こんな秋の夜長な感じの時は河原の側で騒ぐのもいいかななんて思ったりもするけれど、やっぱり夜は涼しいし、結局は屋内でって感じになる。
「グラントーツ!!ゴール!!ここで試合終了のホイッスル。見事グラントーツ、クラブカップ選手権の本戦の出場権を得ることができました!!」
今日はスタッフメンバー全員でスポーツ観戦。
世界中の人々が熱中するゲームでの我々ワール・ワーズも盛り上がってるというわけだ。
4年に1度のワールド・カップ。年に一回のクラブカップ選手権。
盛り上がると言えばどちらだろうか。
ラプテフ国内ではワールドカップ。
たくさんの小国があるカバネルやリグリアはクラブカップ選手権という感じか?
いやどちらも同じぐらいに盛り上がりがあるのは事実だ。
「いやぁ良かったよね、グラントーツが出場できてさ」
エウルはグラントーツのファン。
熱狂的な。
彼の地元であるリスキーはグラントーツのホームグラウンドなのだ。
ちなみにオレ達ワール・ワーズが押してるのはラウナス。
ラプテフの首都であるショルドがホームグラウンドだ。
クラブカップ選手権は昨年度の上位2チームでから出場できる。
グラントーツは昨年度の優勝チーム。
ラウナスは残念ながら届かなかった。
今年こそは!!
と一サポーターとして思ってはいるが、今年もどうだか。
結局上位はグラントーツとユーカラ、クライトス、の三つどもえで争われてるからだ。
ラウナスは、戦線を離脱している状況だ。
悔しい。
「まぁ、何はともあれ再来月からやるクラブカップ選手権で我がグラントーツを応援しようじゃないかうん。というわけで、これからの応援と今日の出場を祝してかんぱーい」
上機嫌のエウルの言葉で乾杯をする。
まぁいい、なにはともあれ応援していないわけでもないんだ、今日は数々の激戦を制したグラントーツを祝おうじゃないか!!
目指せ優勝!!
は、言い過ぎか?
木根さん誕生日記念なので、一応語りはクロンメル。
クラブカップ選手権を見てるワール・ワーズ達。
ちなみに、この曲は月の河という曲(フォークソング)とI Hate Folk(ヘヴィメタル?)をまぜまぜにしてある曲です。