
金賢旭著『翁 の生成 渡来文化と中世の神々 』 西瀬英紀

187号(2009年10月) 特集・音からみる芸能史
<研究>
日本音楽史の研究方法 小島美子
日本音楽史研究と芸能史 福島和夫
南北朝・室町時代の天神講と奏楽 ―足利将軍家と醍醐寺法身院の関わりから― 三島暁子
歴史史料としての口頭伝承(録音資料) ―京観世の強吟― 藤田隆則
<書評>
久野俊彦著『絵解きと縁起のフォークロア』 村上紀夫
<芸能史の書棚>
松岡心平編『看聞日記と中世文化』 家塚智子
福島和夫著『日本音楽史叢』 斉藤利彦

188号(2010年1月)
<研究>
寛正五年糺河原勧進猿楽の橋掛りは本当に舞台後方まっすぐに伸びていたのか
                                   ―能舞台変遷史再考― 天野文雄
<芸能史ノート>
盛岡藩・弘前藩・仙台藩・秋田藩(湯沢・院内)の操り人形芝居 加納克己
<芸能史の書棚>
内山美樹子著『文楽 二十世紀後期の輝き 劇評と文楽考』 斉藤利彦

189号(2010年4月)
<研究>
中世京都の祭礼における鉾とその変容 ―比較祭礼文化史のための基礎的考察― 本多健一
<芸能史ノート>
人形浄瑠璃における「序切跡」についての考察 ―詞章内容および曲節の分析から― 多田英俊
植民地台湾の女学校といけ花・茶の湯 小林善帆
<芸能史の書棚>
植木朝子著『梁塵秘抄 中世を映す歌謡』 川島朋子

190号(2010年7月)
<研究>
並木宗輔作「和田合戦女舞鶴」の構想と『吾妻鏡』 内山美樹子
からくり人形と絵画資料 山田和人
<書評>
山路興造著『京都 芸能と民俗の文化史』 村上紀夫
小森崇弘著『戦国期禁裏と公家社会の文化史 ―後土御門天皇期を中心に―』 家塚智子
 

 
1号〜 11号〜 21号〜 31号〜 41号〜 51号〜 61号〜 71号〜 81号〜 91号〜
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201号〜 211号〜 221号〜 231号〜            
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191号(2010年10月)
<研究>
中世宮廷音楽の時代区分とその特質 −名器、御遊、秘曲伝授の関係を視座として− 猪瀬千尋
リトル・オーライの図像学 −海外文芸作品などに描かれた日本人軽業師の場合− 三原文

192号(2011年1月) 特集・仏教儀礼と芸能
<研究>
古代国家の仏教儀礼と地域社会 吉田一彦
日本中世社会の形成・展開と修正会・修二会 ―講経法会との対比から― 上島享
<芸能史ノート>
真福寺大須文庫所蔵『中堂咒師作法』考 ―法咒師研究の一助として― 大東敬明
<書評>
米田頼司著『和歌祭 風流の祭典の社会誌』 吉村旭輝

193号(2011年4月)
<研究>
乗牛風流と鵲鉾についての考察 河内将芳
『御遊抄』の史料的性格 渡辺あゆみ
<芸能史ノート>
松本喜三郎「西国三十三所観音霊験記」 生人形の見世物小屋 遠山真留美
<書評>
『植木行宣 芸能文化史論集』全三巻 西瀬英紀
<礫・つぶて>
無形遺産の一部、文楽「顔付」の存続を 内山美樹子

194号(2011年7月)
<研究>
朝茶事の歴史的変遷 −茶湯の「芸態」へのアプローチ− 神津朝夫
<芸能史ノート>
『大野木克寛日記』から見た加賀藩中期の能楽 西村聡
<書評>
神津武男著『浄瑠璃本史研究 近松・義太夫から昭和の文楽まで』 久堀裕朗

195号(2011年10月) 特集・流動期の狂言−中世と近世をつなぐもの−
<研究>
基調報告「流動期の狂言をめぐる諸問題」 関屋俊彦
鷺流の「古態」−天正狂言本との関連を中心に− 稲田秀雄
狂言の古図から見えてくるもの−江戸時代以前の演技・演出を推考する− 藤岡道子
年預と《翁》−長命茂兵衛の活動を中心に− 長田あかね

196号(2012年1月)
<研究>
盲僧琵琶の誕生について−北九州に伝存する楽器資料の調査から− 薦田治子
北野巫女「あやこ」と多治比奇子−天満宮創建功労者の系譜− 五島邦治
<芸能史ノート>
英訳狂言の問題−《棒縛》を例に− 関屋俊彦 サヴァス美苗
<芸能史の書棚>
橋本雄著『中華幻想−唐物と外交の室町時代史』 家塚智子

197号(2012年4月)
<研究>
西園寺北山第妙音堂と琵琶秘曲伝授−空間の復元と儀礼の再現を通して− 猪瀬千尋
中世京都の御霊祭をめぐる基礎的考察−応仁の乱後の復興まで− 本多健一

198号(2012年7月)
<研究>
大様なる能と世阿弥の脇能 重田みち
中世前期「遊女」の組織とその支配 辻浩和
<研究手帳>
名古屋山三郎の屋敷−研究の役には立たない情報− 小笠原恭子

 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
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